瀬人様総受け物語18〜理科準備室(御伽&闇遊戯)編〜








動きが止まっていた遊戯の腰が、さっきより激しく打ち始めた。
角度を変えながら、最奥のポイントを絶妙なリズムで突いてくる。

「ひっああ!!」
「すまんな、海馬。解放してやろうと思ったんだがな。」
俺の身体を引き寄せ、後背位から背面座位へと体位を変える。
体は繋がったまま。その動作に俺の中は掻き乱されていく。

「んんっああ!」
「相棒に最後までやらせて終わりにしようと思ったんだが。相棒が泣きついてきてね。」
「はっあ…遊…戯…!」
「僕じゃイかせてあげられないから、後は頼むって。」

左手で胸の突起を摘み、右手は俺自身へと伸びていく。
俺の目の前で御伽があっけに取られて見つめていた。

その御伽に、すべてを曝け出すように、遊戯が俺の両足を広げさせた。

「見たいんだろう?御伽。だったら見せてやるぜ。」


海馬の一番綺麗なところ。





遊戯は否応無しに俺の腰を掴み上下に落とす。
それだけではなく、腕を前に回して俺自身への刺激も忘れない。

「あっあっ!」
「もうイきそうか?だがまだだ。俺がまだイけない。」
「さっ…き…イった…あっはぁあ…」
「相棒がな。でも俺は未だイってない。」
抱いた以上、お前の中に入れないと気がすまない。
それに…

「俺以外のものも入ってる。」
「それ…は御伽が…」
「まぁ、御伽のならいいか。淫乱にもほどがあるぞ海馬。」
馬鹿な事を!俺は一度だって望んだわけではない!


そう…望んだのはただ一人だけ。

「はっああああ!」
「一人でイくなよ。俺も一緒だ。」
ぐんぐんと激しく突き上げ、俺の最奥のポイントを絶妙に突いてくる。

絶頂感が頭の天辺まで突き抜けていく。
一瞬頭が白くなり、そして俺はその欲望を解放させた。


時同じくして…俺の中にも温かい物が放たれていた。

「お前の中はやっぱり最高だ。」
耳元で囁く声。
俺は背後の遊戯に身を委ね、首を捻りキスを求めた。



「俺が望むのは…お前だけだ、遊戯。」





「だろう?海馬は腰が弱いんだよ。」
「うんうん!腰掴んだらすぐへたってた!」

さっきまで淫猥な空気が立ち込めていた準備室。
今では下らん男のおしゃべりで盛り上がっている。

内容は…くそっ!何でこうなるんだ。

「海馬を抱いてみてどう感じたか聞かせろよ、御伽。」
この遊戯の言葉から始まった。

甘い雰囲気で終わると思ったが、とんでもなかった。
喘ぎ声がどうとか、腰の振り方がどうとか…
共通の話題で盛り上がる女共みたいに語り合っている。

「俺は帰るぞ!ここに居ても無駄な時間を過ごすだけだ!」
「え〜帰るのかよ。御伽の意見の検証したいんだが。」

ドカッ!

その言葉を最後まで言わせず、俺は遊戯を蹴り倒した。
倒れている遊戯に御伽が必死に声をかけている。

ふん、いい気味だ。
ちょっと甘えた感情を出すとすぐつけ上がりやがって。

身なりを整え、俺は理科準備室のドアに手をかけた。



さっさと会社に行こう。




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