レッスン1  〜復習〜             

 





        ロイと初めてお互いが満足いくようなSEXを終え、エドはその満足感の余韻に浸っていた…







        「俺…シャワー浴びてくる…」

        そういってベットから降りると、ふらふらとバスルームへと向かう。

        

        まだ力が入らないのか、足はガクガクしておぼつかない足取りだった。





        「あっ!」

        ガクッと膝が折れ、そのまま倒れこむ。



   

        ガシッ!

        「あ…」

        「まだ力が回復していないのだから、そのまま休むといい。」



        床に倒れそうになったエドを、ブラッドレイが抱きかかえていた。



        エドは自分を抱いている太い腕に、ギュッとしがみついた。

        ブラッドレイの眉が僅かに動く…





        「まだ…体が熱い…」

        そう言って艶っぽい眼でブラッドレイの方を見た。





        もっと…もっとしたい…





        エドは知らず知らずのうちに、もっとも危険な悪魔を誘ってしまったのだ。





        「では、先程の『レッスン1』の復習をするとしよう…」



        エドは「うん」と頷いて広くて大きい胸に顔をうずめる。

        そんなエドを見ながら、ブラッドレイは優しくエドを抱きかかえ、ベットへ連れて行った。







        「ここでするの!?大佐が…」

        「大丈夫…朝まで眼を覚まさないよ。」

        「ただし、君が大人しくしていればの話だがね…」





        自分の恋人が真横で寝ている…

        そこで別の人に抱かれようとしている…





        そんな罪悪感がエドを更なる興奮へと高めていった。





        「まずは、何だった?」

        「…キスから…」

        「そうだ。ではやってみたまえ…」





        エドはベッドの淵に座り、ブラッドレイも傍らに同じように座っている。

        ブラッドレイの肩をそっと掴むと、少し立ち上がってその唇にそっと触れる。

        そして舌を割り込ませ、相手の舌を絡め取るようなKISSを交わす。





        「ふっ…んん…」

        角度を変えながら貪るように口付けをする。



        「よく出来ました。ちゃんと覚えたね…」

        まだしたりなさそうなエドの唇をようやく離し、ブラッドレイは髪を撫で褒める。





        それが無性に嬉しくて、エドはもっと褒めて貰いたいと心から願っていた。







        「それから…?」

        「体の線をなぞる様に舌を這わす…」

        「そうだ…私がお手本を示してあげよう。」





        そういうと、ブラッドレイはエドをベッドにそっと寝かせ、首筋に唇を這わす。





        「あぁっ…」

        かすかな喘ぎ声を漏らし、エドは慌てて口を押さえた。



        「構わんよ。声を出しなさい。大丈夫、大佐は起きはせん。」

        「起きたとしてもそれはそれでよし!大佐が私達を見てどう思うのかも興味はある。」





        俺は嫌だ!と思ったが、とても声にならず、今はただ我慢するしかないと判断した。





        首筋から鎖骨へ…そして胸の飾りへと舌が這っていく…

        敏感に反応した箇所は勿論、執拗に攻められた。

        

        その度にエドはもれそうになる声を、必至に手で押さえていた。





        「ふむ…中々我慢強いな…それとも、まだ攻め足りなかったかな?」

        にやりと笑いながら、胸の突起を丹念に舐め始めた。



        「あぁ、んん!!はぁぁぁ…」

        押さえた手が意味がなくなるほど、エドは感じ、その感覚を声で表してしまった。





        「ここって…こんなに気もいい所だったんだ…」

 



 



        大佐も俺と同じ様に感じてくれたのかな…







        「どうすれば気持ちよくなるのか…実際にされてみれば良く理解できるだろう?」

        コクコクと頷き、エドは眼をギュッと閉じてその愛撫の再開を待っていた。





        「さ、次はどうするんだった?」

        「し、下のほうに…」

        「そう。でも触っていいんだったかな?」

        「…触って…」

        「おや…?そうだったか?さっき習ったばかりなのにもう忘れてしまったようだね。」





        エドの顔を上から覗き込みながら、ブラッドレイはその手で体をなぞり、下腹部まで這わす。

        だが、エド自身には触れず、太ももの方に手をやってしまった。



        「やぁ…んん…」

        エドのモノはもうしっかりと頭を持ち上げ、その強度と太さを高めていた。

        先の方からは透明な液が滴り落ち、ドクンと脈を打っている。







        「触って!!お願い!どうにかして!!」





        ロイと違い、性に対して無知なエドには羞恥心があまりない。

        だから自分の性欲に対しては、素直にその感情を言葉に出せた。





        ブラッドレイは、ロイとはまた違った玩具を弄ぶ事に心から楽しんでいた。





        「君は本当に素直ないい子だ。ご褒美をあげなくちゃね…」

        そう言うと、エド自身を口に含み、陰茎を下からなぞるように舐めあげる。



        エドは体を反らして、その迫り来る感覚を全身で受け止めていた。



        そして先端を吸い付くように咥えると、エドは堪らなくなって悲鳴をあげた。

        「やぁ!!んん!!もう…駄目!!」



        その言葉が終わらないうちにエドは達し、ブラッドレイの口の中に放出してしまった。







        ゴクンッ…………







        ブラッドレイはエドの若い精を残らず飲み干し、口元を拭った。





        「ハァ…ハァ…ご…めんなさい…」

        「謝る必要はない。美味しかったよ。大佐とはまた違った味がする。」





        「…今度は…俺が大総統のを…」

        エドはゆっくりと体を起こし、ブラッドレイのズボンのチャックを下ろし始めた。



        「あぁ…『服従の証』かね…?あれは君がやる必要はないよ?」

        「どうしてです?だって、今、俺はあなたに組み敷かれる側ですよ?」





        ブラッドレイはエドの手を取り、そっとキスをする。





        「君は本来、上に立つ側の人間だ。『服従の証』は大佐のように下でしか生きられない者がする行為なんだよ。」









        二人は、何も知らずにスヤスヤと眠り続けるロイの方に眼を向け、同時にふっと笑った。



  





      

        To be continues.     





あはは!また性懲りもなく裏連載開始です!
しかもブラエドから!?
復習編は一話完結にしたかったんですが、ちょっと3話ぐらいに分けます…

そのうち必ずエドロイ、ブラロイに発展しますので、そちらがお好みの方は
しばしお待ちを…


この裏連載はハガレン裏を書くきっかけを下さった
瀧風さんに捧げます!!
お気に召して頂ければ幸いです〜〜〜


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