幸…幸村 兼…兼続
兼「幸村、三成に会うたとは本当か?」
幸「ええ。南蛮とやらで、趙雲殿と共にオロチ軍と戦っていた時に…会った時は『話せば長くなる、一緒に来い』とか言われまして」
兼「三成が義に背くとは考えられん…何か訳があっての事なのだろうが…」
幸「曹丕殿という方と一緒でしたよ。趙雲殿もあの方はご存知で、何故オロチ側にと言われてましたが」
兼「…三成と一緒にいた者がいると?…珍しい事もあるものだ…(暫く考える)」
幸「兼続殿?」
兼「やはり、三成がオロチについているのは何かある。暫く様子を見たほうがよさそうだ」
幸「連れ戻さなくても良いのですか」
兼「あいつの事だ。何か策あっての事。義のために…動いているのだろうからな。そして曹丕という男も…何かあるだろう」
すみません。幸村が兼続にどんな言葉使いで話してたか度忘れしたので、とりあえず、形式ばらない敬語にしてみました。
二人でこんな会話がかわされてたらいいな、という希望です。