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ということでるーこ編です。今回は既にクリアーしてしまっていますので回想になってしまうのですがそれもまたよし(<?) 思えば出会いは衝撃的でした。 突如謎の言葉を発したかと思えば次には「ケネン、ズィー、ドイチェス、シュプレッヒェン?」とか呟いたから私は「あー。さっきのは異常に高速なドイツ語だったんだな」と思い、さらにはもしかするとネイティブはあれぐらいの速度で話すのが普通なのか!?ととてつもない勘違いまでする始末。 にしてもメイドロボの次は宇宙人かよ……。えらく突拍子もない設定でありますが、私は信じますよ! だってこれはゲームなんだから(死) ということでですね、宇宙人と人間との交流を描いたのがるーこ編だったわけでして、つまり言葉の通じるE.T.であると。こういうわけです(違 ただ、私は一つずっとゲーム中不思議に思っていたことがありまして、それは彼女の名前はルーシー・マリア・ミソラと設定ではあるにもかかわらず、本編でずっとこの名前が使われなかったことです。通称るーこでストーリー中押し通されるわけです。 しかしここにまさにポイントがあったのですね。 エピローグを見ないとこれは分からないので是非ともクリアー後にこの意味を噛締めていただきたいと思いますが、これが断罪であったと。やるなぁ……。 思うにこのストーリーはエピローグのためにつくられていたと言えるかもしれません。ここまでのTo Heart2はかなりお約束と言えるハッピーな結末を見せてくれました。花梨編が顕著であります。ですが、このるーこ編は違いました。間違ってもこれは他のヒロインたち同様のハッピーエンドとして一括りには出来ません。これだけ丁寧にストーリーを生かした結末もそうそう無いと思います。そうした意味においても、るーこ編は異色であったと言えるのです。単なるハッピーエンドで終わらなかったこのシナリオを私は高く評価したいと思います。 |