GAG STORIES |
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スーパーエルオリオブラザー(ズ)
【第3章】 エイト×4
再トライです。
今度はスライムを垂直に踏みつけることで倒すことができました。モンスターを倒すとチャリン☆とゴールドが貰えるのはこれまでと同じようです。エイトは今後の装備を固めようと、お金を集めながら進みました。
(トロデ王に「装備などない」と言われるのは随分と後になった頃のお話です)
さて、このフィールド。
至る所に穴があるばかりか、上から鉄槌が下りてくるわ大砲がやってくるわ、エイトは休む暇もありません。
「キラーパンサー呼びたい……」
走り疲れてきたエイトは、ボソリとそんな事を言っていました。
「エイトよ、乗り物(○ッシー)が使えるようになるのは次のハード(SFC)からじゃ」
「えっ、これってFCなんですか!?」
プレステ世代のエイト、レトロゲームにがっくりです。
「しかし魔法は使えるぞ」
トロデ王がそう言うと、今しがた叩いたブロックから何かが生え、「これを取りなさい」と指示を受けます。
するとエイトはメラの呪文が使えるようになりました!
「ここに来てやっとメラ……!」
ちょっと凹みますが、MPの概念がないので使用回数は無制限です。
エイトは長距離からもモンスターを駆逐できる魔法に、やや冒険の難易度が軽減された気になりました。
目の前の敵を遠方から事前に倒せる便利さは快適です。エイトはメラを撃ちまくってまさに快進撃、鬼のように突き進みました。
(なんだ、けっこうラクチンじゃ……)
そう思った瞬間。
「……あれ?」
エイトの視界は真っ暗になり、そこで彼の記憶は途絶えました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「制限時間というのがあっての。あんまりウロウロしていると窒息死するんじゃ」
「何故に窒息!?」
再び教会で目覚めたエイトは、RPGの典型的性格である道草好きな自分を呪うよりも、その「死因」の理不尽さに納得がいきませんでした。
制限時間って何なのさ。
(つづく)
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【ワンポイント】 |
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FCとは初代家庭用ゲーム機、ファミリーコンピューターの略です。
(今や超激レア機「ファミコン」)
SFCはスーパーファミコン、我々を冒険者に育て上げた神機種です。
私のはまだまだ現役、ロマサガ3やってますがな。
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