「ねえ!今日はちょっと違うことしようよ…」 エドがニコニコ笑いながらロイの傍に近づき右手を握る。 徐に発火布の手袋をはずし、傍のテーブルに投げ捨てた。 エドがブラッドレイから、性の指導を受けてから3ヶ月… その間、エドとロイは何度か体を重ねていた。 勿論、ブラッドレイから伝授されたテクニックを駆使してのSEX。 その度にロイは泣かされ、乱され、何度となくイかされていた。 確かに、以前とは違ってエドとの行為は満足のいくものになっている。 だが、あのブラッドレイがエドの背後にいると思うと、ロイはこのままではすまない気がしてならなかった。 「賢者の石」を探して旅を続けているエド兄弟は、3日と同じ所にはいない。 たまに報告書を提出しにここ、東方司令部に出向くが、ここでも長くて5日。 その間、エドは休むまもなくロイを犯し続ける。 そしていつの間にかまた旅に出てしまう… 愛されるだけ愛され、そして放っておかれる… 言いようのない焦りと不安が胸の中を占める頃、それをかき消すように絶妙なタイミングで帰ってくる。 …完全に私はエドに遊ばれてるな… そう虚ろに考えるのだが、求められればそれを拒否できない自分… ひと回り以上年下の少年に、私は何を本気になっているのか… 「ねぇ!何考えてるの?」 「いや…何でもない。」 「さ!早くやろう!時間が勿体無い。」 ムードも何もない会話が飛び交い、エドは服を脱ぎ始める。 …そういえば今日は何か違うことをすると… 「はい!これ飲んで。」 差し出されたのは赤ワイン。ロイは訳も分からず、それを飲み干した。 「エド…これは…?」 「うん!この前旅の途中で中央(セントラル)に寄ったんだ!」 !?セントラルに!? 「そしたら、大総統がこれをくれた!大佐が悦ぶからって!!」 ………しまった!! 「あぁ、大丈夫!俺も試してみたから、効果は抜群だと思うよ!!」 にやりと黒い笑みを浮かべて、エドはロイのズボンのチャックを下ろした。 そして少し頭を持ち上げ始めたロイ自身を取り出すと、軽く刺激を与える。 「やっ…エ…ド…!!」 「ん?そろそろ効いてきた?結構即効性があるからね、その催淫剤…」 ロイの体の中が次第に火照りだしてくる。 エドがわずかに触れるだけなのに、その刺激は何十倍にも膨れ上がってロイに伝わっていた。 「あっはぁぁ…ンッ…」 「あ、まだ駄目!いっちゃ!」 そう言うとエドはロイ自身から手を離す。 あからさまに不満の表情をするロイを見ながら、黒い笑みを浮かべロイの両手を取った。 「…?な…にを…」 「して見せて!自分でイクところ!」 驚きと怒りの表情を見せるロイを尻目に、エドはベッドから離れ傍のイスに腰掛ける。 その仕草と表情は、まるでブラッドレイがそこにいるようだった… To be continues.
エドたん、今度は予習をしっかりやってきました!
なのでこれは「実践」でしょうね!
またまた、暫くのお付き合い、お願いいたします!