- 321 名前:リレー:2006/11/12(日) 11:18:54 ID:ZTrNphxHO
- 御前の大蛇は、侍の後孔に再び潜り込んだ。
とろとろの陰道をがんがん突かれ、
侍は、全身を駆け巡り、体を突き抜ける快感に絶叫した。
男と絡み合っているありえなさ。
従兄弟らの前で辱められている恥ずかしさ、口惜しさ。
その全てが、奥を擦られる初めての快感に犯されてゆく。
御前は、その若さからは信じられぬほど老獪な責め師だった。
御前が腰を引く度、侍は不随意に尻を突き出し追い縋り、御前を喜ばす。
御前は引き抜いた分だけ突き刺し、腰を振り侍を掘り上げた。
陰道を満たしている絶望の圧迫に侍は呻き、びくびく身をくねらせた。
昨日から刺戟を蓄積された躰は、与えられる快感に過敏な反応を見せる。
従兄弟は侍の歪む顔を見やり、冷ややかに嗤った。
控えていた男どもは侍の痴態に見入った。股間を膨らませている者もいる。
侍は身をよじりながら最初の絶頂を迎え、
土佐の沖の鯨の様に白濁をほとばしらせた。
その量、勢い、飛距離、後ろだけで達した事実を、
有りの儘に告げる従兄弟の冷淡な声は、
御前の大蛇以上に侍の身を内から蝕んだ。
悶え喘ぎ畳を掻き毟る侍を後ろから責め上げながら、御前は両手を
侍の前にまわし、左右の乳首を親指と人差し指の先で摘んだ。
御禁制の薬ゆえ、侍の乳首は亀頭の如く感じる淫らなものになり下がっていた。
亀頭責めに等しい乳首責めに、侍は声を洩らし泣いた。
従兄弟は、先程御前が押隈をした絹布を見やり、
其処に写し取られた生々しい蹤に形のよい眉を潜めた。
ただ独り、昨日、侍を剃毛した男だけが、従兄弟の僅かな表情の揺れに気が付く。
だが男は分をわきまえ、何も言いはしなかった。
続きお願いします。
- 322 名前:リレー:2006/11/12(日) 12:37:24 ID:xkQhDhUf0
- 侍の手が縋るものを求めるように伸ばされ、畳に落ちる。
落ちた手があたかも指し示すように従兄弟に向けられていた。
その大きな肉刺だらけの手に、だが、従兄弟は一つまみにできそうなほど
小さかったそれを思い出した。
河原の土手を登ろうとして脚を滑らせた小さな子供が、咄嗟に伸ばした丸い手。
自分が掴んで引き上げてやった、暖かく柔かい手。
従兄弟は、「無様な」と頭の中で言葉を拵えた。
変わらずにいられる気楽さも、頑是無い幼子の無垢を丈夫の誇りにと変じた
幸福も、この男はいっかな知らぬ。
それが故に、このような醜態をさらす羽目になったのだ。
知らず浮かぶ「覚えたか」という言葉を、従兄弟は聞かずに沈めた。
獣のように吠えて侍が二度目の精を放つ。
昨日まではただむず痒かったに過ぎぬ陰道は、今朝無理に足された薬のせいで、
己を犯すものを待ちわび悦び、爪の先にまで悦楽を供する源へと変化していた。
侍の体は御前を求めてくねり踊り、教えられもせぬ動きで御前を共に高みへ
上らせようと絡みつき、締めつけ、絞り上げた。
侍の腰を砕かんばかりに腰を打ちつける御前と、御前の極みが近づくのを
察しているのか喚きながら畳に額を摩りつける侍とを、
従兄弟は瞬くことすら忘れて見守った。
よろしく。
- 323 名前:リレー:2006/11/12(日) 14:47:34 ID:i39pftov0
- 「ひとーつ」
誰の声かは分からぬが数を数える声に合わせて、御前の蛇が奥を突く。
その動きに押し出されるように侍の陰茎から雫が畳へ落ち、ぱたりと音を立てた。
「ふたーつ」
またぱたりと音がする。侍の足の間からだけではない音の出所は、顔の辺りだろうか。
気を遣りそれでもいっかな鎮まらぬ拷問のごとき快楽の大波は、侍の意識を夢幻の境地にさらっていく。
突かれるたび、侍の脳裏に昨日まで当たり前だった己の姿が浮かび上がった。
道場で友と打ち合う高揚感、庭先で早朝の空気を吸い込みながら乾布摩擦をする清々しさ、
馬で駆けるときの風の心地よさに覚える喜び。
それらが、生臭くどろりとした白濁に塗りつぶされ、粉々に砕け散って暗闇の中へ消えていく。
もういくつ数え上げられたのか侍には分からない。
ただ、愚直なまでに守り続けてきた矜持が次々と打ち砕かれ踏みにじられ、手の中からこぼれ落ちるのを
見ているだけだ。
「では、参るぞ」
ああ、とうとうこの腹の中までもおぞましい蛇の毒に侵されるのだ。蛇が毒を吐かんと鎌首をもたげ、
くわっと口を開ける姿が見えたような気がした。
「それぃっ!」
毒が、毒が注がれる。熱く濁った、みだらな毒が。精が奥を叩く。二度、そして三度。
それでも終わることなく、それにつられて侍も何度目かの気を遣った。
口から漏れるのは悲痛な叫びだけではもはやなく、あえかな響きを滲ませ、足の指が畳を掻くさまは
おなごの如しと囃し立てる声が上がる。
だが、薬の効能未ださめやらぬ陰茎は隆々と立ったままだ。
御前の蛇もまたその勢いが衰えることはないが、御前はゆっくりと腰を引き再び絹布を手にした。
「さきほどのは開花の証。──こたびは満開の証を写し取ってやろう」
傷から滲んだ血が、突かれてふっくらと膨れあがった孔の入り口を彩っている。先ほどと同じように念入りに
絹布を押し当て、写し取ったそれを周囲の者に広げて見せた。
「初々しい紅梅が、ゆかしい風情の牡丹に変わりおったわ」
喉の奥を震わせる御前に、周囲の者もお見事と追従した。
「次はどのように変化するであろうな。なんとも楽しみな孔よ」
ぐぐっと蛇が牡丹の中に分け入ってくる。それに上がる声に拒絶の色はもうない。
バトンお渡しします。
- 324 名前:リレー:2006/11/12(日) 16:52:27 ID:ZTrNphxHO
- 心得のある者が、三味線を手に唄いはじめた。
さァさァ 照らせや牡丹灯籠 三千世界を照らしませ
咲き定まりて 唐獅子誘う八重牡丹
散り果つるまで 照らしませ
さァさァ 誘えや誘え誘いませ
唐獅子誘う 八重牡丹
想ひや君に届かむか
男どもの取る手拍子にあわせ、舞の名手でもある御前は踊る様に侍を穿った。
裸身をよじらせ助けを求める侍を、その虚しい抵抗を従兄弟はただ見続けた。
筋肉がちぎれんばかりに、力いっぱいからだを捻り、
逃れ様ともがいている上半身と、御前の肉蛇に吸い付き離れない淫らな下半身。
御禁制の薬によって歪められた体が蠢く有様は、見る者を追わせた。
厭わしい快感に嬌声をあげ、身悶えながら、侍は従兄弟の名を呼んだ。
繰り返し、繰り返し呼んだ。
だが、擦れた声は三味線と唄い手の声に消され、従兄弟には届かなかった。
咲きしより 散り果つるまで 唐獅子誘え 八重牡丹
想ひや君に届かむか
都々逸を遠くに聞きながら、侍は夢に逃げた。
葉風そよ吹く川沿いの土手、転げた仔侍。差し伸ばされた手。
手とり足とり、教えてくれた笹舟のつくり方。
覚えたか?と笑いかけてくれた兄様。
小川に浮かべた緑の小舟を追って走った事。指に残った笹の薫り。
侍は、もはや失われて帰ってこないいっさいのものを思った。
御前はといえば三度果て、引き抜いた蛇を懐紙で拭わせながら、
満ち足りた心で、侍の感じてやまない乳首(にゅうとう)を弄んでいる。
そうして何を思ったか、居合わせた男どもに問い掛けた。
「牡丹を愛でたい唐獅子どもはおらぬか?名乗り出よ」
続きお願いします。
- 325 名前:風と木の名無しさん:2006/11/12(日) 17:46:00 ID:XCIQdADw0
- 水をさすようで申し訳ないが、
詩句の類を引用する時はなるべく 検索よけ をお願いしたい
詩、謡の一部で検索する人って多いから。
なにごともなかったかのように続きドゾー
- 326 名前:風と木の名無しさん:2006/11/12(日) 18:13:13 ID:ZTrNphxHO
- 私が勝手に書いたエセ都々逸ですが、
三千 世界、牡丹 灯籠など検索でヒットしやすいワードや、
某有名草紙の名句を、不用意に用いてしまいました。
申し訳ありません。
- 327 名前:リレー:2006/11/12(日) 18:50:08 ID:AfbacsHC0
- 赤く腫れた孔から白い液が垂れている。
毟り取った無花果のようなそれを見て、男たちはごくりと唾を飲んだ。
一拍、お互いに顔を覗いあったが、すぐに、一際体の大きい男が前に進み出た。
その股座を見れば、既に袴を押し上げんばかりの勢いで欲が顕となっており、
飢えた犬のように餌を待ちかねていたことが知れた。
侍は未だ畳を擦り切らんばかりに身悶えていたが、男が衣を乱してのしかかってくると
呻き声を上げて這いずった。脚をもがれた虫のように這う侍を、男は難なく捕え
ずるりと引き戻す。男が仰のけた侍の腰を抱える一方で、一人の男が侍の腕を押さえ
胸に赤く色づいた実を啜った。それを見た別の男が、侍の今一つの実を指先で掻いた。
天下の柱のようにそそり立つ侍の一物が、またぶるりと震える。
声もなく首を振り哀訴する侍に、男たちは獣欲を滾らせた。
みっしりと肉の付いた侍の体に幾人もの男が取りついている様は、見る者によっては
滑稽ですらあったろう。だが、この場においては、衆道に食指を動かしたことのない
男でさえもが、侍の肉を味わいたいと舌なめずりしていた。それほどまでに、
薬に乱された侍の姿態は艶やかだったのである。
侍の尻孔に己の膨れ上がった棒をあてがい、男が一思いに体を落とした。
それに押し出されるように侍の喉から掠れた叫びが上がり、男根からは新たに
精がしぶいて侍自身の腹を濡らした。
男は眉根を寄せ、しばらくは動かなかったが、やがて肺を空にするかのような
大きな溜息を吐くと、侍の内股をごつい指で撫で上げた。
「お主、これからは武芸の鍛練なぞ一切要らぬな。
尻奉公だけで召し抱えてもらえるであろうよ」
わっと笑い声が上がる。
睨み返すこともできない侍の目に、涙が浮いた。
はいお次ー。
- 328 名前:風と木の名無しさん:2006/11/12(日) 19:10:54 ID:jUXjXpeVO
- 尻奉公wwwwエロス
- 329 名前:風と木の名無しさん:2006/11/12(日) 21:09:41 ID:Yj3tfqQ10
- いかん……リレー侍萌え……_r ̄|○
- 330 名前:風と木の名無しさん:2006/11/12(日) 21:43:07 ID:+dhz8Pjd0
- 勃ってるマジ勃ってる
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