Wind -a breath of heart-
ブランド | minori | 発売日 | 2003.1.30 |
定価 | 6800円 | | |
ハード | DC | ディスク数 | 1枚 |
ジャンル | ADG | |
原画 | 結城辰也 庄名泉石 | シナリオ | 向井正哉 古我望 木村方哉 |
音楽 | TWO-FIVE | |
音声 | フルボイス | ボーカル曲 | あり |
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ストーリー |
故郷の学園に編入した丘野真と妹のひなたは、お調子者の同級生・橘勤や、その幼馴染みの紫光院霞、たくさんの友人たちと共に、ごく普通に楽しい学園生活を送っていた。
ある日の放課後、学園でふいに真が耳にするハーモニカの音。
なぜか懐かしいそのハーモニカの音色に誘われるまま、夕暮れの屋上で、ひとりの少女と出会った。
「想いは、遠く離れてても届くんだよ。
そして想いを無くさない限り、また会えるの。
…今、私たちがこうしているようにね」
そう言って微笑みながら真の方を振り向いたのは、かつて離ればなれになった幼馴染み・鳴風みなもだった。
それぞれの思いを胸に、学園生活を送る真とその友人達。
不思議な街を舞台に、彼らの物語が今、そのはじまりを告げようとしている。
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キャラクター名 | 私的お気に入り度 | | 声優 | 属性 |
鳴風みなも | ■■■■■■■■■■■ | 11/10 | 倖月美和 | 幼馴染み・ツインテール |
丘野ひなた | ■■■■■■■■■■ | 10/10 | 笠井律子 | 義妹・元気っ娘 |
藤宮望 | ■■■■■■■■■■ | 10/10 | 岡田純子 | 元気っ娘・ポニーテール |
藤宮わかば | ■■■■■ | 5/10 | あおきさやか | メガネっ娘 |
月代彩 | ■■■■■■■ | 7/10 | 平井理子 | 綾波系・ショート |
紫光院霞 | ■■■■■■ | 6/10 | 児玉さとみ | メガネっ娘・優等生 |
橘勤 | ■■■■■■■■■■ | 10/10 | 陶山章央 | お調子者・親友 |
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主要搭載システム | BGM及びボーカル曲 |
●オートメッセージ
●スキップ(既読判定あり)
●バックログ
●バックログ中の音声
●巻き戻り
●CG鑑賞(クリアー後)
●音楽鑑賞(クリアー後)
●シーン回想(クリアー後)
●ムービー鑑賞(クリアー後)
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●BGM17曲
●OP歌
Wind
長谷川めぐみ
●ED歌
つ・ば・さ
渡邉瑛美
●挿入歌
Dream
長谷川めぐみ
●挿入歌
Flow
倖月美和
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雑感 | 個人的名曲 | アルケミストって君望を移植したところ何ですが、私は移植二作目のWindで初プレイとなったわけです。足回りは良好。NECのシステムと似た感じです。 不満点を挙げるとするならば、音楽鑑賞ではBGMのみを鑑賞可能であり、歌は鑑賞できないのが残念。倖月さーん!!
| ボーカル曲がとにかく上手いです。ゲームの歌に留めておくには勿体無い。
●Flow ●Wind ●ある晴れた朝 ●one day ●再会 ●lunch time |
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倖月ボイス炸裂っ!!
Windなんですが、DC移植に際して、倖月さんが歌を歌っています。めたくたに素晴らしいです。惚れます。私は倖月さんの声が声優の中で一番好きでして、この人の声ならばどんなキャラクターでも一瞬にして萌えキャラに脳内変換されますよ! 本作ではメインヒロインみなもの声を担当とのこと。たまらん……。
ということで、今回はminoriの出世作Windを批評するのですが、私は初回版買ってないのですよね。何かやけにバグが多いという情報が出回っていたのでWindは回避の方向で、水月のみにしました。水月が超良作で良かったのですが、Windが気になっていたのは確かなこと。翌年DCに移植されたので、私はこちらを買ったわけです(今はPC版もありますが)。 キャラの絵にはややクセあり。舞台の風音町は綺麗で、どことなくエレガンスな雰囲気が漂います。音楽も平衡して○。秀麗なムービーは今でも語り草です。それでは不思議な街で繰り広げられた物語を追っていくこととします。
伏線の隠し方
このゲーム、話は良かったんですが今一つEDが納得いかーん! みなもが不憫で不憫で……うぅ……。 とまあ、私情は一つ置いておきまして。Windの魅力を考えた時に外せないのが風音町とその世界観であります。綺麗な外観と、町民皆が平然と使用する不思議な力。如何にも自然体な不自然さが独自の空気を生み出している点に注目したいところ。当然これが伏線となってくるのですが、あまりにもゲームの世界の中に違和感無く組み込まれているために真実が明かされた時の衝撃は中々のもの。伏線の隠し方が上手いゲームなのです。そう言った不自然さを隠すだけのストーリーを進行させることが出来るのに、何故かセリフなどのテキストの出来が酷い有様なのが玉に瑕なのですが……(−−; そんな世界で展開される本編ですが、恋愛ものには違いありませんが、ただのだだ甘ストーリーでは終わりません。達観してそうで実はさっぱり分かっていない激鈍主人公のおかげで話は鬱モードから対立モードまで様々な色を見せます。ここに先程の街の秘密が上手く絡まり合って、Windは成立しているのです。
総合得点 | ■■■■■■■ | 76/100 |
おすすめ度 | ■■■■■■■ | 7/10 |
ボイス | ■■■■■■■■■■ | 10/10 |
シナリオ | ■■■■■■■■ | 8/10 |
テキスト | ■■■■ | 4/10 |
キャラクター1 | ■■■■■■ | 6/10 |
キャラクター2 | ■■■■■■■■ | 8/10 |
音楽 | ■■■■■■■■■ | 9/10 |
演出 | ■■■■■■■■■■ | 10/10 |
システム1 | ■■■■■■■■ | 8/10 |
システム2 | ■■■■■■■ | 7/10 |
シチュエーション | ■■■■■■■■ | 8/10 |
グラフィック1 | ■■■■■■■■ | 4/5 |
グラフィック2 | ■■■■■■■■ | 4/5 |
幸せの「かたち」
「想いは、遠く離れてても届くんだよ。」
これがWindのキャッチコピーです。本作は様々な困難を多くの仲間と乗り越えて、幸せを探す物語。幾つか用意された幸せの形からプレイヤーはどんな幸せを掴み取るのでしょうか。そして幸せが形となり、夢が現実のものとなった時、街が、Windの世界が一つの変化を遂げるのです。それは成長という名の新たな道筋。
想いを風に乗せて、人は人を求めました。温かな絆を求めて……。
Wind -a breath of heart-
心の息吹を感じる物語です。
すみません……。納得いかないんで何時かもう一度書き直します(汗)
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