出会い 3

「磐田」
 広いバスルームの片隅の壁に設置された折り畳み式のベッドを開くと、磐田はルークを抱え上げ、そこに仰向けにさせた。そして脚をまとめて持ち上げる。
 じいに持ってこさせたウェットティッシュ……俗に言うお尻拭きを取り出し、ユリカは青年の秘部を丹念に拭く。茶色い汚れが落ちると、今度は前へ来る。しつこく拭かれて緩く勃ち上がり始めたそこに、ルークはまた頬を染め目を閉じる。
「ひぁっ!?」
 お尻拭きごと、肛門に人指し指を突っ込まれた。
 ずぷずぷと埋められていく感覚に、ルークは不本意ながら呼吸を乱し身を震わせる。
「まだ残ってるみたいね……」
 言いながらユリカは自分のポケットからイチジク浣腸を3本取り出す。そして、何も言わずに急に抽入する。
「う、ぁ、やっ痛っ……」
 内側に擦れる痛みにルークが上げた声など意に介さず、3本とも入れ終わる。
 そして紫色の太いバイブを入れ、その上におむつを被せてテープを留めた。
 慣れないながらもきっちりと着込んでいたが乱れつつある上着、濃い灰色の靴下と革靴、そして白いおむつ。
 ミスマッチな格好にユリカは笑みを浮かべる。
「ほら、さっき栓落としたでしょう。あの時に汚した廊下、舐めてもらうわよ」
 言われたルークは嫌そうな顔でベッドから降り、なんとか立とうとしたが脚に力が入らず床に膝をつく。
「立てないのなら這ってきなさい」
 後ろでまとめた長髪を上から引かれ、仕方なく四つん這いでついていく。

 襲ってくる便意と腹痛と、何故か生じた快感震える脚で、なんとか栓を落とした所まで這っていく。
 すると、ユリカは髪を離し落とした栓を拾ってきた。
「まずこれを舐めて綺麗にして」
 四つん這いも辛くなり、床に正座した縮こまる格好になってしまったルークの前にしゃがんだユリカは、その栓を閉じられた彼の口に当てる。
「ゔ……」
 自らの便の臭いに顔をしかめたルークだが、その臭いを嗅いで便意も高まってしまう。
「ほら」
 鼻をつままれて呼吸ができなくなり僅かに開かれたルークの口に栓が押し込まれる。
「ん゙っ」
 あからさまに嫌な顔をして目を閉じ、顔を背けた彼の頬に、茶色い汚れがつく。
「まあ、いいわ。汚した床を舐めなさい」
 磐田に茶色い水滴が少し飛び散った床まで引きずられ、頭を押し付けられる。必死で抵抗するが、力が入らない。
「そういえばさっきの浣腸、媚薬入りの特別製だから」
 聞くと急に身体の火照りが明確なものとなる。
「ぁ……」
 顔を真っ赤にし、目に涙を浮かべたルークを見て、ユリカが笑みを浮かべながらスイッチを入れた。
「うあ、あぁぁっ!」
 自分の内での急激な振動に思わず声を上げる。彼の自身もおむつの中で勃ち上がって震えているのだろう。
「い、や……だっ、やめ……!」
「床を綺麗にしたら止めてあげる」
 泣きそうな顔で恐る恐る床を舐め始めると、振動が弱まった。
 ルークは床を綺麗にすると、振動こそ止まったものの、苦しさと快感で床にうつぶせになってしまった。
「床を汚さなかったら、今日は終わりにしてあげる」
 緩慢な動作で顔を上げたルークは磐田に腰を持ち上げられた。ユリカにおむつの尻部分を下ろされ、ゆっくりとバイブを抜かれる。
 また床を汚すことのないようにと括約筋を締める。
「そんなに締め付けたら抜けないじゃない」
 言われて、ゆっくりと力を抜く。
 バイブが抜けると同時に襲ってきた排泄感になんとか耐えると、ユリカがおむつを上げた。
「出しちゃっていいわよ」
 茶色くなった浣腸液が出た後、先ほど残っていた便がミチミチと音を立てながらおむつの中に出始める。
 内壁に擦れる感覚に身体は更に熱くなり、再び射精して、ルークは気を失った。

「起きた?」
 まだはっきりとしない意識の中で聞く声は思いの外優しく、温かかった。
 先ほど違って横にトイレになど無い、銭湯のような広い浴場で、ルークは壁にもたれかかるように座らされていた。薬も抜けてすっかり萎えたそこを、自分と同じく一糸まとわぬ姿のユリカに洗われている。
「!? ……いい!自分でやる!」
 恥ずかしさに顔を赤くして訴えるが、もう終わるわ、と受け流される。
「ほら、綺麗になったわ。浸かってもいいわよ」
 そう言って少女はさっさと浴槽に入る。ルークも遠慮がちに後を追う。
「……何それ中途半端ね、いっそこっちに来なさいよ」
 大きな浴槽の中、彼女と近すぎず遠すぎずの距離を取った青年に、ユリカは不満げに言う。
「いや……でも……」
「じゃあそこから動かないで」
 言うと同時に少女が近付いた。
 間近で見る彼女に先ほどのことを思い出し、ルークは顔を背けて赤くなっている。
「今日はご苦労様」
 青年の頬に軽く触れるだけの羽のようなキスを落とす。
「じゃあ、私は上がるわよ」
 呆然とする青年を尻目に浴場を出た少女の顔は真っ赤であった。

「お嬢様、ホレちゃったかしら」
「お二人ともお可愛らしい」
 着替えを用意した後こっそりと覗いていたメイド達が笑いあう。
 地獄耳のユリカにも、この時ばかりは聞く余裕はなかったようだ。

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