シリーズ初の携帯機でのリリースとなり、どこでもドラゴンクエストが楽しめる。
筆者自身、非常に期待をしていた為、予約したにも関わらず、
発売日には開店前から並んで手に入れた程だ。
ドラクエと言えば、発売延期が恒例とも言われててきたが、
その汚名を見事に返上してきたあたり、流石と言いたい。
さて、内容についてだが、
これも見事に期待に応えてくれた。
まず、携帯機で心配されたグラフィックでは設置型に勝るとも劣らない美麗さを生み出した。
加えてDSの機能を生かし、写真を取り込み、キャラクターに貼り付けることで、
より一層の感情移入を実現した。
この機能で学校、会社などで思いを寄せている人の隠し撮り写真を貼り付けて、
妄想に浸った人も多いだろう。
システム面にも目新しい部分が多数盛り込まれていた。
同シリーズの3でもあったゲーム中で村を作ることが可能なのだが、
すれ違い通信を利用して、村同士の戦争ができるのには驚いた。
見も知らない人間が作った村人達が、丹精こめて作った自分の村を破壊していく様は、
開いた口が塞がらない事必死だ。
戦闘システムは従来のコマンド方式とアクション方式の選択することができる。
←アクション方式の戦闘画面昔ながらのコマンド方式はもちろん、
いままでのドラクエ感をガラッと変えてのアクション方式にも是非チャレンジして頂きたい。
タッチパネルでの操作感にも違和感無く入り込めるはずだ。
発売前にネット上で話題となっていたガングロ妖精は、やはり呪われていたようだ。
ストーリーを進めていくにつれ、徐々に美白をとりもどしていき、
最終的には見るだけで目の痛い全身白の絶世美人となるのだ。
←呪いの解けた妖精そのストーリーだが、随所に旧スクエア社員の名前をもじった敵キャラがでてくるところは、
エニックス社員の恨み辛みが滲み出ている場面だと思う。
最後になるが、あぶない水着が文字通りあぶない(凶器的な意味で)ので必見だ。