- 851 :報告会2 11/13:2007/03/11(日) 09:57:25 ID:Ir5kqvx30
- 「あっ、ちが…、そんな風じゃ…」
中野の掠れた声に戸村が不機嫌そうにかみついた。
「だからさっさと言えってんだよ。お前が言わねえから
俺も適当にやるしかなくなるんだろ。とろくせえな」
観客が苦笑いした。
「今日みたいな報告のアシスタントが戸村君なのは失敗だねえ」
「ほら早く言わないと戸村君が勝手にお仕置きしちゃうよ」
「やっ、あ、か、彼は、俺のペニスをローターでいじってました」
「そんなのもう知ってるって。どうされたんだよ」
「わから、な、ああ、だって、おぼえてられなくて」
泣き出す寸前の中野に花田が笑い出した。
「後で報告するってわかってんだから、おぼえとけよ。
『左手の指先で竿をすり上げながら、ローターで円を描くように
亀頭を責めました。下着がまた濡れてきます。腰がいつの間にか
前に突き出されていました。すごいよがりっぷりです。
まわりに人がいなかったら腰を振ってアンアン言ってたはずです。
俺は、これなら最後まで行けると踏んで、』
どうされたんだっけ、ウサギくん?」
報告に従った戸村の責めに息も絶え絶えになりながら
中野は声を絞り出した。
「した、ぎ、の中から、ペニス、取り出して」
戸村が下着のボタンを外して性器を引っ張り出す。
あふれた粘液で先端がぬめぬめといやらしく光っている。
「『ローションがないから思いっきり責めることは
できなかったんですが、ローターを鈴口にあてがってやったら
ちんちんがぶるぶる震えて、びゅくっと出た…と言っても
ウサギくんも必死に衝動に抵抗しているので、ちょっとだけ。
ウサギくん、下を向いていた顔を上げて俺を見つめるんですよ。
もう完全に涙目で、いやいやって小さく首を振るんです。
俺の方がいきそうになりました。エロいの何のって、
あのウサギは痴漢されるために作られた生物ですよ。』」
- 852 :報告会2 12/13:2007/03/11(日) 09:58:05 ID:Ir5kqvx30
- 「誉められちゃったじゃん! 素質はもちろんあったんだろうけど、
痴漢専用に仕立て上げたのは俺たちだもんなあ」
観客達が喜ぶのを花田は心中で苦笑しながら見ていた。
花田にとってはこの男たちはしょせんアシスタントだ。
中野のではなく、自分のアシスタントなのだ。
中野はそんな声が聞こえているのかいないのか、戸村の腕をつかんで
まるですがりつくようにしながら体を震わせていた。
「だ、だめ、もうっ、だめです、やめて…!」
「何がだめだよ。狼にもそう言ったのかよ?」
取りつく島もない戸村は責める手を休めなかったが、花田が制止した。
「いや、もう本当にストップ。今回も未遂で駅に着いちゃったんだ」
ええ〜、と残念そうな観客の声が上がるが、戸村はやめようとしない。
「いいだろ、どうせ後でいかせてやるんだ。ついでだからこのまま」
「戸村君」
花田の低いが厳しい声が飛び、ぎくりと戸村が手を止めた。
「報告会は報告会、懇親会は懇親会だよ」
アシスタントごときに勝手な真似をさせるわけにはいかない。
戸村は花田の視線の冷ややかさに、しぶしぶ中野を解放した。
中野が床に崩れこんで体を丸め、息を弾ませている。
「『もう本当にいく寸前だったんですけど、駅に着いちゃって。
だけどそこまで追いこんでおいてみすみす逃がしたくないじゃないですか。
ウサギくんの股間は大変な状態になってますから、
うまくなだめてホテルに連れこんでやる!と決心したわけです。
でもウサギくん、本当に痴漢を嫌がってるんですねえ。
ドアが開いたらめちゃくちゃにもがいて俺を振り切って、
逃げていっちゃったんですよ。前は開けっぱなしなんで、
鞄で隠していました。捕まえてやろうと後を追いましたら、
ウサギくんは走りにくそうにホームを駆けていきます。』」
- 853 :報告会2 13/13:2007/03/11(日) 09:58:43 ID:Ir5kqvx30
- 「え、もしかして、やられちゃったの?」
観客がざわついた。中野のバックは自分たちでさえおあずけだ。
それをゆきずりの痴漢がものにするなんて許せない。
花田は笑いをこらえて首を横に振り、報告の続きを読んだ。
「『たぶんそうだろうと思ってたけど、ウサギくんは
トイレに駆け込みました。俺は、つけていることを
気付かれない様にそっと足音を忍ばせて入りました。』」
はっと中野が顔を上げた。つけられていたことは知らなかったのだ。
「い、いや…いやだぁ…」
耳を塞いで床に突っ伏し、すすり泣き始めた。
「『ウサギくんは個室に入っていました。他に人がいなかったのが
幸いです。俺は物音を立てないように注意して隣の個室に入りました。
耳をそばだてると、ウサギくんの声が聞こえてきました。
「やだ、やだ、もうやだあ」って言って泣いてました。
はあはあと荒い息も聞こえてきました。何してるのか丸わかり。
すぐに「んんーっ」って声に続いてピチャピチャ水音が聞こえてきました。』」
観客が腹を抱え手を叩いて笑い転げた。
戸村が目に涙を浮かべて笑いながら中野を引きずり起こした。
「ほら、今もやっていいぞ。やれよ、我慢すんなって」
他の観客も手を貸してむりやり中野の泣き濡れた顔を上げさせ、
丸まろうとする体を力ずくで開かせる。
中野の下肢から衣類が乱暴に剥ぎ取られ、脚が開かされる。
さらけ出された性器を、戸村につかまれた中野の手が握らされた。
泣きじゃくる中野に男達は興奮し、もう報告など頭からすっ飛んでいる。
狼がウサギの隣で自家発電しただの、その後他の人間が入って来たので
諦めて去っただの、開発は充分だと感じただの、聞きたくもないのだろう。
花田は苦笑してPCの電源を落とした。
(終わり。報告会3に続きます)
- 854 :風と木の名無しさん:2007/03/11(日) 10:09:45 ID:Siue+rR70
- 報告会最低。
不快に思っている人がいて、スルーできない人もいるのに、
何の配慮もないままよく投下できるね。しかもこのタイミングで。
報告会3とかいらんよ。続かなくていい。
せんじんきってSSを投下する根性もなかったくせに、
本物の隔離がぽつぽつ投下を始めたら便乗するかのように投下しだすなんて
浅ましいなあ。この投下を機にスレのふいんきが変わるといいね。
- 855 :風と木の名無しさん:2007/03/11(日) 10:30:34 ID:5X+ZfiJq0
- 報告会さんGJ
先天性エロ物質分泌過多症にはワラタ
ウサギくんカワユス
3も楽しみにしています
- 856 :風と木の名無しさん:2007/03/11(日) 10:38:11 ID:4q1CxTA50
- 報告会さん来てた!!
ウサギくんみてるとこっちまでいじめたくなるから困る。
続き待ってます。もっと酷い目にあうのか今から楽しみですw
- 857 :風と木の名無しさん:2007/03/11(日) 10:58:11 ID:SDDLWXGC0
- 報告会タン乙!
ウサギかわいいよウサギ(*´Д`)ハァハァ
続き待ってます!!
- 858 :風と木の名無しさん:2007/03/11(日) 11:52:50 ID:g8871Fml0
- 本日のNGワード推奨
ID:RtwN21mqO
ID:Siue+rR70
- 859 :風と木の名無しさん:2007/03/11(日) 12:03:53 ID:IQP5H31ZO
- >>854
スルー出来ないヒトってのは己の生まれもっての性能が不適格、ポンコツだったと諦めろ。
ただ、先陣切れなかったくせに云々は概ね同意だ。
ニセ隔離による投下で様子見しておいて、嵐が去ったのを確認してから満を持しての投下か。潔くねーな。
そんな書き手の作品には萌えは見出だせないよ。続きは要らない。
カエレ【゚∀゚】!!!
- 860 :風と木の名無しさん:2007/03/11(日) 12:06:34 ID:YXpIe9Dt0
- 報告会さん乙!!続き楽しみ!
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