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ピアノとタイピング

「ピアノがうまいと打つのも速いの?」

こんな声を聞くことがある。確かに、この世でこれほど細かい指の動きが要求されるのは、ピアノとタイピングのみ。両者には何か関係があっても良いはず…。

実は著者は、小1〜5の5年間、ピアノを経験している。大してうまくない。ちょっと指の動きが複雑になってくると普通に無理、という程度のレベルである。それがタイピングのスキルに影響しているのか、と訊かれると…正直よく分からない。

ピアノとタイピングでは決定的に違う点がある。ピアノはキーを押すだけでなく、その押す強さ、タイミングまで気を配らなければならない。それに比べてタイピングはというと、とにかく速ければ良い!! そんな強さタイミングなど関係ないのである。まああまり強すぎるとキーボードが壊れるかもしれないが。

こう書いてしまうと、ピアノよりタイピングの方が楽に見えるかもしれない。ピアニストにとって速い動きなんてショパンの「小犬のワルツ」とかやってて余裕。タイピングなんか楽勝♪……? 甘い。ピアニストはパソコンのキー配置を見て唖然とするのである。キーの面積が小さいものだから、ピンポイントで合わせなければいけない。ピアノではない縦の動きも要求される……。

もちろん、タイピングがうまい人がピアノすぐできるなんていうのも、到底無理な話。パソコンのキーよりピアノのキーの方がはるかに押すときに力がいる。ピアノはいくつかのキーを同時に押すことも要求される。

結局、片方がうまいからもう片方もできるなんて、そんなムシの良い話はないのである。ただ両者とも、指を使うという作業ではあるので、まあ練習するとしたら慣れの問題かも。上達が早いとか、何らかの得はあるのかもしれない。

ちなみにピアニストの指の最高速は、タイピストのそれよりも速い、と思われる。

ピアノタイピング
キーの配置ほぼ一次元、横だけ二次元的、縦横
キーの大きさ指1本余裕・縦に長い指ぎりぎり
キーの重さ重い、軽いのもある軽い
人への要求押す強さ、タイミング、芸術的センス速けりゃよい
使う指左右すべて(でないとやばい)左右すべて(でなくてもできるけど)
爪がのびてると怒られる怒られないとは思う
複数キー同時によくある補助キー除き不可、壊れる
同じキー連続である普通はやらない、仕事が進まない
練習とか曲ごとにそれなりに同じ文を繰り返せばそれは速くなる
教材とか楽譜ないと話にならないなくてもできなくはない
有名人♪うまい人は有名になれる速くても有名になれない
(2003.8.7)
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