▼Q1-25 ▽〜50 >>闇紗夢置き場 >>TOP
「 って、お前の国だと、旧正月の頃じゃねえの?爆竹でも鳴らすか。」「 アンタも正月デショ。オセチ料理とやらでも作たゲル。」「 後で法外な額を請求されるのがオチだな。」
「コレ、て、やぱり、」 「もちろん、愛の告白だろ。」 「そなの有るわけナイヨ!」「 ねえな。有ったら笑えるんだがな。」
「 ストレートに来たな、おい。」「 好きも何も。嫌いヨ、こな奴。」「 つれないねえ。素直じゃない所がまた……」「 ハイナわかたわかタ。どうせ女のコ皆に言てるヨ、コイツ。」 「はは、お見通し?」
「 ぶッ!!」「 ひゅーひゅー♪そこん所どうなんだよ、ん?」「 なななナニアルカこの質問ッ!!!」
「 "腹減ったー……"カナ。」「 この母性本能をくすぐる必殺の一言!!」「 いつも飢え死にしそなだけじゃナイ!で、アンタ何か有るカ?」 「怒鳴り散らした後にいきなり拗ねて"……バカ。"とか言――」 「ちょ、い言わナイヨそなコト!!」
「 浮気?いつでも有り得る違うカ?別に何モ。」「 信用ねーなあ。とは言え、俺も来る者拒まず去る者追わず、がモットーでね。」 「それニ、自分に自信有れバそなにあたふたしナイネ。」
「 その時は俺が力不足だったまでよ。」「 ……特に何モ。勝手にするがヨロシ。」 「じめじめ湿っぽいのは御免なんでな。」 「確かニ、さっさとはきり決着つけるが吉カ。」
「 後で1時間皿洗い決定アル。」「 お前いつも遅れてくるくせに何だよそれは。」「 アンタみたいなヒマ人とは位が違うアルよ、位ガ。」
「 うなじ。普段なかなか見えないから余計ねえ。」「 オトコの人皆、手アルかネ。ごつごつしてておきいノ。」 「顔はどうした、顔は。」 「言わずもがな、アルヨ。」
「 露出狂に色ぽいも何モ。本来隠してにじみ出るモノネ。」 「物食うときにさ、口の周りについたのをぺろっと、こう、」 「そなネタばかりネ。アンタ食い意地張り過ギ。」
「 見えた時。何がって?パン……」「 デリカシーの欠片も何も無いオトコアル!」 「俺だって見たくて見てんじゃねえ!」
「 コイツに嘘は通用しないアルナ。そな時ばかり鋭いネ。」「 さーて俺は……どうだかね?」「 アンタ、口は上手いアルネ。またく何度騙されたことカ。」 「嘘も方便、とはよく言ったもんよ。」
「 飯食ってる時。」「 おめでたい奴ネ。悩みも何も無いアルナ。アタシハ、えと。やぱ料理してる時カ。」「 利害一致じゃねーか。」
「 ケンカしかしてナイヨ、イツモ。」「 じゃれあってるとでも言ってもらいたいもんだね。」「 はッ、誰ガ。」 「ま、いつもこんな調子って訳だ。」
「 口ゲンカでショ。」「 たまに手が出てくるけどな。俺からは断じて手は出さねえぞ。」 「当たり前ネ。女のコに手上げるオトコ最悪ヨ!」 「ビンタだの鉄拳だのソバットだのかます"女のコ"がいるわけねえだろ!」
「 そなの特に無いヨ。」「 仲直りする前に次のケンカが始まるな、たはは。」 「誰のせいヨ!」
「 ヤダヤダ、こな奴。もと美形連れて来るヨロシ。」「 美形美形しつこいっつーの。生まれ変わりねえ。そんなに上手くいくもんかね?」 「そもそも恋人って何アルカ。認めないネ!」 「周りからどう見えてんのかよくわかんねえけどな。お前さん所のバイトとかよ。」 「いぱい勘違いされてソナ……アイヤ店長としての威厳ガ……。」
「 コイツの作った飯食ってる時に、嬉しそうに見られてる時。」「 関係無いネ。作たゴハン美味しそに食べる見るガ好きなダケヨ。」「 いや俺には分かる、その瞳の奥の想いがな!」「 勝手にほざいテロ。」
「 そんな事考えた事も無いねえ。」「 そもそも好意を寄せた覚えも無いヨ。」
「 叫ぶぜ!」「 近所迷惑だから止めるヨロシ、この熱血バカ!」 「お前さんは口には出さないけど、態度で分かるってもんよ♪」 「何ガ。呆れて物も言えないネ。おめでたい思考回路。」
「 なかなか風流な質問じゃねえか。緋色の牡丹か?大輪の。」「 はッ。アンタなんかボケの花がお似合いヨ。」「 そう来たかよ!せめてアヤメの花とかだな。」
「こちは全部見透かされてそな感じネ。アンタの事はよく知らナイケド。」「 知らない方が良い事も有る、って事よ。」「 いつもはぐらかすナ。わざと隠してナイカ?」 「……まあ、いつ何が起こるか分からない身なんでな。」
「天が何物も与えたこのアタシは、そんな物とは無縁アル!」 「俺様もそんな物は微塵もねえ!!」 「こんな事で意気投合してもナ。」 「似た者同士って事よ!」 「あーヤダヤダ。」
「 色々と内緒だな〜♪」「 弱みを握られたカ……く、悔しい……。バラしたら承知しナイヨ!?」「 おう、男は約束はしかと守るもんだぜ?」 「何故こな面倒臭いコトになたカ……後悔先に立たズ、ヨ!」
「ナニソレ。」 「背中がこそばゆくなるな、おい。」「 何処から突っ込んで良いヤラ。第一、愛だの永遠だの、薄っぺらい言葉ネ。」「 とりあえず、テキトーに、テキトーに、だな。」
この後の続きの後半は別館で!そーゆーネタなのでご注意。