加藤亮太1

彼の名前は加藤亮太、山城大学の3回生。
今は一人暮らしをしていて、付き合ってる彼女とたびたび会う。
そんなあまり変わり映えの無い日々を暮らしていた。
そんな彼が通っている喫茶店、ウェーバーにいつものように行った時の事だった・・・。

「マスター、こんちわ。いつものやつ頼むよ」
「おっ、亮太君。オッケー」
亮太はカウンター席に座り、雑誌を取って読み始めた。
店には亮太以外の客はいなかった。
それというのも近所にスター○ックスができたので、客をほとんど取られてしまったのだ。
最近のウェーバーでは閑古鳥が鳴く毎日が続いていた。
「はい、どうぞ」
マスターが湯気の上がったコーヒーを亮太の前に出した。
亮太はブラックのまま何も入れず、コーヒーを飲み始めた。
「やっぱここのコーヒ−は美味いね。ス○バなんかより数段美味いよ」
そう亮太が言うと、マスターは浮かない顔をして答えた。
「ありがとう、嬉しいんだけどねぇ・・・実はもう店をたたむ事に決めたんだよ・・・」
ピタッとコーヒーを飲む亮太の手が止まった。
「ええっ!?・・・マジ?」
マスターは作り笑いをしながら答えた。
「うん、もう無理なんだ・・。あ、そうだ・・・最後だから亮太君にコレあげるよ」
マスターはそう言うと、外国語で書かれたインスタントコーヒーを1パックを取り出した。
「なんでもコレ、凄くおいしいらしいよ。知人に貰ったんだけど・・・
今まで来てくれた亮太君にお礼がしたいしね」
「マスター・・・・ありがとう・・・」
亮太はそのコーヒーを受け取り、マスターと最後に握手をして店を出た。
手を振るマスターにこちらも手を振り返し、亮太は自宅へと帰って行った。
「はぁ・・・もうあそこのコーヒー飲めないんだな・・・」
亮太はタバコを吸いながら、しみじみそう思った。
大学1回生の頃から通い続けた店だけに、ショックも大きかった。
「マスターがくれたコーヒー・・・飲んでみようかな」
亮太は慣れた手つきでコーヒーを作った。
温かい湯気と共に、豊満なコーヒーの臭いが漂ってきた。
「美味そうじゃん・・・ズズ・・・うん、美味い!」
そのまま何かに取り憑かれたように、亮太はコーヒーを飲み干した。
「美味かった・・・でもマスターのコーヒーの方が・・・」
突然、亮太は強烈な眠気に誘われた。
火のついたタバコを消し、亮太はそのまま眠ってしまった・・・。

ピンポーーーン
家の呼び鈴が鳴り、亮太は目を覚ました。
時間は夜の7時を回り、亮太は彼女が今日泊まりに来る事を思い出した。
亮太は飛び起き、玄関のドアを開けた。
ドアの前には亮太の彼女の中村絵美が立っていた。
だが、その顔は何故か驚きの表情を示していた。
「・・・アンタ誰よ?」
絵美の第一声は思ってもみない言葉だった。
亮太は?の思いで絵美に言い返した。
「誰って・・・俺だよ、亮太だよ」
だが、その声は女の声のような高い声だった。
182センチもある亮太の声は福山雅治のようなトーンの低い声だっただけに、亮太は風邪でもひいたのか?と思った。
だが、絵美の顔は見る見る内にこわばってくる。
「ふざけんじゃないわよ!亮太いるんでしょ、誰よこの女!」
絵美はそのままずかずかと亮太の家へ入って行った。
「女・・・?」
ふと玄関の全身鏡を見て、亮太は愕然とした。
亮太の体は160センチくらいの女性に変わっていたのだった。
「な・・・なんだよコレ!?」
その体は胸に2つ膨らみがあり、筋肉質の体は女性特有の柔らかい体に変わっていた。
亮太は背筋がゾッとし、股間に手を持っていった。
「な・・・無い・・・えええっ!?」
亮太はパニックに陥った。
無理もない・・・体の何もかもが女性になっていたのだ。
「ううっ・・・酷いよ亮太・・・浮気なんてする人じゃないと思ってたのに・・・」
ふと見ると、絵美は悲しそうな顔をして涙を流していた。
「ち、違うんだ絵美!俺が亮太で・・・その・・・」
「何訳分かんない事言ってんのよ!・・・あんた・・絶対に許さないから・・・」
絵美はそう言うと、泣きながら部屋を飛び出して行ってしまった。
「え、絵美っ!!」
亮太が追いかけようとした瞬間、亮太のはいていたジーパンとトランクスがずり落ち、女性器が丸見えの状態になってしまった。
亮太は慌ててドアを閉めて鍵をかけ、そのまま座り込んでしまった。
「何なんだよこれぇ・・・まさかあのコーヒーが・・・!?」
亮太は立ち上がり、ベルトでギュウギュウに閉めたジーパンをはき、ブカブカのシャツを着て、家を飛び出して行った。
「マスター・・・なんてモノをくれたんだよ・・・!!」
大急ぎで亮太はウェーバーに向かった。
ウェーバーに着くと、店にはすでにシャッターがかけられていた。
「もう閉まっちまったか・・・クソっ・・・」
すると突然、後方で聞いた事のある声がした。
「亮太君かい?」
亮太が後ろを振り返るとマスターが笑いながら立っていた。
「いやぁ・・・いい女の子になったね、これは逸材だよ・・」
マスターの思いも寄らぬ言葉に、亮太は言葉を失った。
「いやぁ・・・ゴメンね、亮太君。
ルックス良くて若くてスタイルのいい男の子探してたんだけど、僕の知り合いじゃそんなの君しかいなかったんだよね・・・」
マスターは微笑みながら話し続けた。
「僕の店は借金が凄くてさ、仕方なかったんだよ・・・許してね」
「え・・・マ、マスター・・・何言って・・・」
突然亮太の後ろから手が伸び、それを嗅がされた。
亮太は意識が朦朧とし、そのまま倒れ込んでしまった。
複数の男の笑い声だけが聞こえていた・・・。

亮太が目を覚ますと、亮太は裸にされ、手と足が身動きできないように縛られていた。
周りにはヤクザ風の男が数人おり、その中にはマスターの姿も見られた。
「おい、山形。お前なかなかいい素材を見つけて来たな」
一人の男がマスターにそう言った、山形というのはマスターの名前だ。
「へへ・・・そうですか?あの・・これで借金の方は・・・」
「ああ、全部面倒見てやるよ。コイツを売り飛ばせば大金が転がり込んで来るだろうしな」
売り飛ばす・・・その言葉に亮太は身震いするような恐ろしさを感じた。
「あ・・あんた達は何なんだ!?俺の体に何したんだよ!?」
亮太がそう言うと、男達は下品な顔をして笑い始めた。
「あのな、お前はこのクスリで女になったんだよ。
そんでこれから俺達に調教されて、金持ちに売り飛ばされるってワケ。
もちろん誰も助けてくれないぜ、お前が加藤亮太と言っても信じる奴なんかいないだろうしな」
そう一人の男が言うと、男達はまた笑い始めた。
「ウソだろ・・・?頼む、元に戻してくれよ!!
俺、そんなの嫌だよ!マスター、何でこんな事するんだよ!」
「ギャーギャーと五月蠅い奴だな・・・山形、言ってやれ」
すると後ろからマスターが出てきて、亮太に言った。
「頑張ってウチの店のために、いい女になってくれよ亮太君。
いや、リョウちゃんって呼んだ方が今は正しいかな?」
再度、男達の下品な笑いが部屋中に響き渡った。
亮太は今更どうあがいても、もう助かる道は残されていなかった。
「じゃ、リョウちゃん。今から俺達と遊ぼうね〜」
と一人の男が亮太にディープキスをしてきた。
「んんんっ!!ぷはっ・・・おえぇっ・・・うえっ・・・」
だが亮太はあまりの気持ち悪さに嗚咽してしまった。
「失礼な女だなぁ・・・俺のキスにそんな反応示すなんて・・・」
ククク・・・と他の男達が笑った。
男達は女としているつもりでも、亮太にとっては男としているのだ、その気が無い亮太にとっては無理もない反応だろう。
「面倒くせえ・・・とっととヤっちまおうぜ!」
と一人の男が真珠入りの一物を出した。
「まあまあ、最初ぐらいは知り合いにやってもらった方がいいんじゃねーか?
おい、山形コレ使ってマンコいじってやれ。その後にヤってやれ」
と男がマスターにローションのような物を渡した。
まだ気分が悪そうな亮太にマスターが近寄って行った。
「リョウちゃん・・・すぐ気持ち良くなるからね・・・。
心配しなくてもいいよ・・・ククク・・・」
マスタ−がローションを手に出し始めた。
「はあ、はあ・・・マスター、頼むからやめてく・・・・!?ああっ!!」
亮太の懇願も虚しく、マスターは慣れた手つきで亮太の秘部を愛撫し始めた。
「ひううっ!あ・・・はあっ・・・ああっ・・・ああっ!
(な、何だこの感じ・・・女ってこんなに感じるモンなのか・・・?)」
マスターが亮太の秘部を執拗に責めていった。
クリトリスをつまみ、中に入れた指を上下左右に動かし始める・・・。
そしてローションがジワジワと亮太の秘部に染み込んでいった。
「あひっ・・・ああんっ・・・んん・・・はあっ・・・あっ!
(何て声出してんだ俺・・・でも、止められないっ・・・)」
マスターはピタッと指の動きを止め、指を放していった。
「じゃあ、そろそろやりますね・・」
マスターはズボンを脱ぎ、自分の一物を亮太の秘部へ向けた。
「安心しろよ、そのローションは初めてでも痛くないようにしてくれるからな。
ああ・・・俺って何て優しいヤクザなんだろう・・・」
周りの男達が笑い出した。
虚ろな目をしている亮太にマスターがそっと呟いた。
「もう諦めて女になっちまえ、そっちの方が幸せだぞ・・・ふんっ!」
ブツッと言う音と共に亮太の処女膜はマスターの一物に貫かれた。
「ひああーっ!あっあっああっ・・・ううっ・・・はあっ・・・」
確かに痛くは無かった、だが女としての喜びを感じる事に、亮太は得体の知れない恐怖を感じた。
もう男には戻れない・・・!そんな恐怖を。
だが、体は違っていた。
「はあっはあっ・・・あんっ!!う・・・ああっ・・・あああっ!!」
マスターが腰を動かすたび、高揚していく体。
一物が出入りするたびに濡れてくる秘部。
恐怖が少しずつ無くなり、快感だけが亮太を支配し始める。
「リョウちゃん・・・ククッ・・・気持ち・・・いいよっ!」
「ま、マスタぁ・・・ひうっ・・・ああっ・・・ひあっ!!」
亮太がマスターの顔を見ると、いつもの優しい顔をしたマスターはそこにはいなかった。
快感に浸る、一匹のオス・・・。
だが、亮太はそんな事などどうでも良くなっていた。
男の時より数段上の快感・・・ずっと感じていたい・・・。
それだけしか考えれなくなっていた。
そして亮太は初めての女としてのSEXで初めてのオーガズムを迎えた。
「ああーっ!!ひうっああっああっああーっ!!」
それを見た男達が笑みを浮かべる。
「初めてのSEXでここまで感じるたあ・・・ホント良い素材だぜ」
「こうなりたいっていう願望が前からあったのかもな・・ヒヒッ」
「何人も女にしてきたが、こんな感じまくる変態は見た事ねえなぁ・・・」
周りから男達のさげすむ声が聞こえる・・・。
それが亮太の快感をさらに高めるのだった。
「はあっああっだめっ・・・あああっ・・・あああーっ!!」
「くうっ・・・出るっ・・・」
「ああああぁぁぁーーーーっ!!!」
亮太は絶頂を迎えた。
ギリギリで抜いたマスターの一物から精液が飛び出し、亮太の腹を白く汚していく。
だが亮太は余韻に浸っており、秘部はドクンドクンと波を打ち続けていた。
亮太は女の喜びを知ってしまった、もう後戻りはできない。
そしてさらに宴は続いていくのだった・・・。

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