ABOUT BURP |
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ひとくちに女性のゲップと言ってもじつに様々なパターンがあります。ここではそれを解説していきたいと思います。 |
#1 「所以」 |
女性のゲップに興奮する所以は、どのようなものなのか。私の中では大きくわけて次のような観点が挙げられます。 |
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「所以」 |
ゲップは消化器官を持っている女性であれば、誰しもする可能性がある生理現象ですが、しかし実際には、ゲップが出る人とそうでない人がいます。そしてゲップが出る人でも、今まで生きていて本格的なゲップをしたことがない、という人もいます。 観察する側としては、まったくゲップが出ない人をいつまでも見ていても目的は果たせないように思われます。しかしそれは考える必要がないと言えます。 大事なのは、ゲップは誰もがしてしまう可能性がある、ということです。 |
1. 身体的負荷 あるいは食後、あるいは炭酸飲料を飲んだ時などにゲップが上がってくると、そのまま大胆に排出するにしろ、こらえて抑え込むにしろ、女性の身体に負荷がかかり、その生理現象に翻弄されてしまう肉体や内臓、あるいは細胞に至るまでがすべてエロスです。女性のちょうど両乳房の狭間のやや下方ぐらいに位置する「胃」に溜め込まれた空気やガスが、逆流する生理現象は何とも言えず魅力的です。逆流という意味では嘔吐もその範囲になりますが、嘔吐は病的で切迫しているのに対し、ゲップはおおむね、健康体に起こり得る生理現象でありながら、体内に留まっている物質を外に晒すという異状さが対比され、非常に大きな興奮要素を持っています。 |
2. 精神的羞恥 欧米人の文化では食事中のゲップは最大のマナー違反、という話をよく聞きます。 地域によっては大罪として前科が着く場合もあるそうです。私は在日米軍基地のある街に住んでいるので、ファーストフードなどで基地の関係者と思われるお客さんを見かけることがあります。彼らはほとんど、セットのドリンクにコカ・コーラを付けます。コカ・コーラの生みの国であるアメリカ人はそれをこよなく愛し、消費量も半端ではありません。しかしここで私は矛盾を感じました。ゲップを忌避する文化ならば、ゲップ発生の最たる要因とも言えるコーラをなぜ好むのか。 先ほどの基地関係者たちの様子を見ていると、ある男性はコーラを飲んだあと、じつに豪快なゲップをしました。やかましい!と言いたくなるほどの大きなゲップ音です。日本人男性でもこれほどのゲップをやらかす人はほとんどいません。これではゲップが最大のマナー違反という欧米文化がにわかには信じがたいものになってきます。さらにアメリカでは「BURP CONTEST」なるゲップ自慢大会があり、優勝者は多大な栄誉を受けるそうです。もはや先ほどの欧米文化とやらが悪い冗談に思えてしまうほどです。 そこで考察してみますと、欧米におけるゲップ忌避というのは、単純に豪快で派手なゲップのみを指し、主にその音がやかましいという点が重視されているのではないかということです。裏を返せば、その音を競うというアイディアが生まれるほど、オープンなマナーであるということです。また、豪快でない控えめなゲップであれば、むしろ他の文化圏よりも容認されていると見ることができます。 そして世界には、台湾やマレーシアのように、ゲップをマナー違反としないどころか、食への謝意の表しであるという地域すらあります。 そこで日本人ですが、おそらくは世界でもっともゲップに対して厳しい意識をもった民族ではないかと思います。そして特に、本サイトのテーマでもある女性のゲップに至っては、マナー違反などという単純なものではなく、自尊心や理性、あるいは本能的に決して周囲に漏らさず、深く隠匿しなくてはならないとする現象ではないでしょうか。しないことが当然であり、それを生きていく上で話題にしないことは彼女たちの暗黙の了解(もっとそれより深いところ)であり、タブーという客観的なものでもない、複雑極まりない心理と羞恥が重なり合っているものと考えております。 後に「年代」のページで詳述しますが、20歳〜30歳の成人女性に限ってはゲップそのものはおろか、こらえる動作や挙動までも表に出さず全力で隠し、それが自然な状態なのです。中学生の女の子がほとんど音を立てずにするクシャミとは似て非なるものですが、こうした女性たちの振る舞いが私をいきり立たせていることに間違いありません。 |
#2 「要因」 |
#3 「年代」 |
#4 「分類と総括」 |
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