妹汁
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昨今の妹ブームは皆さんご周知のことではありますが、今一度ブームの火付け役を振り返ると、そこにはシスタープリンセスがあったことは最早言うまでも無いことです。それ以前から無論妹属性というものはあったのですが、シスタープリンセスがこれを世に広めたことは間違い無いでしょう。しかし、シスタープリンセスはコンシュマーゲームであります。ということは、妹たちとの関係が例え義理であったとしてもHシーンは無いのです。数々の人々がこの問題について考えました。ある人は成人向けシスプリ同人誌をつくり、またある人はWEB上で絵を公開し、またある人はゲームを作成したのです。 「妹汁」は、シスプリに始まる妹へ向けられた性欲を、限りなくソフトな形で実現させた「超」優良作なのであります。 バカっぽいがこだわられたテキスト 本作のストーリーはストーリーの項を参照していただきたいのですが、もう非常に馬鹿馬鹿しいものです。ですが、本作はエロ目的のゲームであるためにはっきり言ってどうでも良いです。どうでも良かっただけに笑える設定だったのはポイント高いんですけどね(笑) そして、設定だけではなく主人公の行動も笑わせてくれたのはプレイ中に飽きを感じさせなくて良かったですな。ただのエロ目的のゲームだと、単調になりがちな行動パターンやセリフがきっちりと毎回違ってましたし、こういうところで手を抜かない姿勢が嬉しいわけですよ。 キャラクターは言わずもがな妹妹妹であります。兄である主人公に対しての呼び方は「お兄ちゃん」「お兄さん」「兄ぃ」と全員違っている辺りが明らかにシスプリを意識してますね(笑) 絵柄は可愛く万人向けですが、やや結希のバランスがおかしい立ち絵がありました。他は問題無し。性格も素晴らしいことに全員兄を慕っております。当然の様に思われるかもしれませんが、結構重要なことです。 システムとしてはマップ移動型で、マップ上にはキャラクターが表されているので、迷うことはありません。しかし、ただ一人のヒロインを追いかけるだけではコンプリートは出来ませんし、ゲームの楽しみ方としてもまだまだです。複数のヒロインを日数を分けて追いかけることによってハーレム状態のエンディングを迎えることが出来たり、バッドエンドでは何と主人公がとんでもないことに……? しかもすべてのエンディングにおいてHシーンも濃いのが美味しい。また、ヒロインがいない場所に行くとHシーンの幅を広げるアイテムを拾える隠し要素があるなど、意外とゲームとしても楽しめます。
本作の何が超良作たる所以か。それはエロゲーとしての本分を十二分に果たした上で、我々お兄ちゃんたちのハートを鷲掴みにしていくバカっぽいけど愛を忘れない姿勢であります。 Hシーンはとにかくフェラが素晴らしく、声優による演技が炸裂している! テニスウェアー、メイド服、スク水など各種コスプレが備えられているばかりか、巨乳、ネコミミ、ふたなりなどのパターンも存在し、その手の人にも配慮がなされている! さらにサブキャラの使いどころも間違っていない。義母がいる……ということは当然親娘丼があり、女友達がいる……ということは当然レズシーン〜3Pに突入もするのである! というかこれでHシーンに不満があるっていう人は妹属性じゃないんですよ(ぉ 私的には超満足ですね。 そして、バカっぽくてストーリーなんて無いも同然ですが、Hの際には愛を忘れない主人公の男らしさ。エロが売りというゲームは、どうしても陵辱や鬼畜プレイを入れてしまう傾向がありますが、本作に関しては一切ありませんでした。すべてのHに愛がある。ストーリーを捨て去り、萌え+Hを満遍なく浸透させることに成功した妹汁は、数ある妹ゲーの中で、数少ない良作の一本であると私は思います。 ……そう言えば淫語を話す時にピーと入って文字に●がかかってその音が消えるのがあるじゃないですか。全然聞こえるんですが(^^; これってサービス……? |