命の重さ おまけ






「二人とも、ご苦労だった。
2日休んで、通常通りの任務に戻ってくれ」


二人は五代目に報告をすませると、一端わかれた。

夕方前という事もあり、商店街はまだ比較的こみいってはいない。

イルカは夕飯の買い出しをすませると、帰宅した。

いそいそ風呂の用意をはじめ、湯船に身を沈めた。

衣倉の離れの大風呂もよかったが、やはり自宅の風呂は落ち着く。

湯につかった後、念入りに身体を清めた。

カカシがどこに触れてもいいように。

イルカは自分が納得してから風呂を出た。

そして狭い台所に立つと、魚を焼くだけではあるが夕飯の仕度に

とりかかった。


トントン

遠慮がちな音と共に、カカシが自分の気配を現す。

イルカはカカシを迎え入れると、居間に通した。


「あ、サンマ!
オレの好物なんです。うれしいなぁ」


焼きたてのサンマに、カカシは目を輝かせた。


「焼くだけの手抜き料理でしたが、喜んでもらえてよかったです。
すぐにみそ汁とご飯、持ってきますね」


イルカとカカシは、久しぶりに里内での落ち着いた夕飯を楽しんだ。


「こんなにイルカ先生が料理上手とは、意外でした。
今度、茄子のみそ汁も作ってくださいね。
あ、天ぷらはダメですよ!」


額あてと口布をとったカカシは、キレイ系で近寄りがたいほどの美男子だ。

だが口を開けば、いつものカカシで…。

イルカは、なんだか嬉しくなった。






「カカシさん、俺はナルトを通じて貴方に会うまで、貴方を知りませんでした。
だから何の先入観もなく、目の前の貴方を見てきました」


食後のお茶と塩羊羹をつまみながら、イルカは話はじめた。


「そうだったんですか?
でも嬉しい。イルカ先生は、そのままのオレを見てくれたから」


うっとり目を細めて笑うカカシに、イルカは顔が赤くなるのを感じた。


「イルカ先生かわいい。
オレ、一生イルカ先生を大事にしますね。
だから、結婚してください!」


言うやいなや、カカシは巻物から花束とケーキを差し出した。

イルカとしては、もうあまり奇行はないと思っていたのに、これだ・・・。

しかも、カカシは真顔。


「ぷっ」


イルカは思わず笑いだした。


「真剣なプロポーズに笑うだなんて、酷いじゃない・・・」


今度は拗ねはじめた。


「里に着いたら用事があるからって、この花束とケーキですか?
ケーキ2段のものなんて、はじめて見ましたよ。
それにまともな告白すっ飛ばして、いきなりプロポーズだし」


カカシの顔が少しずつ青ざめていく。


「オレ、告白してなかったっけ!?」

「俺、貴方から告白されてないですよ?
でも・・・なんだか、俺達らしい気もしますね」


イルカは上機嫌だった。


「カカシさん、ふつつか者ですが末長くよろしくお願いします」


イルカは姿勢をただし、カカシに深く頭を下げた。


「イルカ先生…」


カカシは感動の涙を流しながら、イルカの両手を自分の手で包み握りしめた。

そしていきなりイルカを抱き上げると、寝室に運び込んでいった。

気が付いたらイルカはベッドに押し倒されていた。




ここからは下は18歳以上の方のみ、お読みください。











































「早速、初夜といきましょう!!」

「は…はい・・・」


いろいろツッコミ所はあるが、イルカはカカシに身をまかせた。

カカシはイルカに口づけながら、器用に服を脱がせる。

触れるだけのキスから、深く舌を絡めるものになる。


「っ…あ…」


息つぎでイルカの口からは、甘い声がもれた。


「いい声。もっと感じて、甘い声で鳴いてね」


カカシはイルカに再び口づけながら、大きな手のひらでイルカの胸を触った。

乳輪をなぞり、小さな乳首を緩やかにつまむ。

尖ってきたところでカカシは舐めあげた。

反対の乳首は指で愛撫して、尖ったら、押しつぶす様に愛撫してからしゃぶった。

イルカの黒い瞳は潤み、吐息までも熱くなりはじめていた。

カカシは自分の服を手早く脱ぎ捨て、イルカのズボンを下着ごと脱がした。


「すごくヌルヌルしてる。乳首感じたんだ」


カカシは嬉しげに言うと、再びイルカに重なり、乳首への愛撫から再開した。

少しキツくつねってから、指の腹でなぞる。

反対側は、歯の間に挟んで、舐めながら甘噛みする。

イルカはだんだん夢中になって、引き締まった肢体をくねらせた。

カカシは堪らなくなり、イルカの後ろの孔に指を這わせた。

そこは、イルカの先走りで濡れそぼっており、簡単に進入を許した。


「んぁ、あ・・・」

「オレの指、分かる?
すごく狭いけど、中の締め付けがいい感じ」


カカシがかすれた声が、イルカの心拍数を上げた。

声だけで感じるなんて、本当にあるのだと、イルカは初めて知った。

内部の指が、潤滑油を馴染ませながら3本に増やされる。


「っあ!!やっ!!」

「ここが、イルカ先生のイイとこだから。
慣れてるのかと焦ったけど、ここ知らないなら経験も少ないよね?」


甘い声だが、尋ねる視線は真剣だった。

イルカは中忍だから、今まで性欲処理任務で男を相手に、女役になった事も

あるのだろうと諦めていた。

だから、そのことに対する嫉妬は隠したのだ。

けれど、知りたい・・・。

カカシは、イルカを見つめ続けた。


「経験なんて・・・女性相手でも、少ないですよ。
なのに男なんて知るわけ無いじゃないですか!!」


イルカは恥ずかしさのあまり、カカシに頭突きをした。

痛みに、お互いの動きが止まる。


「危ないじゃないの。中に傷ができたら痛いの、アナタなんだから。
でも、・・・よかった〜」


カカシの表情が、幸せそうに緩みはじめた。

イルカは、そんな子供みたいな表情で嬉しそうに笑うカカシが

たまらなく愛しくなった。

自然に、カカシの背中に腕が回る。


「もう、いいかな・・・。イルカ先生、一緒に天国行こう」


イルカの返事は、カカシの侵入によって喉の奥でくぐっもった音に変わった。


「感じる?これがオレだからね。しっかり覚えて・・・」


カカシが少し揺さぶるのに合わせて、イルカの背中に痛みと小さな快感が走る。

カカシはしばらく慎重にゆすり、イルカの性器に指を絡めた。

萎えていたそこは与えられる刺激に喜び、すぐに硬く張り詰める。

イルカの性器に与える愛撫に合わせて、カカシは腰を動かし始めた。

浅く動かしながら攻め立てると、イルカの口からは高いあえぎ声が絶え間なく漏れていく。

中もカカシを愛撫するように、うねるような動きで締め付けるのだ。


「あぁ、あ、・・・もう、無理・・・」

「いいよ。一緒にね・・・」


カカシの手がイルカを追い詰め、イルカは二人の腹の間で果てた。

カカシはイク時のイルカの締めつけの後、奥の奥に放った。

イルカの中は熱くて、狭いのにカカシを中へ誘う様に動いて締め付けるのだ。


「すごく、いい。オレこんなに気持ちいいの、初めて」

「・・・俺も、です・・・」


カカシは恥らうイルカに、再び頭突きされないうちに口付けた。

イルカの内部で、カカシが再び力を取り戻していく。


「もう一回、いい?」


イルカは頷いた。

カカシが愛しいから。

だから、自分ももっとカカシを感じたかった。

そうして再開された行為は、明け方イルカが意識を失うまで続けられたのだった。



END



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