ハヤト女体化月が頭上に輝く頃。小屋の中では、まだ3人での乱交が行われていた。 ベッドの上でよつんばいになって、奉仕を続けるハヤト。キールはハヤトの前髪を掴んでペニスをくわえさせ、もう片方の手で後頭部を引き寄せ根元まで押し込む。 アカネはガラ空きになったお尻を攻める。菊門に人差し指と中指を入れて抜き差しし、舌で舐め回す。アナルは敏感な場所らしく、ざらついた舌が触れるたびに下肢がビクッ、ビクッと反応し腰を高く突き上げもっととおねだりする。 わずかに残った理性が、遺言を残す様に脳裏で囁く。 (親父…母さん…ごめん……もう、帰れない……) (たくさん、儲かってるといいな……子供達が、腹一杯食える位……。アルバ…大きくなって、立派な騎士になれよ… 俺みたいに、なるな……よ……) 「しかしまあ、もうどっからみてもオンナだよねえ!ホント、色っぽいわ…コッチの素質があったんじゃない?」 「そうだね。正直、こんなに淫乱だとは思わなかったな。…おいしいかい?ハヤト…」 「生まれ間違えたのかもね~!!あははっ」 ハヤトを挟んで、鬼のような会話をする親友二人。 体の中に巣くう淫魔が、彼に取って替わり、より強い悦楽を奪おうとする。 (……イヤ…だ…オンナなんかに、なりたく、ない……) 体は堕ちても、心までは。最後の抵抗をするハヤトに、前後からの快感が浸食する。 (ああ……ふあああぁ……) 力が、抜けていく。その瞬間を、淫魔は逃さない。 キールはハヤトの口から自身を引き抜いて、再び秘所にあてがう。 「くああああああ!!!」 一気に貫いて、中をかき回し、肉の締め付けを堪能する。 「くっ…」 短い吐息を漏らし、陰茎が二度三度大きく収縮して、勢いよく膣内に精を放つ。 「うああああああああ!!!!」 自分の中に熱い物が注がれるのを感じて絶叫するハヤト。 肉棒を引き抜くと、ゴプリと白い液が糸を引いてシーツに落ちる。 「ちょ、ちょっと!中はまずいでしょ?!」 慌てるアカネ。 「問題ないよ。孕んだら、憑依を解いて、リセットすればいい」 「あ、なーる!便利だねぇ~、やり放題じゃん!」 孕むまで女のままだという事に、アカネは気づいていない。 「まーーすーーたーーっ!!どーーこでーーすのぉーー!??」 「きゅっ、きゅーーっ!!」 繁華街の灯りに、そぐわない少女の姿。 ハヤトをマスターと呼び慕うレビットの少女モナティは、あまりに帰りの遅い主を心配してガウムを連れここまで探しに来たのだ。 「きゅっ、きゅーー!!」 「ガウム?……くんくん、はあーッ、ますたーのにおいですのーー!!」 ガウムとモナティが見つめる先は真っ暗闇で、人がいるのかどうかも肉眼で確認する事は出来ない。 「きっと、ますたーはコッチにいるですの!!」 駆け出す二匹…いや一人と一匹。 「もう新しい客は来ねえ、な…」 タダ見が出ないよう見張っていたローカスが呟く。 小屋の外は既に三十人以上の見物客で埋め尽くされていた。 一人五千バームなので、ざっと見積もって十五万バーム。 「ボロいな……」 ふぅ、と煙草を吹かす。男達は皆ハアハアと荒い息をしながら片手でチ〇ポをしごいて夢中で中の淫劇を観賞している。 かなり小さい覗き穴なので、片目でないと見る事ができない。 長時間瞳孔を開いて見ていると涙が出て目が痛くなるが、それでも誰一人その場を離れようとしない。小屋の外壁は男達から何度となく発射された精液でベトベトになり、焦げ茶色の板が半透明な白で塗り替えられていた。 ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ドピュ…。一度達した男が、後ろで聞き耳をたてる男に場所を譲る。穴の数が足りなくて、全員が一度にみれないのだ。 奇妙な助け合いが、笑いを誘う。そこへ―― 「ますた―、いるんですのぉ―?いたらへんじしてください、ますた―!!」 「きゅっ、きゅ――!!」 男達の後ろから、駆け寄ってくるモナティとガウム。 「げげっ!!」 慌てて立ち上がるローカス。 「ローカスさん?ここでなにしてるんですの?ますた―、しりま…むぐっ!」 モナティの口を押さえ、男達に気づかれない様に小屋の入り口にまわるローカス。 扉を開けてモナティを中に入れ、自分も入り、鍵をかける。 「ぷは…んぐ……ありゃ?モナティじゃん!」 ハヤトと共に一本の陰茎を食していたアカネが振り返る。 「ま、ます…たー?…」 モナティに気づきもせず、眉間に皺を寄せ喘ぎ続けるハヤト。 「あひい……ううう…くふう…はあああん……」 自ら男根を内部に引き入れ、だらしなく口から涎をこぼし、キールに体を預けて腰を振る。 「ああっ!は!はああん!いひィ!!いひぃい!!もっとぉおおお!!!」 涙も愛液も、枯れる事なくながれ続ける。淫魔が彼になったのか、彼が淫魔になったのか。 いや、もう彼ですらない。髪を振り乱し快楽に酔いしれる彼女は、一匹のメスなのだ。 「ま…す…た―…?」 ハヤトだけど、ハヤトじゃない。痴態を惜しむ事なく晒す『ますた―』に、とまどいを隠せないモナティ。 「キールさんも、アカネさんも、ここでなにしてるんですの?!!ますた―のこと、いじめてるんですの??だったらモナティ、ぜ―ったいにゆるしませんですのぉ!」 思わず語気を荒げるモナティ。だが。 「ほらハヤト、モナティが来たよ」 キールに言われて、ようやく動きを止め、ゆっくりと振り返るハヤト。 「モ…ナ……ティ…?」 虚ろなまなざし。 「ま!まままますた――!!!」 モナティの視線が一カ所に集中する。 「おおおおっぱいがついてますのぉぉぉぉ――――ッッッッ!!!!!」 「ビックリしたぁ?ほら、こっち来て見てみなよ!」 男が一人増えたのを確認して、アカネはやっとハヤトを束縛していた 縄を解き、両腕を解放する。体に浮かび上がるアザが黒く鬱血して、痛々しい。 「ま、ますた―…」 ただならぬ様子のハヤトに、おずおずとして近づく事をためらうモナティ。 そのモナティに向けて、ハヤトは呼びかける。 「モナ……ティ…」 (ダ……メ………ダ………) 「お……い……で……」 (ク……ル………ナ………) 「こっちへ……おい…で………」 白液を口から垂れ流し、妖艶な笑みを浮かべるハヤト。 モナティは、ためらう。だがこのにおいも、やさしげな微笑みも、間違いなく彼女の知る『ますたー』のものだ。 「ま、ますた…」 一歩づつ、ハヤトに近寄るモナティ。 ぎし、ぎし、ぎし…。床板を踏みしめる音が響き渡る。 「モナティ…」 ハヤトの目の前で止まるモナティ。 「ま、ますた―、だいじょうぶなんですの?からだが、アザだらけですの!それに、お、おっぱ…!!」 モナティを、ばふ、と抱きしめるハヤト。柔らかな乳房の感触が、モナティの頬に伝わる。 「……だいじょうぶだよ……。みんなで、きもちいいことしてたんだ…。キールも、アカネも、いっぱい俺を可愛がってくれたんだ…」 「そ、そうなんですの……?」 「うん。モナティも、俺のこと、きもちよくしてくれないか…?」 「え、は、はい!モナティは、ますた―のためならなんでもしますの!」 「……ありがとう……じゃあ、俺も、モナティのこと、きもちよくしてあげるよ……」 モナティの服を脱がし始めるハヤト。 「ますたーのおっぱい、ふかふかしてとってもきもちいいですの…。モナティのママのこと、おもいだしますの……あ!」 ショーツに手をかけられて、赤くなるモナティ。 「平気だよ……みんなハダカだから、恥ずかしくないよ……」 「……でも、そとでおとこのひとたちが……」 「あのひとたちは、なにもしてこないからだいじょうぶ。さ…」 ショーツを脱がされ、 手袋と靴下だけになるモナティ。 「ど、どうすればいいんですの…?」 「おっぱい、吸ってみる?」 「あ、はい!……む、むにゅ……ちゅぱ…んふ…ん、…おいしいですの~!なんだかあかちゃんになったみたいですの―!」 無邪気なモナティにクスリと微笑むハヤト。 「もっと吸ったら、ミルクがでるかもね……」 「え、ほ…ほ―んとですの―???」 疑う事を知らない、どこまでも純粋なモナティ。 「むぐ…ん…ふにゅ……はふ……」 せっせと乳房を吸い続ける。 「………」 スルリ、とハヤトの手がモナティの股に忍び込む。 「ふにゃああ!」 ビクッと反応するモナティ。 「ま、ますたぁ……そんなとこさわっちゃ、きたないですのぉ……」 秘貝を指の腹でなぜ、ピンク色の豆を優しく刺激しつつ転がす。 「ふ…ふにゃあ…ますたあぁぁ……」 「ほら、モナティも早くして?」 ハヤトの瞳の奥が、ギラリと黄金色に輝いた。 「あひゅ、うにゃあ!ふみゅうぅぅ…」 「ん、はう、あふ…くぅん!!」 徐々に激しさを増す二人の愛撫。ハヤトはモナティをベッドに押し倒し、開いたアソコを舐め始める。 ぴちゃぴちゃぴちゃ… 「ま…ますたぁぁ―!モナティ、おかしくなっちゃいますのおおお!!!」 終始無言で見ていたローカスが、口を開く。 「見事だな…」 つい数時間前まで彼等の仲間だった勇敢な少年は、もはやその面影を残すのみ。 全身からメスの香りを放つ淫売が、モナティを犯す。 「ひゃあああ―!!ひあっ、ふにゃっ…き、きもちイイ……れすのぉ――!!!」 「じゃ、こっちも始めるか」 「へ?」 いきなりアカネにのしかかるローカス。 「ちょ、ちょっと待ってよ!アタシは、ハヤトで遊べるって聞いたから手伝いに来ただけだってばあ!」 「この状況で言える台詞じゃないぜ」 ピンと起ち上がった陰茎を突入させる。 「あ!きゃあああああ!!ひぅ…ちょ…ちょっ…ああっ…アンタ、上手いじゃないの……よッ!!どぅえも…このアカネすぅわんが…これしきで……あううっ!!」 両手で胸を揉み回し激しく肉同士をこすりあわせる。 「ま、どこまで我慢できるか頑張ってみな」 つづく 前へ | 目次 | 次へ |
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