sage者のAAシアター(ブレードランナー風味)
9話 あるはずのない記憶(その1)
- 604 名前:流石シアター :03/10/27 08:00
そうなると、、、うーん、ますますワカランな、、、ん!?
_
∧_∧ .'´ ヽ どうかしたのですか?
( ´_ゝ`) .ハヽヾゝ|
/ ⌒ヽ,. li、゚ヮ ゚ | | . ∬
| ̄ ̄/ /⌒)E| ̄|  ̄ ̄ ̄.|lハ v ノ|_| ̄ ̄ ̄E| ̄|
| ̄ ̄|\( ' /~ .└┘ んUU_! ゝ ../| ̄ ̄|
| | | /⌒ヽJi γ⌒ヽ、 (__(__,υ .| .| |
|: /⌒Y i ̄ ̄ ̄i γ⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄‖ |
|: i ヽ i i / i .‖ |
| ', i____________i ,'._________________..‖ |
|__|ゝ.,_,.ノ ゝ.,_,.ノ .\|__|
- 605 名前:流石シアター :03/10/27 08:01
- |
| .∧_,,,
|_____ .(゚x;;゚#)_ .∧_∧ いや、ホラ、あそこの、やたら古ぼけた
/ (;;_;; @/| ( ´_ゝ`) ぬいぐるみがちょっと気になってな
| |二二二二二二二二| |..:::|
| | LLLLLLLLLLLLL::| |..:::| _
| |================| |..:::| '´ ヽ ネコさんなのです。これはエンジョイ副社長の
| | LLLLLLLLLLLLL::| |..:::| ハヽヾゝ| ものなのでしょうか?
| |================| |..:::| li、゚ヮ ゚ | |
- 606 名前:流石シアター :03/10/27 08:02
あは、あのボロボロのぬいぐるみは、私の宝物なんです
お義父さまから初めていただいたクリスマスプレゼントなの
._ _
. / ヽ、 / \
 ̄ヽ . ヽ、__/ / ̄
. 〉 (
.. /<(★)> ヽ. .η
.ノ ,.ィ((((ノ)) ̄ ,ノ .__ 気が付けば……八頭身用カップ…!
.__τニ.─シ)、^ワ^ ( (ヾ /__|_ やってしまったっ……!
| (((\(.Y (つ)))) /_了 ゚Д゚) .∬ 流石のコーヒー大好き本職も
| ̄ ̄| ノノノ,-' __)ノ(.| ̄ ̄| (|〆/|-E| ̄| この大量さは…猛省…!
| | ̄ ̄ ̄し'.. ̄ ̄|| | /|  ̄ | ..└┘
|__|_______||__| .∪ ∪
- 607 名前:流石シアター :03/10/27 08:03
∧_∧ クリスマスってあんた、、、稼動し始めてからまだ三ヶ月程度と
( ;´_ゝ`) 聞いたぞ、、、あ、トータル・リコールか、、、
/⌒ ⌒i
_
.. ,'´ ヽ その模造記憶なのです。私たちレプリには設定年齢にそった
.. ハハヾゝ | 記憶、存在しなかった過去の思い出もインストールされているのです
.. li ゚ー ゚ | .|
.. と)( Y ((つ
- 608 名前:流石シアター :03/10/27 08:06
- _ _
∠. \ / \ レプリの自我安定の為に必要な事ですね。私の場合
ヽ ヽ、,_/ / ̄ 三才でお義父さまの元に引き取られた設定なんです
〉 (
/ <(★)>ヽ _η お義父さまの別荘で迎えた最初のクリスマスにいただいたのが
ノ ,.ィ´ノノ))) ̄_,ノ あのネコのぬいぐるみなんですよ
.τニ.─シ))^ ワ^ノヾ、
. (((((つY )つ))
- 609 名前:流石シアター :03/10/27 08:06
- もちろん、そんな事実があった訳ではありません、あれは、、、
模造記憶に合わせて用意された一種の小道具にすぎません
◎|; |______◎(________________|; |◎
◎|; |______◎(________________|; |◎
◎|; |______◎(__i|*。ノノ o゚ .,.。*☆*。, ヽ 。+'゚.|; |◎
◎|; |______◎(__i|〃イ゚*o。+*'° ...|| ゙゚*o。+*'゚.ヽゞ..|; |◎
◎|; |______◎(__i|,,ノ´ o .|| o ヽ,,|; |◎
◎|; |______◎(__i|@ ゚ * || * .☆ .|; |◎
◎|; |______◎(__i|ヽ * || o゚ ,イ'w` .|; |◎
◎|; |______◎(__i|ヽゝ o ...|| ゚ .ィ'w。†ミ.; |◎
◎|;...iニiニニニニニニニニニニニニニi ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ィ'Www。ミ....|◎
◎|; .|_|_].]■■■■■■■.! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,ィソ。w。w*゚モ.|◎
◎|; .|_|_]■■■|"从゙]■■■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,.イッ゚*w。g。ャミ◎
◎|; .|_|_].]■■|:,;(,ハ);;]■■]. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´.ノッ。w゚w。*W゚。oキ、
◎|; .|_|_]■■|=ニニニニ=]■■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´シ从从iW从从ミミ
―_ ,, ―――― ̄ ̄ ∬∬∬  ̄ ̄ ̄ ̄ |i:|
ハノ∞ミゝ .●◇●ー)i= |゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙|
. 丿ノ^ヮ^) .∧_∧ ι ι_.|l .'====='
( (i_ハヽ.(゚ x ゚ ) (⌒(⌒(⊆/.
.(∂UU(0) ( @ U U //^ヽ
````` (==@ ( ・ )
↑
存在しなかった三才のエンジョイ
- 610 名前:流石シアター :03/10/27 08:07
∧_∧ 捏造された偽の記憶か、、、それでもあんたにとっては
( ´ ゝ`) 真実なワケだ。
//E| ̄|
( ' / └┘ズッ
__ __ その通りです。私の設定年齢は20代ですが、当然、その年齢分の
∠ \ / > 思い出があるんです。ビデオアルバムや手紙、学校の卒業証書
ヽ ヽ、,/ ./ 全て作り物かも知れませんが、私には本物なんです。
〉 .(
. /<(★)> ヽ _η 私はお義父さまが大好きです。これもインストールされた思いなのでしょう、、、
ノ ,.ィ´ノノ)))) ̄,ノ でも、この気持ちは私にとって何より大切なものなんです
.τニ.─シ)、^ワ^ (((
. (((⊂(.Y.(つ)))))
- 611 名前:流石シアター :03/10/27 08:08
お嬢さんもそうなんだろ?
_ はいなのです。私の部屋には小さい頃から
∧_∧ .'´ ヽ 書き続けてきた日記の束があるのです
( ´_ゝ`)... ..ハヽヾゝ|
γ⌒ ⌒ヽ. li、゚ヮ ゚ | | . ∬
γ⌒ヽ/ ☆/ ̄ ̄ ̄ |lハ v ノ|_| ̄ ̄ ̄E| ̄|
|~しソ|`ゝ ,i んUU_! ゝ ../| ̄ ̄|
| | /⌒ヽ γ⌒ヽ (__(__,υ .. |. | |
| |γ⌒ヽ i ̄i γ⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄‖ |
| | i ', i i i .‖ |
| |_', i_i i...____________________‖ |
| | ゝ,_,ノ ゝ,_,ノ... .\|__|
.  ̄ ̄
SF&ミステリー保管所へ
(フレームが表示されない場合はこちらをクリック)