最近、あのエロガッパが布団に入り込んでくるのを、待ち望んでる自分が居る。
本当に私、どうしちゃったのかしら? 実際にあいつが入ってきたら、罵倒するクセに。
抱きしめられると、全く抵抗出来なくなる。初めての時だって、そうやって…。
うう、体が熱くなってきた。目が覚めて眠れない…バカ。バカ、バカ。
…この床板一枚隔てた先には、あいつが居るのに。あー、もう。
自分から誘ってみようか。……いや、そんな事出来る訳ないじゃない。
「ん…んぅ……」
ついつい、股間に手を伸ばしてしまう。どんなに受験でストレスが溜まっていても、
こんな事は滅多に無かったのに。
突然障子が開くと、あいつが入ってきた。
…このバカ、遅すぎるわよ。 …ええ、待ったかって? そんな訳無いじゃない、スケベ。
その言葉とは裏腹に、手を触れたパンティーを通して、あそこがみるみる濡れていく感じを隠し切れない私が居た。
「あ……」
私は、五秒程間を置いて、事の重大さに気付いた。
こんなにグショグショの状態じゃ、待ってたって事がバレちゃうじゃない。
…こんなの悟られたら、私の方がスケベみたいに思われちゃう。
背中の方に温かい感触を感じると、景太郎は既に布団に潜り込もうとしている。
私は、慌てて言葉を紡いだ。
「わ、悪いけど…今日は、そんな気分じゃないの」
すると、背中に感じかけていた感触は、すっと離れた。
…あー、もう、バカ。本当に引いちゃってどうすんのよ! 据え膳食わぬは、って言うじゃない?
そんな事を考えている間に、景太郎は、ゴメン、と言って部屋を出ようとしている。
「あ…ダメ……」
必死に声を搾り出してみたが、彼の耳には届かなかったらしい。
障子はピシッと無機質な音を立てて閉まった。
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A.オナニー開始
B.景太郎に思いっきりおねだり
C.景太郎に数日間放置プレイを喰らった後、たっぷり可愛がってもらう
D.次の日、瀬田に迫られて、ついつい誘いに乗っちゃう