姫百合姉妹編


1/21(金)
 当初は花梨の次に攻略しようと目論んでおったのですが、さっぱり出現ポイントが掴めずずるずると先延ばしに。双子で顔も似ているし、正直二人分クリアーしなくてはならないと言うのは何となく苦痛でした。そもそも何で双子と言う設定なのか、原画家の割り振りをミスったのか、と思ってました。多少性格に差はあれどほとんど同じ様な顔したキャラを二回も攻略したくないじゃないですか。だから最初の方で一人、後半でもう一人クリアーという苦肉の策を弄するも失敗に終わり、るーこ編でようやく出現のさせ方が判明するとは……。情けない限りであります。

 ですが、どうやらそんな心配は若干解消されたようです。どうやらこの姉妹のシナリオは二人で一つらしい。つまり、一周すればOKというわけですよ。これで何とかやる気もキープ出来たな、ふぅ。

 ということで、姫百合姉妹編です。おっとり系の姉とやんちゃ娘の妹を相手取ってシナリオは進むのだが。どうにも瑠璃が由真とかぶってならない。特に靴の中に画鋲を入れようとするシーンなんて由真編で同じイベントシーンがありましたよね。もう少し上手いこと出来なかったのか、と思えないことも無いわけだったのですがまあ仕方が無い。後、微妙にインチキくさい関西弁は何とかならんのか。札幌出身の私ですが、大阪に住んでいたこともあるのでどことなく感じてしまったのですが地域差ですかね? リーフも大阪にあるから下手を打つことは無いか……。と、何となく文句が先に出てしまったのですが、萌えは健在。塗りも丁寧ですし、イベントも中々妄想させるものばかりです。相変わらず煽らなくてもと思う。いざエロゲーを作らせると大したものが出来ないのに何で全年齢にするとこうやって身悶えさせるかね……(^^; 全年齢だからってやって良いことと悪いことがあるぞー! というかあの風呂イベントはなによ。生殺しかっ!?

 という感じでえち度は高めでラブコメが延々と繰り返されます。期間が1ヶ月無いのでそれほど長くは感じませんけどもね。

 そしてバッドエンド。何故っ!?
1/22(土)
 あー、わかりましたよ、雄二さんよ。何が何でも貴様と修学旅行に行けってんだなあっおいっ!

 ということでバッドエンド3回目であります。 どうにもあの恋愛ゲームでの選択肢で実はお母さんだったとか瑠璃のお姉さんとか選択し直したのですがさっぱり関係無いみたいですな。4/15からやり直します。







 …………







 バッドエンド4回目。何故っ!?

 何かさっぱり進まないんですが。もしやあの選択肢か……?(謎)







 …………







 ようやく進行が見られました。雄二の野郎……(謎)
 ということで、苦労した結果、デートイベントを発生させて頑張ってきました。普通にこの後もラブコメ展開が続きますな。

 そんな生活もイルファの登場により亀裂が生まれるのですが、このイルファが犯罪的に可愛い。相変わらずサブキャラクター萌え路線を突っ走ります。このイルファ、イベントCGが無いわけなんですが、出来れば出して欲しかったところ。そこは残念ですが、ともかく立ち絵と声が非常に俺好みなので現実に発売されたら借金してでも買いますとも(笑) 心を持ったロボットというものはいつの時代も人類の夢ですなあ……。ああそうです。ロボと言えばクマ吉って映画のA.I.に出ていたクマを意識している様な気が(笑)
1/23(日)
 何だかんだでハッピーエンドを迎えたのですが、最後の最後でやっぱりラブコメだよなあ、これと(^^; ラブコメ嫌いじゃないですけどね♪ にしても近年の百合勢力は強い……。これを18禁で出したらどうなるんだ……と想像してみるが良い!(<?)

 あ、あと以下は完璧な私の感想です。
 基本的に年下の人間から名前で呼び捨てされるのが嫌いと言う屈折した人間性を持った私としては、この二人はもろに名前呼び捨てなので少々がっくりきた(ぉ 要は私は清純な後輩を求めているのである! 後輩には「〜さん」と礼儀正しく接してもらいたい、というのが私の属性の詳細であります。 ですが、本名プレイしていると文字としての表示は名前で呼び捨てながら、音声としては主人公の呼称が珊瑚は「にいちゃん」瑠璃は「あんた」であるため、ある意味正解だったかもしれない。妹属性持ちの方は本名プレイ推奨!(?)

後記

 結局のところ、ヒロインが誰であったのか今一つ明確化されないシナリオでありましたが、それがこのシナリオの狙いなのか……。何というかこの姫百合姉妹を進めて行くのあたって、どうにも主人公とのシンクロ率が上がりません。そもそもどうしても主人公自身が第三者的な視点で見ているような傾向があるために、恋愛要素が薄れてしまっているのです。薄い濃い以前に主人公とヒロインとの恋愛を主軸として成り立っているわけではないというのが根本にあるわけで、それが姫百合姉妹編の醍醐味というべき点なのかもしれません。そしてサブキャライルファが大活躍。私的には幼少時代に珊瑚が渡したウサギのぬいぐるみともう少し接点を持たして欲しかったところなのですが、ここはそれは置いておきまして、後半のイルファのセリフの一言一言にしんみりとしてしまいました。
 そして何故イルファという存在がこの話に出ているのか。

 それは、ロボットと人間との恋愛が妹と姉との恋愛に似ているからかもしれません。

 しかし、四人に心がある限り、四人は永遠です。

支えあう世界が存在し続ける限り……。



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