- 861 名前:八百壱陰陽師・攻の巻3 2/2:2007/02/04(日) 01:08:22 ID:VxshsaMb0
- 「おや……一体、如何様に言ったものかな……これは」
陰陽師は心底不思議そうな声音で呟きながらも、双眸にちらつく意地の悪い影は隠さずに呟いた。
そして、「これ」と言うのと同時に熱く滾ったものを履物の底で圧迫する。
鬼が苦しみともなんともつかない呻き声を漏らす。
「こんなに一物を腫れさせて……つい先刻、痛い痛いと泣き喚いていたのは何処の誰ぞ。
それとも貴様は苦痛を感じると、このようになってしまう体質なのか?」
「ッ……か、勝手な事を……!ぁっ、あ」
反駁しかけた言葉は、途中で不自然に途切れる。
それというのも、陰陽師が絶妙な足捌きで鬼のそれを擦りあげたからだ。
履物の裏地の厚みと、それに覆われた足指のでこぼこの微妙な質感まで計算しつくされた刺激に、
思わず鬼の声がぐうっと詰まった。それをせせら笑いながら、陰陽師は蹴り上げるように何度もそこを嬲る。
心持、親指と人差し指の谷間で鬼の裏筋を挟みこみながら足の平でぐいぐいと扱くと、鬼の逞しいからだが一層うねった。
「尻を焼かれながらもこのような痴態を呈するとはな……式神でありながら、主人に似たか?
……ああ、いや失礼、似せるように文句を書いたのは私だったな。ならばどうだ、気持ちよかろうが」
「そ、そんな訳が……ぁっが!」
乱暴ながらも、札の力によって敏感にされた棍棒を扱かれて、腰を熱い衝動が襲う。
勝手に蠢くそれには抗いがたい魔力があった。
その一方で蛟の責めは休むことなく尻穴の奥に与えられ、棍棒とは逆に、蠢くたびに痛みが腰を押さえつける。
「はぁっ…あ…あっぐ……ひ、ぁ」
尻が蕩けるような感覚がする。文字通り、毒で尻が溶けてしまったのか――それとも、何か別の感覚なのか。
分からない。だが、尻が熱い。棍棒も熱い。熱い熱い熱い……!
「好かろうが」
「ぎ、ぁがっ…!あぁっ!」
ぐいっと急所を踏まれ、鬼は悲痛な呻き声をもらした。そして、同時に白いものも。
その白いものを搾り出すように、更に手酷く踏みつけながら――陰陽師は笑った。
肝心な事はまだ聞けていない。聞かずとも分かったとしても、言わない。意地悪く、白状するまで遊んでやろう。
睾丸を踏み転がされて、足コキから一転、目を白黒させてのた打ち回る鬼を見下ろしながら、月は傾いていった。
ここまでです。
- 862 名前:風と木の名無しさん:2007/02/04(日) 01:10:34 ID:tlvTrDpc0
- つまらんくとも、自分はとりあえず乙する。
投下、有難うの意味込めて。
乙!!
- 863 名前:風と木の名無しさん:2007/02/04(日) 05:27:36 ID:a18EC2GsO
- 久しぶりだな陰陽師たん乙!
鬼の主人がわかるのか気になるよ
良かったら続き楽しみにしてます
- 864 名前:風と木の名無しさん:2007/02/04(日) 05:58:07 ID:ueuZLvmD0
- >>848
ぬらりひょん、いい鬼畜だったのに残念。
>>860
乙!乙!
ガチムチ受萌えなのでハアハア
男らしく苦悶して、アンアン言わないところがイイ
たくましければたくましいほど萌えるよ。
- 865 名前:風と木の名無しさん:2007/02/04(日) 06:06:23 ID:ueuZLvmD0
- 次スレ
【陵辱】鬼畜作品を創作して21stプレイ【SM】
sakura03.bbspink.com
- 866 名前:風と木の名無しさん:2007/02/04(日) 14:10:31 ID:XjbAo2Zo0
- 妖怪さんも性転換さんも、もう来てくださらないのですか?
面白いので、続きがとても読みたいです。
金色さんもまた読みたいです。
携帯電波さんも何か話を投下してくれればいいのに……
- 867 名前:風と木の名無しさん:2007/02/04(日) 14:42:31 ID:JvgskuA80
- 性転換さんは投下できるスレを探して、見つかったらこっそり教えるそう。
妖怪さんは中断宣言が本人かどうか不明なためどうとも言えない。
以上、雑談板より
- 868 名前:風と木の名無しさん:2007/02/04(日) 17:47:45 ID:nF+a1Gq00
- うつしみさん見つけたよ。
私の巡回コースに入ってたw
確かにあそこの方が許容量広いからいいのかも。
向こうで楽しみに読ませて貰います。
- 869 名前:風と木の名無しさん:2007/02/04(日) 18:46:39 ID:Fj1E6VE3O
- >>866
電波の投下は荒らしになるからお断りだよ。
- 870 名前:風と木の名無しさん:2007/02/04(日) 20:13:58 ID:/TLm8v6P0
- 陰陽師タソ乙!
今回もやはり面白かった。
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