sage者のAAシアター(ブレードランナー風味)
30話 社長との対話(4)
- 469 :流石シアター :04/11/05 06:07:05
- (01/10)
わしがレプリを開発したのは、人造生物兵器などと言う化物をこの世に放ってしまった
連中の一員だった罪を少しでも償うためでもあった…だがそれだけじゃあ、無いのです
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- 470 :流石シアター :04/11/05 06:07:39
- (02/10)
. ∫∬∫∫∬∬∬∫∫∬∫ 兄者刑事、わしは生まれつき子供が作れん体でしてな
.∬ ∬∬∬ ∬∬∬ ∬∬ レプリ達は、そんなわしの息子や娘でもあるのですよ
∬∬∬ ^^^^^^∬∬∬
∫∬ ∬∫ わしはレプリと、それから派生した様々な技術で財を成した
r∬ ∫ヽ 我が子を売って得た金ですよ…だが必要だった…
|゙i|i´ ̄~`ヽi=~‐=`ヽ! il
ヽl、'';;;;;;;;ノ:|ヽ;;;;;;;;;;ノ|丿 わしの子供達の「権利」を、人と同じ様に生きて行く権利を
l /ヽ__ハ l 手に入れる為に必要だったのです
ヽ ヽト‐==.ァ'' /
| ヽ` `二´' /|_
_-‐' ̄|\ ` --- ' / `ー―-、__
/~⌒~ ̄| , -‐'\ ` - ー '/ \ '  ̄\
- 471 :流石シアター :04/11/05 06:08:32
- (03/10)
この第三流石市はわしの…いや、わしの子供達であるレプリの街です
今、あの子達はレプリと言う事を隠して生きて行かざるをえん…
___
.//:::::::::::::\ だが、いずれ、レプリがレプリとして、人と一緒に生きて行ける日が
/./:::::::┌‐‐┐\ 必ずくるはずです…そう、いつか必ず!
/ / ::::::: |王ll王ll王| ┌─┐
/ ./ :::::::::: |圭ll圭ll圭|::\| 圭|圭l+| ___ェェ__
/ /::::::::::::::::|圭ll圭ll圭| :::: | 圭|圭l+|___,,|!!|!|!!|!!|___ェェ__
_______E|圭ll圭ll圭| | 圭|圭l+|l;l;l;l|!!|!|!!|!!||iiii||iiiil|------
''二
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i_ェェェェr-tェェェェェェェrtェェiェT:| 圭|圭l+|l;l;l;l|!!|!|!!|!!||iiii||iiiil|..___|三三|
|!!!!!!!!!||l:|:|:|:| ┐r┐-'`',:r┐ri'':'`r┐rir┐::;:;..,ri"'ri`',:"
千ー| __,,-----,,____ ゙| |+ii++| | 圭|圭l+|TTTTTl-lTTl:::| |::|三三|
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ニニニフ:::ヨiヨiiヨヨヨヨヨヨ|| |+ii++| | 圭|圭l+|:| | | | |:|::l:|:|:|:::|
|::|三三|;:;..,"'`',:'':'`::;:;.'.,"'`_',:_'':'_`::_'`',:'_':'ニ"ニ:ニ"ニ:ニニ":ニニ"ニ:
- 472 :流石シアター :04/11/05 06:09:03
- (04/10)
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|::::::: : :::〔40〕::: : ::::::| タイレノレ社の後継者は、レプリと人の未来を担う
. (||_||_||_||_||_||) 役割を果たさねばなりません
. |::| |:: :| |::|
. |::| | '´゙'"^ヽ l l ! わしの娘、エンジョイはその為に「生み出された」のです
..______ |::| |。:i ((((ノ))) 0:::|
.| _____ | |::| | ノ (il.゚ ー゚从 .:::|
.|□□ [_____] |... .|::| |((( (つと))) :::| わしが生きている間には出来なかった事は、全て
.|_____ | |::| | )))( Y l (( .o ゚ | あの子が引き継いでくれる…
/ || .∬∬∬..... |::| |゚(ハ( し'.ノハ))).:::::|
 ̄ | .||◇●ー) i= |::| |:: : : :: : : : : ..::|
. ̄.\ ||¬ ⊂ ヽ|l !_________|
. 二二二|二二二」⊆/ (||_||_||_||_||_||)
. |//^ヽ/ \
- 473 :流石シアター :04/11/05 06:09:31
- (05/10)
__
/::::> おそらく、あの子の代でも無理な事でしょう
/:::::ヽ
,.'::::::::::::ヽ,, だが、わしの、わしの子供達の願いは
∠::::::::::::::::::::> 次の後継者へと引き継がれて行くのです
リ:::!::::::::',
`ァリノ、::::'、
,':::::::::::}::::::ヽ 願いが叶えられるその日まで
!::::::::::;':::::::::::)
/:::::::::::{::::::::::::ヽ
/::::::::::::::ヽ:::::::::::::)
{;;;!:::::::::::::::::';:::::::::(
. !:::::::::::::::::::';::::::;リ)
. !:::::::::::::::::::::'、( (
l::::::::::::::::::::::::::>
んんルrー'`´
,.!!:::|
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- 474 :流石シアター :04/11/05 06:10:06
- (06/10)
∧_∧ …なぁ、爺さん、何でオレにそんな事話すんだ?
__ ( ´_ゝ`)
_ /⌒ 'ヽ  ̄\
/ / ☆l \  ̄|
〈 〈 .l`ヽ ヽ....|_
.ヽ `) .〈 し i\ \
_ /`ー'ヽ ー--`ー'、 \ \
| `ヽ、,.-、 _,,..-‐ ) \ \
ヽ、_(⌒ ̄ _,ノ \ | ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ヽ )  ̄ ̄ ̄ ̄ |.....| |
. |.....| |
.|.....| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..\|_|
- 475 :流石シアター :04/11/05 06:11:01
オレはあんたの「子供達」を何体も処分…いや、何人も殺した男なんだぜ
-‐-‐:;;
(⌒) ,';;;, ===':;;;
).;; ⌒) !;;;/ノリ))))〉
(ヽ;,ヘ;;;;#;;; ノi从;´(フノリ ;;)
;) ;;) ;;;`ヽ⊂@;;;`⌒;;;〈;;_;;;;;;;;*;(_(つ;丿@;;;;;;;;(つ;;;;; ;)
)´⌒;;);;
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- 476 :流石シアター :04/11/05 06:11:46
- (08/10)
∬∬∬∬∬ それでも君は、あの子達の死を悼んでくれましたからな…
. ∬∬∬∬
∬-● ● この街であの子達を一番良く理解してくれておるのは
rクl /◇ノ おそらく君だと思っておる
r‐'フ´|ヾハト-,、
.ノ〜|-''ト、ヽ| / |l …わしの身勝手な思い込みじゃがな
| 。・ソ ヽ|/ |:|
ヽ._ /:::: | .|=l
- 477 :流石シアター :04/11/05 06:12:32
- (09/10)
∧_∧ 今の爺さん、マッハバロンのララーシュタインにちょっと似てる――ッ!!
Σ (||| ゚ Д゚)
. /⌒ 'ヽ
- 478 :流石シアター :04/11/05 06:32:28
- (10/10)
∬∬∬ ………シリアスな場面なんじゃがの
. ●◇● ;)i=
. ι ι_|l
(⌒(⌒(⊆/
.U U //^ヽ
(==@ ( ・ )
∧_∧ う、申し訳無い、つい………
(; ´_ゝ`)
. /⌒ 'ヽ
次回へと続く
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