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アイが男達にエッチな尋問を受けていた頃、親友が陵辱イベントに遭遇して、短時間で関所を抜けれない事を悟ったイブキは、関所を抜けた先に一軒だけ存在する旅館「月神楽」に泊まっていた。

その旅館は、関所の閉まっている間、関所を通れない人間達を泊めるために作られた施設である。ただし、値段設定が金持ち用であるため、貧乏人は野宿しないといけない。

値段的には、高級旅館扱いにしてもいい旅館なのだが、周りにライバルとなる商売相手がいないため、値段を独占している悪徳商人が経営する店だった。

部屋は大きいが、料理の類は一切出ず、旅館の隣にある高級食堂でしか食べ物をだしてくれる場所がないため、食事をしようとすると、かなりのお金が必要である。

しかし、黒髪美少女であるイブキは、一切のお金を払わずに、旅館に泊まり、高級食堂でバグバグと高級料理を食べる方法がある。

それは、旅館や高級食堂にいるお金持ちに声をかけて、娼婦の仕事として男に抱かれる事だ。

 

 

 

「ほらっ!ワシのチンポは気持ちええかっ!」

「ああんっ!ええでっ!オジサンのチンポ!気持ちええっ!」

旅館の畳張りの広い一室の布団の上で二人の裸の男女が激しい絡み合いを繰り広げている。男性は、腹がでていて太っている中年のオジサンであり、イブキの美しい裸体に覆いかぶさって、大きな肉棒を少女の膣内で何度も何度も出し入れする激しいピストン運動を繰り返していた。

提灯の控えめな光が、イブキの美しい裸体を照らす事で、オジサンは性欲を煽られて、少女の身体を好きなように貪っている。

少女は久しぶりの1対1のセックスに新鮮さを感じて、肉棒が出し入れされる気持ちいい快楽に集中していた。

(いつもは複数プレイやけど・・・こういうのもええな・・・)

複数プレイでは味わえない遊びのようなセックスに、イブキは心が穏やかになりながら、中年のおじさんに犯されているというシチュエーションを楽しんでいる。

美しい少女が醜い大人に汚されるという状況そのものにイブキは興奮しながら、何度も何度も突き抜けるような快楽を味わって気分がよくなり、快楽のレベルが高くなっていく。

「ワシの熱いのをだすぞ!受け取ってや!」

「あっ!ああんっ!おじさんの精液を頂戴やっ!!!いい!!いくうう!!!」

ドビュッ!  膣内が溢れるほどの精液に満たされる事によって、少女はその暖かさと快楽にスッキリとした気分になる。

(精液は温かくて・・・最高やわ)

少女は気持ちよく犯してくれた事に心の底から喜び、スッキリとした心地のいい状態を少しだけ味わうと

「ほなっ!次はうちが攻める番やで!」

「うぉっ!」

膣内に肉棒を繋げたまま、男を布団に押し倒したのだった。

男は、非力そうな少女に押し倒される事に少しだけ困惑したが、少女が自分の上で腰を振り始めた事によって与えられる激しい快楽にどうでもよくなっている。

「あんっ!ええっ!熱いチンポがうちの中に入っとる!」

イブキが男の上で腰を振る度に、Dカップの豊かな双丘は、タプンッタプンッと男を魅了するかのように揺れていく。

膣内で肉棒も激しく擦れ、激しい快楽を身体が味わう度に、少女は快楽を求めて、自ら腰を振っていく。

(この態勢が一番気持ちええわ・・・幸せやで・・・)

少女の下になっている中年の男は、目の前に豊かな双丘がタプンタプンと揺れる光景に見入って欲情している。

魅惑的なおっぱいを貪りたいと思った男は、両手を伸ばし、少女のおっぱいを掴んで揉み始める。

「あんっ!うちっ!おっぱいが弱いんよっ!ああんっ!」

豊かな双丘を下から揉みしだかれる事で、快楽が増幅され、少女はより気持ちよくなっていく。

乳首も男の指で掴んでコリコリされる度に、ピンポイントな刺激で、天国にも昇るような心地よさを味わってしまう。

(おっぱいとマンコが気持ちええっ!もっともっと、この快楽を味わいたい!)

連続的に与えられる快楽に夢中になりながら、この快楽を貪るように少女は腰を振る。

自分の柔らかくて弾力がある豊かな双丘を揉まれる度に、心地のいい快楽が全身を包み込むことで優しい気分になり、中年のオジサンの肉棒が恋しくなっていく。

「ワシはっ!もう限界だ!中にだすぞっ!」

「うちもっ!最高の気分やっ!中にだしてええやっ!ああんっ!」

ドビュッ! 快楽の限界に到達した男の肉棒から、大量の精液が射精され、少女の膣内を満たしてしまう。

少女の身体は電撃が走ったかのようにビクンビクンと痙攣し、絶頂へと至った気持ちよさに、幸せな快感が頭を支配してしまう。

絶頂へと至った男女は、そのまま布団へと寝転がり・・・寝るまでの間、一夜の契りを結んだ事で仲が良くなって、楽しそうに談笑を繰り広げるのだった。

少人数プレイでの娼婦の仕事は、短時間でセックスが終了するため、男の心を掴むための談笑やセックス以外の遊びをやることで大金をもらうのである。

だが、今回は、宿代と食事代を奢ってもらうという契約であるため、イブキ自身の暇潰しと、一夜妻として己が相手した男がどのような人物か興味があったから、契約以上の代価を要求するということはなかった・・・のだが、翌朝、高級食堂で異常な量の料理を注文してしまったため、合計で100万円近い金額を、中年のオジサンに貢いでもらう形になってしまったのである。

まさに、安物買いの大損という諺に当て嵌まる状況に、男は唖然としながらも渋々と全額一括で支払い、食後に少し談笑した後にイブキと別れて、山科の方角へと歩いていったのだった。

 

 

 

 

アイのほうは、関所が陵辱イベントの証拠を消すために、風呂で精液を洗い流され、口止め料を兼ねた美味しい料理を食べさせられ、戸籍データが登録されている緑色のカードを渡されてから、関所を通っていた。

アイに押されている乳母車にいる赤ん坊のノブナガは、定期的に母親から母乳を与えれる事で気持ちのいい眠りについている。

「ううう・・・お母さんは汚れてしまったのですよ・・・」

呑気そうに眠っている我が子を見ながら、アイが愚痴っている。既に3000人以上の男達と肉体関係を持ってしまっているのだが、清純派ヒロインにしてしまう青と白の縞々パンティーの効力は恐ろしいレベルで少女を洗脳していた。

「でも、風呂に入った後にだされた豚肉料理が最高に美味しかったのです・・・」

少女は関所で食べさせられた豚肉料理を思い出している。高級豚肉を使った焼肉、シャブシャブ、豚丼・・・etc、蕩けるような柔らかさを持つ肉の美味しさが少女を幸せな気分にしていた。

なにせ、彼女の前世である地球が食料飢饉のせいで、そういった外見も美しい美味しい料理が消え去って

「ゴキブリ美味しいね!ネズミさんはごちそうさんだよ!」

「ウジご飯を食べなさい!食べず嫌いは駄目でしょ!?」

低コストで大量生産できる虫が世界の主食になってしまったために、アイは、食べず嫌いのまま、苦しみながら餓死した前世を持っている。

虫しか食べる物がない世界を味わった少女は、この陵辱エロゲー世界でまともな食文化が現存しているから、心が癒されているのである。

「アイちゃん!こっちやでー!」

美味しい料理の事を考えている金髪巨乳美少女を呼ぶ声が聞こえる。アイは、その声が聞こえてきた方角を見ると、イブキが満足そうな笑顔で手を振っていた。

アイも、自分を守ってくれる戦闘能力がある親友を見て、笑顔でイブキのほうへと歩いていく。

(ここから先は・・・きっと安全地帯なのです。まともな仕事について、幸せな家庭を築くのですよ!)

今までの道のりが、陵辱イベントだらけであったため、京都での暮らしは陵辱とは縁がない平凡な日々が待ち受けているだと、少女は思い込みたかった。

そして、合流した2人の少女と赤ん坊は、京都と山科の間にあるトンネルへと入ったのだった。

トンネルの中は、馬車用の大きい道と人が通る歩道を、柵によって区切られているため、安心して歩く事ができる。明りも定間隔ごとに配置されているため、特別な装備がなくても通行が可能だった。

トンネルそのものが一直線という構造であることもあり、前方からは僅かに太陽の光が漏れている事も、通行するものを安心させる材料の一つになっている。

「人間さん!お野菜頂戴ね!たくさんでいいよ!」

「くじゅなにんげんしゃんは、ごひゃんをちょおだいね!」

「くしょばばぁ!さっさしゃとだしゅんだじぇ!」

「京都はすごいでー。料理は美味しいし、デザートも最高の物が揃っとるし、富裕層専用の電化製品もあるで。」

「素晴らしい所なのですか!それはいい話なのです!」

時折、黒い髪を持った生首・・・妖怪餡子饅頭達が襲い掛かってくるが、彼女たちは一切気にしていない。トンネルが崩壊した際の事も考えて、中に取り残された人のために妖怪饅頭を放し飼いにしている事をトンネル内にある看板から得た情報で知っているからである。

妖怪餡子饅頭は、山科の方角に行けば、兵隊に虐待され、京都の方角に行っても、兵隊に虐待されるので、トンネルからは出る事ができず、トンネルの中はネズミと虫しか食べる物がないのに、なぜか知っているお野菜を食べる夢を叶えようと人間さんにじゃれついているのである。

 

第3話「超格差社会国家 京都!」

 

 

彼女達はお互いに談笑しながら、3時間程歩いた事で、トンネルの終わりへとさしかかろうとしている。トンネルの出口から漏れる光も、出口に近づいた事で大きくなり、京都にもうすぐ到着できることを喜んでいた。

「もう少しで京都に到着するのですよ!」

「ここまで長かったわ〜。いろいろと寄り道したから、予定の倍近くかかってるで。」

2人の美少女巫女さんが、今までの旅の苦労を思い出したことで、心の中で頑張った自分に感動していた。

そして、彼女達がトンネルを抜けると・・・そこには、西洋と和風と現代と近代と江戸時代がごっちゃまぜになった光景が目の前に広がっていた。

都市の中央に高層ビルが並び立ち、ひたすら横が大きい謎の巨大な建造物まで存在しているかと思えば、高層ビルと思われる建造物が木材で作られた和風の建物だったり、異常な量の妖力が都市を覆っていたりして、本当に世界一安全な都市なのか疑問に思ってしまう混沌模様である。

「なっなんなのですか!この異常な妖力は!?」

アイは、今までの人生で見た事が無いような異常な量の妖力を感じ取る事で、ここが妖怪に攻め落とされたのではないかと思っている。

少女達の身体に妖力が次々と吸い込まれているが、都市を覆う莫大な量の妖力に比べれば塵のようなものであるため、全く減っていない。

「ここが世界最大の都市国家京都やで!世界中から集めた妖怪を屠殺する妖怪牧場を始めに、妖怪を商品として扱った企業が集まっとる大都市や!」

親友である金髪巨乳美少女が驚く様子を見たかったイブキは、こういった情報を全く教えていない。アイが驚いている様子に満足して、誇らしげにイブキは胸を反らしている。

田舎者や原始人に、都会を見せるような感覚で、気分が高揚しているのだ。

「あの青色の高層ビルに、アイテム鑑定使ってみ!」

アイの反応で気分が良くなったイブキは、町の中心部にあるであろう青色の高層ビルを指し示す。

京都について何も教えられていないアイは、イブキに言われたままの通りに高層ビルにアイテム鑑定を使用する。

 

ルナ洋菓子店本社ビル最上階(68F)

自動修復機能つき。

 

世界的に有名な洋菓子メーカー ルナ洋菓子店の本社ビルの最上階。

100人の人間が余裕を持って寛げる癒しの空間が広がっている居住区であり、銀髪ロリ巨乳娘であるルナ会長が夫達ともに住んでいる部屋がある。

ビルそのものに自動修復機能があるため、建物自体には耐久年数というものが存在していない。

ただし、電気配線やパイプの類には、自動修復機能はついていない。

 

 

表示された結果は、ビルそのものに自動修復機能があるチート建造物さんという異常な事実だった。

それと、ビルの階層そのものがアイテム扱いされている事にもアイは驚いている。

「すっすごいのですよ!ビルに自動修復機能があるのです!・・・ってルナ洋菓子店の本店?」

アイは、青い色の高層ビルがルナ洋菓子店の本店だと気がつく。

「あれが、ルナ洋菓子店の本店や。建造費2348兆円もかかってる超高級ビルなんやで。」

「お、お金の価値がわからなくなってきたのですよ・・・どうやったら、そんなに稼げるのですか?」

2348兆円という莫大すぎる金額に、この陵辱エロゲー世界の物価は、どうなっているのだろうかとアイは思った。

人口100万人の都市が世界最大なのに、どういう商売をやれば、そのような金額を稼げるのかについても疑問に思っている。

「アイちゃん。この都市に住んでいる100万人は全員都市籍持ちのお金持ちさんや。世界中の富が集まっとるから、一つの業界を独占でもすれば、稼ぎ放題のうはうは状態やで。」

「・・・農民籍の人はどこに住んでいるのですか?」

一応、この国の民扱いである農民籍がどこに住んでいるのか気になったアイは、イブキに聞いてみることにした。

「農民籍の人は、この都市だけでも、1000万人くらい住んでるんやなかったけな?正確に調べてないみたいやから、わからへんわ。」

「・・・人口100万人って言ってませんでしたっけ?」

以前から、何度も何度も都市国家京都の人口は100万人だと、イブキから聞かされている少女は疑問の声を漏らすと

「農民籍みたいな貧乏人は、この陵辱エロゲー世界やと人口の対象外やで。奴隷や妖怪を含めたら、2000万人くらいいるんとちゃうんかな。」

陵辱エロゲー世界の人間の扱いの酷さに、アイは少しだけ泣いた。だが、息子であるノブナガだけでも幸せにしようとする覚悟を決めて、新天地である京都での生活を頑張ろうと少女は思ったのだった。

3000人以上の男達に陵辱された悲劇の清純派ヒロインは、こんなことではめげない強い意志を持っているのである。

 

 

こうして、金髪巨乳美少女巫女アイと黒髪美少女巫女イブキ、アイの赤ん坊であるノブナガは、超格差社会である京都へと辿り着き、新しい生活への第一歩を踏み出したのだった。

 

 

 

あとがき

オリジナル版のオーバーロード最高だね!あれを見るために、人生を生きているような気がするよ!

あと、銀河英雄伝説の二次創作の良作を見るためにも生きているような気がするよ!

人生のほとんどを小説を読むために費やしたいね!というか、大量に読むために機械の身体さんが欲しいよ!

人間さんの身体だと、毎日少ししか読めないのが悔しいね!・・・と思ってしまう作者は、完全に活字中毒(´・ω・`)

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