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第1話「まずはキャラメイキング」 |
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さぁさぁお立ち会い。ついにEverQuest Japanese Edition、すなわちEQ日本語版(以後EQJ)のサービスが始まりました!
ってなわけで、僕も早速EQJのクライアントを入手し、間髪入れずにインストールを済ませ、光の速さでEQJの世界「ノーラス」(注1)へと旅立ったのであった。
ここで軽く自己紹介をしておくと、筆者、すなわちここでいう「僕」はEQの本家英語版のクラシック時代にプレイしたものの、RoK導入と同時期にEQから引退したという人であります。そんなわけなので、EQについては全くの素人ではないけれど、かといって現在の仕様のEQについてはよくわかっていないという、中途半端な知識を持っているヤツだと思ってください。
さて、起動をし、IDおよびパスワードを入力し、サーバーを選択すると、キャラ選択画面にたどり着いた。ここでは、サーバー1つごとに8人までのキャラクターを作り、選択することができるんだけど、僕は今EQJを始めたばかりなので当然まだキャラクターは1人も登録されていない。空いているキャラ選択欄をクリックして、まずはキャラクターの作成をすることにしよう。
実は僕、これから作るキャラクターの職業はすでに決めてあったりする。灰色の爺さんや、眼鏡をかけたお子様(注2)の影響をミーハーこの上なく受けた結果、魔法使いの代表とも言うべきウィザードにするぞ!とリリース前から決めていたのだ(このネタ、わからなかったらごめんなさい)。
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そういうわけで、あとは種族を考えるだけなんだけど、これもすでに決めてあったりする。一部マニアに大好評、「パワー!」(注3)で極一部に有名なあの種族。そう、ノームである。あ、なお、この選択には別に確たる根拠はありません。単なるファーストインプレッションというやつです。なんか、こう、かわいいじゃないですか?
あとこの画面内で残っている決定事項は・・・性別・・・は男・・・。アビリティーポイントは、ピュアキャスター系(注4)のマナの量に影響するらしいINTELLIGENCE(INT)にできるだけ振って、残りはHPの量に影響するらしいSTAMINA(STA)に振っておこう。
次の場面では信仰神を選ぶ。即、「灼熱の王子」ソルセック・ローに決定。だって他の選択肢は、あからさまに悪者っぽい「病をもたらすもの」か、なんかちょっと笑っちゃいそうな名前(神様に対して失礼な)の「地底公爵」しかないんだからしょうがない。ねぇ。
ともあれ、以上全ての必要項目を選択し終えた僕は、ついにノームの街、アッカノンからノーラスへの第一歩を踏み出すことになったのである。
え?キャラクターの名前? 名前はゼン。ウィザードのゼン爺さんだ。
「名前を言ってはいけないあのノーム」(注2)をめざしてゼン爺さんは微速前進。請うご期待。
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0分 |
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注釈
(注1)ノーラス:
EverQuestの背景世界である惑星の名前。我々の世界で言うところの、地球。
(注2)灰色の爺さんや、眼鏡をかけたお子様/「名前を言ってはいけない〜」:
某ファンタジー映画の登場キャラクターです。え?こんな注釈いらない?
(注3)「パワー!」:
本家アメリカ版EverQuestにおいて、なぜかノーム等の小さいキャラクターを使う外国のプレイヤーは、やたらと「Gnome POWER!」とか「HFL RULE!(HFL=ハーフリング)」とか声高に叫んでいた。
(注4)ピュアキャスター系:
エンチャンター、マジシャン、ネクロマンサー、ウィザード、の総称。単にキャスターと言ったり、INTキャスターと言ったり、ローブキャスターと言ったり、その呼称は様々。
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