美容師が使う道具
美容師が使う道具で1番知られている物はハサミです。美容師のハサミの事をシザーと言います。シザーを使いこなせるまでには何度も練習し、シザーを丁寧に扱わなければなりません。シザーは高価な物なので、落としてしまうとすぐに刃が折れてしまうと言われています。折れてしまった刃は使い物にならないので、使用後には、鹿の皮などで磨く必要があります。シザーの切れ味は鋭く、指を切ってしまう新米美容師の方がたくさんいます。何度も練習する事で覚えて行くんですよ。次に必要なものは、ギザギザしたすきばさみとも言われているハサミです。このハサミは、髪の毛の量を軽くするときなどに使用します。セニングと呼ばれていてこちらも切れ味が鋭くなっているんです。その他に必要な物は、髪をとかすコームです。カットする時にはコームを使用してカットして行きますので、自分専用のコームが無ければカットも上手くいかないとも言われています。霧吹きなども専用のアイテムの1つですよね。このような道具を何種類か揃え、カットの時に使用して行きます。シザーの切れ味が悪くなると刃を研ぐ必要があり。1週間に1度程度は刃を研ぐ事も依頼しているそうなんです。美容室専門ホームページでも通販で売っていますよね。シザーを初めて使用する時には素振りを行うんです。素振りを何度も行なう事で、シザーの動き方や指の使い方などが覚えられるとも言われているんですよ。美容師になってからも素振りは毎日行なわれていると聞きます。シザーのセットで販売されているところもあり、10万円近くする商品もあります。