You are my baby 








「・・・・・・」
「・・・・・・」





「・・・・あれ?」





俺、何か変な事言った?
春市に向かって首を傾げる栄純に罪はない





「別に変じゃないけど、ショックだったんじゃない?」
「は?何で?」




クリス先輩なんか泣きそうな顔してる、と春市は苦笑する




「御幸ぃぃぃ!!」




真っ赤な顔をした伊佐敷は御幸の襟首を掴んで叫ぶ




「テメェってヤツはどんだけ手が早いんだ!?」
「は?」
「沢村にあんな事やこんな事教えやがって!!」
「あんな事って何すか!?」
「テメーの事だ!上手い事言い含めて嫌がる沢村を無理やりヤったんだろ!?」
「はぁぁぁ!?」
「御幸、いくらなんでも無理やりは犯罪だ」
「犯罪だね」




あっという間に3年に囲まれた御幸はひきつった笑顔を浮かべて栄純に言う




「沢村〜何かこの人たち誤解してるみたいだけど・・・」
「誤解?」




栄純は冷めた目で御幸を見つめてボソリと呟いた




「俺イヤだって言ったのに、アンタ無理やりだったじゃないですか」
「ちょ、沢村!?」





(まだヤッてねーっつーの!!)





「御幸ィィィ〜〜!!」




やっぱり!という空気に包まれたその時、片岡が現れる




「何を騒いでるんだ」
「あ・・・いや」
「何でもないっす」




監督の前でさすがにそれ以上の追求は出来ない
ちっと舌打ちした伊佐敷が御幸を離すと、彼らを中心に出来ていた人だかりは散り散りになった










「沢村ちゃ〜ん、ちょーっとお話があるんですけど?」
「俺はないです!」






降谷を壁にしてひょっこり顔を覗かせた栄純はべ、と舌を出す





「降谷!春っち!洗濯行こっ」
「え・・・いいけど?」
「でも御幸先輩、話があるんじゃ・・・」
「いーの、いーの!」
「・・・・・・」





「あ、そうですか」なんてあっさり引き下がる御幸ではない





「悪い、コイツ借りるな」
「はい?」
「えっ?」
「ぎゃ!何す・・・っ」
「暴れたら落ちるぞ」
「!!」




降谷と春市の腕を取り、くるっと背中を向けた栄純を強引に抱きかかえて
風の様に食堂を後にしたのだった










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