同棲が決まって、あれよあれよという間に、私は娘のと共に景吾さんの住むマンションへとやって来た。
高級住宅地にある、高級高層マンション。
その最上階の1フロアぶち抜き、6LDKって……。
景吾さん、こんな所に一人で住んでるんですか?!
同棲の話を持ちかけてきた時、それなりの大きさはあるって言ってたけど…。
それなりどころか、必要以上の大きさだよ!
しかも、メイドさん付き……。
あ…いや、巷で萌えとやらを振りまくような方々ではなく、普通の中年越えたくらいの女性。
結構品のいい感じの人。
家の事は全て任せて良いって、景吾さんは言った。
でも…、それってさぁ……。
居るだけお荷物みたいな気がする……。
流石に…そういうのは、やだなぁ…なんて思うのですよ。
「不満でもあるのか?」
不意に、景吾さんに問われた。
「いえ、不満がある訳じゃないんです…。ただ……」
「ただ?」
「家事くらいは…やらせて欲しいです…。人任せというのは、どうも…」
景吾さんは働いてるのに、私は家事もしないで遊んでるのはどうしても…ね……。
「あ…、でもそんな事言ったら…メイドさんの仕事、なくなっちゃいますよね…。スミマセン、聞かなかったことにしてください…」
そう私は思いなおす。
だってそうでしょう?
メイドさんの仕事…とっちゃうのは気が引ける……。
そしたら、景吾さん「余計な気の回し方するな」って言った。
結局、そのメイドさんは、景吾さんのご実家で働く事に。
もともと、ご実家で働いていたメイドさんだったそうで。
景吾さんの面倒を見るために、今まで付いていたんだって。
そして、家事全般は私の仕事となったのでした…。
家、広いからやりがいはあるわよねぇ。
同棲について、両親の反対はなかった。
もう、子供じゃないのだから…思う通りにやりなさいとの事。
そうだよね…。
子供が居るのに…。
いい大人なんだものね。
彼と一緒に住む事を決めたのは、結局 私。
だから、どうなっても…後悔しないようにしよう。
の事も…含めて………。
そして、新しい生活が始まる。
時間はお昼。
景吾さんはもちろんお仕事。
で、私は昼食の準備をしている。
午前中は、部屋の片付けや掃除、洗濯をして、更にを公園へ連れて行って遊ばせたりもした。
は、リビングで子供の教育番組にご執心。
結局、を幼稚園へ通わせる事はしていない。
暫くは、家に一緒に居る時間を作ってあげたかったし……。
もし幼稚園に通わせるなら、4歳からの2年保育で…。
そう考えている。
二人分の昼食を作り終え、キッチンに隣接するダイニングのテーブルに並べる。
……景吾さんが一人暮らししてたとは思えない、大きなテーブルだ。
わざわざ、の為の子供用の椅子まで用意してくれた景吾さん。
思えば、最初のデート…って言ったらおかしいけど…その時もわざわざ、チャイルドシート購入してたわよねぇ……。
結構、景吾さんて色々と気を回してくれてるんだよね。
同棲してまだそれ程長くはないけど…、でも、一緒に居ると解ってくるものがあるの。
リビングにいるをダイニングに呼んで、二人で昼食。
昼食を終えたら、食器の片づけがある。
その間、はリビングで一人、遊んでる。
食器の片付けをしながら、考えるのはのおやつ。
ただ、与えればいいものじゃないので、考えなきゃいけない。
昨日はバナナのフリッターを食べさせたな、じゃ、今日は何を食べさせようか……。
そんなこんなを考えながら、私は台所の片付けを終わらせるのだった。
片付けを終わらせてリビングへ行くと、はソファーでお昼寝の真っ最中。
風邪を引かないように、薄手のブランケットを掛けてやった。
の場合、お昼寝しても夜も眠る子なので、かなり助かるのよねぇ。
世の中には、お昼寝すると夜なかなか眠らない子もいるらしいから……。
て、どうでもいい話か。
夏の近い時期。
出来るだけ、ベランダ側の窓を開け、扇風機で涼を取るようにしてる。
どうしようもなく暑くなった日は、空調を使うけれど…。
極力 冷えすぎないよう心がける。
夜は…、高層マンションではあるが、物騒だし、景吾さんが過ごしやすいように…と、空調を強めるけど。
昼間はの体の事も考えてそうしてる。
が眠っている間に、洗濯物が乾いたかどうか確認しに行く。
乾いているなら、取り込んでたたまなきゃ。
今日は午前中から天気が良かったし…、乾いてるよね。
私の思った通り、洗濯物は乾いていた。
3人分の洗濯物。
ワイシャツや下着は使い捨ての景吾さんだけど、スポーツウェアやパジャマはそうじゃない。
ちなみに、スポーツウェアは景吾さんの毎朝の日課、筋肉トレーニングの時に使ってるの。
毎朝1時間、景吾さんは筋トレマシーンの置いてある部屋で筋トレしてるんだ。
結構、種類あるんだよ。
興味あるなら使ってもいいって景吾さんには言われてるけど……。
最近 太り気味な気がするからランニングマシーン借りようかな……が寝てる間にちょっぴりやりたい…。
そうこうして、洗濯物を取り込んで、それを畳んで、クローゼットに仕舞いこむ。
がお昼寝している間、ちょっぴり出来る私の時間。
なんだか、不思議な感覚。
少し前まで、私はを保育園に預けて今の時間あくせく働いてて。
はどうしてるのかなとか考えてたりしてたのに。
今は違う。
が寝てるソファーに腰掛けて、その寝顔を眺めてる。
週末だけでなく、毎日。
専業主婦の生活。
まさかこんな生活をするなんて、数ヶ月前までは思っても居なかった。
だから余計に、不思議な感じがするんだよなぁ。
不満がある訳じゃない。
というか、この状況に不満なんか感じたら、罰が当たるじゃない。
でもね…。
漠然とした、不安はあるんだ……。
本当に、この暮らしを景吾さんとと3人でやっていけるのかどうか……。
まぁ、世の中はなるようにしかならないのだし、考えたってしょうがない。
私は、不安を打ち消すように頭を振って、眠っているの頭を撫でた。
暫くの寝顔を眺めて、時間を見たらそろそろおやつの準備をする時間。
私はリビングからキッチンへと向かった。
今日ののおやつは、最近 食べたがらなくなったにんじんの入ったパンケーキにしようか。
パンケーキはの好きなおやつだし…、それに嫌いなにんじんを入れて だまくらかして食べさせちゃおう。
冷蔵庫やキッチンラックから材料を取り出し、おやつの準備に取り掛かった。
ダイニングのテーブルに出来上がったパンケーキの入った皿と、牛乳の入ったマグカップを用意していると、おやつの匂いにつられてか、
が目を覚ましてやってきた。
「ママ、おやちゅ?」
が私を見上げて問うてくる。
「そうよ。
の好きなパンケーキ」
そういうと、
の顔が輝く。
嫌いなにんじんが入ってるとも知らないで…ね……。
美味しそうにパンケーキを頬張る
を見て、私がほくそえんだのは言うまでもない。
のおやつが終わったら、今度は夕食の材料を買いに行かなきゃいけない。
が使った食器を片付け終えて、買い物の準備。
冷蔵庫に、何があるのかをチェックしつつ、今晩のレシピを思案する。
今日はさっぱりと、冷しゃぶでもしようかな…景吾さん…食べてくれるかなぁ。
この前仕込んだ鱸の西京焼き、明日の朝に出そう。
ついでに、明日の朝のレシピも考えて、食材を買い足す事にした。
景吾さんが食べてくれるだろうか……レシピを決める時は心配になる。
私が作る料理は、家庭的なものばかりだったから…。
「いくら俺でも、家庭料理を食べた事がない訳じゃねぇよ。作るのはシェフだったがな」と景吾さんは言う。
シェフが作った家庭料理ってどんなのよ…と、思ってしまうのは仕方ないよね。
とはいえ、景吾さんに何か食べたいものを問うても、私の作ったものならどんなものでも食べるとしか答えてくれない…。
本当に、私の料理でいいのかな?
でもね、色々と悩みながら私が作った食事に、景吾さんがケチを付けた事なんて、一度もない。
食べ残す事もないし、「美味かった」って、食べた後に必ず言ってくれる。
それは、とっても嬉しい事で、また頑張ろうって思うんだけどね。
今晩と明朝のレシピが決まり、冷蔵庫の中のチェックを終えて、買い足すべき食材をメモに書き出してゆく。
それが終わったら、出掛ける準備をしてマンションからと一緒に買い物へと出かけるのだった。
そして私が向かうのは、高級住宅地 真っ只中にあるスーパーマーケット。
『高級』という文字の付くスーパーマーケットだ。
食材の値段が、今まで見てきたものと比べてありえないほど桁が違うの。
そんな所でも、行かなきゃ仕方がない。
経営が景吾さんのお家である跡部系列会社だって事もあるけど…。
一番は、景吾さんに食べさせるものを、あまりに庶民レベルにするのはどうかと思うからだ。
ちなみに、このお店を教えてくれたのは、景吾さん付のメイドさんだった。
ここで食材を買えば、間違いはないと。
とはいえ………。
金銭感覚や味覚が麻痺しそうで怖いよ、このお店。
を引き連れて、店の中を歩く。
今日買い足す食材を確認しつつ、買い物カゴに入れながら、店内を歩き回る。
今までとは違う、目の飛び出るような値段の食材が、買い物カゴに入ってゆく。
こういう時、私はとんでもない人と一緒に居るのだなあと実感する。
他にも実感する時はあるけれど。
まぁ、そんなこんなをして、買い物を終わらせてスーパーから出てゆく。
そして真っ直ぐ帰宅。
家に帰った頃には、夕方になってて。
の大好きなアニメが始まる頃。
家に帰り着くなりはリビングへ行ってしまった。
私はキッチンへ向かう。
スーパーで買った食材を冷蔵庫にしまってゆく。
もちろん、夕食用の材料はシンクに用意しながら。
そして私は、夕食作りに取り掛かるのだった。
夕食の支度をしているうちに、もう夜という時間になる。
不意に、私の携帯電話が鳴り響いた。
それは景吾さんからのものだ。
私は、慌てて携帯電話の通話ボタンを押してそれを耳に当てる。
『はい』と私が反応すれば、景吾さんはすぐ『俺だ。今から帰る』と言う。
私が『はい、気をつけて帰ってきてくださいね』といえば、景吾さんは『ああ』と言葉短に答えて通話を切った。
今日は景吾さんの帰りが早い。
3人での夕食になりそうだ。
景吾さんの帰りは時間がまちまち。
今日のように早い日もあれば、遅い日もある。
帰りが遅い日でも、外食もせず私の作った夕食を食べてくれる景吾さん。
だから私は、毎日景吾さんの分まで食事を作るのだ。
「、パパもうすぐ帰ってくるって」
私はリビングにいるに声を掛ける。
「パパぁ?かえってくゆ?」
嬉しそうな顔の。
ちなみに、パパとは景吾さんの事。
なんでなのかなぁ……。
パパって呼び始めたんだよねぇ……。
最初の頃はかなり困ったけど……。
景吾さんも嫌がってる様子もないし、は嬉しそうにその言葉を使うし……。
今はもう諦めてる。
今のには、【パパ=景吾さん】という図式になっているという事で……。
をダイニングに呼んで、出来上がった夕食をテーブルに並べてゆく。
ちなみに、には箸を並べるというお手伝いをさせている…というか、してくれる。
は箸置きを置いて、その上に箸を置くくらいは出来る子で。
流石に、食べ物の入った食器を持たせるのは、まだ怖いけど。
出来て、ご飯の入ったお茶碗くらいか…。
あ、気が向くとサラダ用のレタスを千切ってくれたりもする。
最近はお手伝いがしたいお年頃でもあるらしく、キッチンにひょっこり顔を出す事もあるのだ。
………反抗期な時でもあるけどね……。
そして、夕食の支度を全て終えた頃…。
玄関のドアが開かれる音が聞えた。
いち早く、がそれに反応して玄関へと走ってゆく。
「パパ、おかえいなしゃい〜」との声が聞える。
景吾さんが帰ってきたようだ。
私も、景吾さんを出迎えに玄関へと向かっていった。
玄関口では、景吾さんがを抱き上げてなにやら会話を交わしている。
「お帰りなさい、景吾さん」
私は景吾さんにそう声を掛けた。
すると景吾さんの視線が私に向く。
景吾さんは「ああ」と返事をすると、私に向かってを抱いていない方の手を伸ばす。
……その意図が解って、私は景吾さんに近づく。
そうするや否や、私の腰に景吾さんの手がまわされ、唇に優しいキスが振ってくる。
毎日の事…なんだけど……。
帰ってきた時だけじゃなくて…朝起きてすぐ、出掛ける前もキスを交わす。
もね。
正直、こういうのは慣れないから…恥ずかしいよ……。
でも、嬉しそうに微笑む景吾さんの顔を見ると、恥ずかしいからもう止めてくださいとは…言えないんだよねぇ。
そして、3人での夕食を終えて、景吾さんはと一緒にお風呂に。
今日もやっぱり、景吾さんは私の作った食事を食べてくれたし「美味かった」って言葉も忘れない。
二人が入浴している間に、私は食器の片付けをし、景吾さんの入浴後の晩酌の用意もする。
景吾さんの晩酌は、いつもリビングなので、リビングに景吾さんが愛飲しているブランデーを用意するのだ。
もちろん、おつまみも用意して。
そうしていると、景吾さんとが入浴を終えてリビングへとやってくるのだった。
はリビングに来るなり隅で一人 おもちゃで遊んでる。
すると景吾さんに入浴するように促された。
の事は景吾さんに任せて、私はお風呂場へと向かうことに。
景吾さんが居るから、ゆっくりと入浴が出来る。
結構助かったりするのよね。
体を洗っていると、浴室にある鏡に私の裸体が映る。
胸元に散るのは景吾さんがつけた華。
と入浴した時に言われるのよ…。
ママ、虫にいっぱい噛みつかれてるよって……。
どう反応して良いかわからないので、苦笑いするしかないんだけど…。
だから、つけないで欲しいとお願いしてるんだけど…つけられちゃうの。
景吾さん、結構 意地悪なんだよね。
湯船につかりながらふと思う。
今日…景吾さん帰りが早かったし……が寝たら……するのかなぁ………。
一つ屋根に住む男女だもの、体の関係がない筈がない。
最初に関係を結んだ時なんて流されて…だったんだけどね…。
今は、完全に彼に体を許している。
ただし、避妊だけは怠らないようにと念を添えて。
景吾さんと体の関係を持つことに、抵抗は…実はない。
どうしてか…と問われたら……正直、よく解らないのだけれど……。
…多少なりとも、私は景吾さんに気持ちが傾いてはいるのかもしれない。
ああ、少しボーっと考え事しすぎたな。
私はそう思い直すと、湯船からあがり、浴室から出てゆく事にした。
入浴を済ませて、リビングへ戻ると景吾さんはソファーに座ってブランデーを飲んでる。
隅ではが座ったままウトウトと眠りかかっているし……。
ホント、はよく寝る子だ。
そう思って思わず笑みが零れた。
私はを起こしつつ抱き上げて、歯磨きをさせる為に一旦洗面所へとつれてゆく。
眠そうなに歯ブラシを持たせて歯磨きを促す。
まだ、上手に出来ないので、多少は手伝うのだけれど。
それが終わったら、トイレで用を足させて…。
おねしょ用パンツをはかせているので、夜に失敗しても大丈夫なのだけれど、こういう努力も必要な年頃なのだ。
そして、を寝室へと連れてゆく。
ぐっすり眠ってしまった。
よっぽどの事がないと眼が覚めないだろう。
をベッドに寝かしつけた後、私はリビングへともどって行くのだった。
リビングに戻ると、景吾さんには寝たのかと問われる。
ぐっすり眠っている事を私は景吾さんに伝え、にっこりと笑った。
そして、景吾さんの顔つきが変わる。
私を見つめる目に、熱が帯びているの。
その瞳に、妖艶さを感じて、私は思わず顔を朱に染めた。
ソファーに座る景吾さんの膝の上に座らされ、私は彼からの熱烈な口付けを受け止める。
景吾さんの大きな両の掌が私の両耳を塞いでいて。
そのおかげで、舌の絡まる水音が脳内に大きく響き渡る。
時折零れる私の甘い息ですら、大きく聞えて羞恥心を煽られてしまう。
彼の目の前の私は、どれだけ朱いのだろうか。
キスが深まれば深まるほど、顔だけでなく体だって熱くなってくる。
空調を効かせてあるはずの部屋なのに…あつい……。
溶けてしまいそうな熱の中、私は景吾さんを受け入れてゆくのだった。
「あっ…ああぁぁ…んぅ」
景吾さんから受けた愛撫だけで絶頂に導かれる。
もちろん、それだけで行為が終わるわけではない。
避妊具で覆われた景吾さんの肉が私の中へと進入してくる。
それだけで、軽く絶頂を感じてしまう私。
私の体はもう、景吾さんの支配下。
景吾さんの動き一つで、快楽に悶えあられもない声で鳴く。
そんな私を見て景吾さんは満足そうに笑うの。
その笑顔に、見惚れてしまう。
あまりにも綺麗過ぎるから。
2度目の行為が終わった。
最初の頃こそ、1度目…或いは2度目の行為の途中で意識を飛ばしてしまっていた私だけれど、今は何とか2度目の最後まではついてこれる様になった。
景吾さんとの行為は大抵1回から2回。
でも、今日は……違った。
私に口付けを与えながら、使用済みの避妊具を取り外し、新しいものに取り替えたのだ。
私は驚いて、景吾さんの両肩に両手を置いた。
「どうした?」と景吾さんが私の唇を解放して問う。
「あの…今日はもう……だってもう2回もシて…明日につかえたら困るし…」
流石に3度目は体力的に辛い。
でも、景吾さんは…。
「次で最後にしてやる」と言い放ち、無理やり私の中へと入ってくる。
そして腰を動かし、私の拒否の言葉すら嬌声でかき消してしまう景吾さん。
後はもう、再び彼の動きに翻弄され、支配されるだけ……。
行為の途中で、私は意識を手放した。
次の日の朝、私がお冠であった事は、言うまでもない。
しかも景吾さん、私が意識を飛ばした後、4度目にまで及んでいた事を開き直っていて。
流石の私も頭にきました。
「1ヶ月、干させていただきます。どんなに求められても拒否しますんで」
そう私に言い放たれた時の景吾さんの顔、結構間抜けに見えて面白かったな。
とにもかくにも、今日の1日が始まる。
痛みの走る腰を抱えながら…ではあるけれど……。
本当に景吾さんを1ヶ月日干しにするのかって?
どうしようかなぁ…?
跡部サイドへ
*鱸=すずき |