221 名前:風と木の名無しさん:2006/11/07(火) 23:56:42 ID:EI2JJhdd0
>>216
いや、万人受けは無理だろう。
どんな文体でもダメな奴にはダメなんだろうし。
これはこれで趣があっていいんじゃね?

222 名前:風と木の名無しさん:2006/11/08(水) 00:07:40 ID:Yxv7aoSS0
だから、嫌なら読まなきゃいいだけのこと。
文句言う奴はアフォか荒らし。
相手にスンナ。

223 名前:風と木の名無しさん:2006/11/08(水) 00:16:06 ID:CjOPvP2VO
¨

224 名前:風と木の名無しさん:2006/11/08(水) 00:16:37 ID:/xubIMXrO
個人的に時代劇風味は大好物だから、この文体でOK。
荒らしが目を光らせてる中での投下は大変だと思うけど、がんがれ。

225 名前:風と木の名無しさん:2006/11/08(水) 00:18:21 ID:CjOPvP2VO
リレー選手の皆さま乙です!
wktkしながら続き待ってます。

226 名前:風と木の名無しさん:2006/11/08(水) 00:25:29 ID:hwu14wf20
むしろ投下者ごとに文体が変わっていくくらいのノリでもおもろいと思うお。
なわけで、続行ヨロ


227 名前:リレー:2006/11/08(水) 00:45:37 ID:0n8Xx9EE0
ふいに従兄弟の手が止まった。従兄弟は左手で鼻をつまんで首を振った。
その目は先刻の欲情のにじんだものではなくて、多分に嘲笑を含んでいた。
「これはしたり。脇差の手入れはなされても、自前の刃の手入れはなさっていないようだ。
皮被りでらっしゃるならなおのこと、注意されるべきであろうに。ここまでカスを溜めておられるとは」
侍は怒りのあまり一瞬だけ身を焦がす劣情を忘れた。皮の件は年来、ひそかに侍が気にしていることだった。
「皮被りのなにが悪い!それがしは、元服してよりこのかた武士としての勤めを怠ったことはない。
朝の行水、鍛錬、乾布摩擦、乗馬は元旦にも親の葬式の日にも欠かしたことはない。
お前のような柔弱な輩にとやかく言われる筋合いはない。武士の価値は皮の一枚や二枚で決まるものか!」
従兄弟は肩をすくめて、涼やかに言い放った。
「武士、武士とやかましいことだ。今は太平の世。
脇差などより、自前の剣のほうがなにかと役に立つ。その程度のこともご存じなのいか。
鋼の刃は人を切ることしかできぬが、自前の刃は人に苦痛を与えることも快を与えることも思いのままであろうに」
平素から遊女たちにもてはやされる優顔は月光を受けて冷たく輝いていた。
思えば従兄弟は、すでに禄高は侍より上だった。侍は気を飲まれて黙りこくった。従兄弟はあごを撫でてひとりごちた。
「……良く見れば尻毛の手入れも悪い。伸び放題ではないか。いま少し見栄えの良い尻はこれ以外にもある」
あまりの暴言に侍は言葉も返せずに体を震わせてた。そのうちに、従兄弟は去ってしまった。
後には相変わらず陰茎を起立させて、身悶える侍だけが残された。
侍は陰茎を必死でさすった。先端からは絶え間なくしずくがこぼれていた。
けれど、収まらないのは陰茎だけではなかった。後孔はじくじくとうずき、乳首は硬くしこっていた。
侍の腕は二本、指は五本しかない。陰茎をさすれば後孔が切なく収縮し
後孔の淵をなぞれば、乳首が痛いくらいに張り詰めた。
侍は床に寝転がると乳首を畳に擦り付けながら、陰茎を左手で慰め
後孔を右手でなぞった。
(ああ、猫の手も借りたいとはこのことでござるか……)
侍は霞む頭の中で、従兄弟を追いやったことを後悔し始めた。

その時、表の扉が開く音がした。

228 名前:風と木の名無しさん:2006/11/08(水) 02:37:27 ID:ZZEPO4anO
あー、退屈・・・(´‥)

229 名前:リレー:2006/11/08(水) 11:44:11 ID:CjOPvP2VO
侍は尻を高く掲げ、畳にしこった乳首を擦りつけながら、
後ろ手に伸ばした左手の中の指で、せつなく疼く後孔の淵まわりを慰めた。
右手は皮を纏った陰茎を握り締めている。
いかに太平の世とは云え、剣術は武士の心得。
日々、木刀を振るい鍛練を欠かしたことのない侍の掌はまめだらけだ。
亀頭まで被さった皮は、侍の陰茎をやさしく包み、荒れた掌が与える刺激を
心地よいさざ波に変え、皮を通して陰茎に伝えた。
常ならば握る手に強弱をつけ、皮を遅く早く上下すれば達する。
けれど御禁制の薬で高められている今宵は、来ているのに出ない。
惨めな先走りをぽたぽた畳に落としながら、侍は熱いほとばしりを請い身を焦がした。
躰が火照る。熱い。まるでたたら場にいる様だ。円い窓から、憎い従兄によく似た月が、
冴え冴えとした光を放ちながら自慰に耽る侍を見下ろし、
その冷ややかな眼差しに、侍は己の浅ましさを深く恥じた。
けれども股間を苛む疼きには耐えられず、
侍は突き刺さるような視線を身に受けながら、一心不乱に己を慰めた。
自慰に夢中になっていた侍は襖が開いたのに気が付かなかった。
盥を持った男が座敷に入って来てはじめて、侍は男に気が付いた。
知らない男だった。
男は侍の尻の向こうに座るや否や、「確かに手入れが悪い」と嗤い、
盥の中から剃刀と石鹸を取り出した。
まず、尻の毛。次いで、仰向けにされ陰の毛。
剃毛の羞恥と泡がもたらす快感に侍はよがり狂った。
毛の始末を終えた男は、侍の皮に包まれた陰茎を手荒に剥いた。
奥御殿の姫様のように隠れていた、亀頭が剥き出しになり、外気に触れる。
「千擦りの真は、皮を剥かねば味わえん。お前の自慰は皮と戯れているだけだ」
亀頭に泡を盛られ、指の腹で擦られ侍は顔を歪めた。
皮を剥かれた瞬間の激痛と恥辱を引きずっている身に加えられた責め苦は、
侍を奈落の底に突き落とした。男の指と泡が雁のくびれを執拗にまさぐる。
「珍粕がごっそり落ちたぞ。爽快だろう?」
卑猥な言葉に侍は横に首を振りながら、羞恥と屈辱と身を灼く射精感に身悶えた。
バトンお渡しします。

230 名前:風と木の名無しさん:2006/11/08(水) 12:21:29 ID:GPQVxTCO0
なんか想像以上にすごい展開になってきたな


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