「もう少しだけ、待っていてくださいね」
まだ悲嘆に暮れているハウゼンと、そのせいで呪縛が解け掛けて、必死に破ろうとしているあの女の動きを、小さく呪文を唱えて止める。
ハウゼンが、そこで、はっと我に返った。
「もう止めようよ…」
フィルシスは、ハウゼンの前に向かおうとしたシャーレンにしがみついた。
「もう、争う意味、なくなったじゃないか……」
それは何か一つでも、聖剣の光を失った事に意味を持たせたかっただけなのかもしれない。
「あなたが死ぬまで私を恨もうとも、ハウゼンだけは殺します」
フィルシスの方を見る事もなく、シャーレンは手を緩める事もなかった。
イグデシュールの時とは違う、他人を自由に操れる…暗黒神の精神を召喚できる…
そんな人間を、今ここで逃すわけにはいかなかった。
「ん……っ!」
涙を流しているフィルシスに魔法をかけて、眠らせた。
「ごめんね」
争う意味は無くとも憎悪があって、続ける意味はそれだけで十分なことが、フィルシスにはきっと永遠に分からない。
例え暗黒神が蘇らなくても、その恨みを晴らすために、ハウゼンはきっとまだフィルシスを狙うに決まっている。
今度こそ、もう誰にも自分の世界は侵させない。
フィルシスの側を離れて、シャーレンは動けずにいるハウゼンの前に向かった。
死の呪文を唱えながら。
唱え終えたそれを、あの女に向けた。
苦しみながら床に倒れて、かぶっていたフードが脱げ、苦痛に歪ませていてもなお、美しい顔が現れた。
憎しみにたぎった視線でこちらを睨む。
「やっと私を見てくれたんだね」
目の前で死んでいく相手と、そっくりの顔で微笑む。
別に恨んでいるわけではないけれど、逃すわけにはいかない…。
動かなくなった女を見て、ハウゼンが今までの中で最も憎悪を孕んだ視線でこちらを睨む。
「…お前の好きな聖騎士は、お前の行為を赦すか」
事切れてもなお、美しさを残す死体を横目で見て、ハウゼンが嘲笑った。
「どちらの神にしろ、その教えの通りにきちんと行動すればする程、神に背く事になるんだ。
暗黒神も、敬虔なお前より私の方を褒めるんじゃないか?」
「お前なんか……」
瞬きさえ忘れたように悔しそうにこちらを睨み続けるハウゼンに、冷たい笑みを見せて、彼にも死の呪文を唱えた。
「“闇を統べる者の名において 深淵さ迷う悪夢の王よ 死に誘われし魂を血染めの鎌で刈り取らん…”」
もっと長い時間をかけて、いたぶってやるつもりだったが、フィルシスが戻ってきた今となってはもう、ハウゼンへの興味は途端に失せていた。
早く終わらせて、フィルシスを抱きしめたかった。
ただ、死にゆく命を感じて、怒りから恐れに変わる仮面の奥の瞳を眺める事だけは、たまらなく快感だった。
残った二人の死体を、灰すらも残さないように、魔術の炎を浴びせる。
あの女の姿を、フィルシスに見られるわけにはいかない…
静かに黒い焔が包んでいった。
最初から、そこに何も存在しなかったかのように。
シャーレンがしばらくその跡を見ていると、背後で気を失っていた、フィルシスとラークと、イグデュールの三人の目が覚めた。
ハウゼンの姿は見当たらなかったが、何があったかぐらいは想像できる。
しばらくの沈黙の後、イグデュールがようやく口を開いた。
「…ハウゼンに寝返った者達は、まだこの地下にいるのか」
「おそらくな」
そうシャーレンが答えると、イグデュールはすぐに背を向けて、一瞬だけ振り返った。
「僕は彼らに話があるからもう行くよ」
しかし、それは口実だった。
イグデュールは、以前ハウゼンに言われた、ゲートを偽物とすり替えたのはオレだという言葉を思い出していた。
ハウゼンが死んだのなら、本物のゲートはまだこの地下に置きっぱなしのはずだ。
そう考えながら、イグデュールはそのまま振り向きもせず、神殿地下への階段に向かった。
一気に、その場の緊迫した空気は溶けていった。
じっとイグデュールの背を見ていたシャーレンの側に、ラークがやっと近づいた。
「…シャーレン…無事で良かった…」
「ラーク…」
お互いに、今なら、たった二週間だと思えるが、もう何年も会っていなかったような気がした。
それ程まで、互いに大事に思っている相手だった証拠だ。
「お前も、無事で良かった」
「うん…」
ラークにぽんと肩を叩かれて、フィルシスは小さく微笑んだ。
全くの無事とは言えないけれど、生きてもう一度出会えた事が、今は素直に喜ばしく思えた。
「というかお前さ…」
難が去って一安心したラークは、はっと気づいた。
「聖剣使えなくなってると知ってるなら、さっさと言えよ。こいつにも俺にもハウゼンにも」
「仕方ないだろ…一度目にハウゼンが来た時は聖剣自体を帯剣してない上に、あんな夜間では証明できなかった。
二度目はハウゼンに捕まっていたから、逆上して実際に殺して試すという事もありえたし」
ぶつぶつ答えるシャーレンに、今度はフィルシスが悲しそうに呟いた。
「ハウゼンはともかく…どうして家で教えてくれなかったの…」
「気になって、腰振ってくれなくなるかと思いまして」
「……」
シャーレンのその言葉と、それを聞いたラークがにやっとしたのを見て、フィルシスは恥ずかしそうに顔を伏せた。
「じゃあ、後は任せた」
しゅんとしているフィルシスを見ていると、抱き締めたくてたまらなくなり、シャーレンはラークに微笑みを向けた。
「…何を?」
何か嫌な予感でもしたのだろうか、嬉しそうだったラークが少しだけ顔をしかめた。
「ハウゼンについた者達やさらわれた街の人間が、まだこの地下に残っている。助け出しておいてくれ」
「…シャーレン、お前というやつは…」
苦笑したラークが言い返す前に、シャーレンは微笑を貼り付けたまま、淡々と説明した。
「お前は二週間も失踪していたんだぞ。その間、宿舎に残った事情を知らない暗黒騎士をまとめてやったのは私だ。
しかも斬られた傷が治りきっていないのに、不眠不休でお前を助けるために、魔術の練習をしたんだぞ」
恩着せがましくそう言われて、ラークはため息をついて苦笑した。
「わかったよ…。でも、ほんの少しぐらい手伝ってくれたっていいだろ。俺一人でそんな大人数…」
それを聞くと、シャーレンは無言で後ろを振り返った。
「お前ら…」
ラークははっと顔を上げた。
いつの間にか、地下から様子を見ていた暗黒騎士達が出てきていた。
「…団長」
ヴァインはそっと駆け寄った。
「俺は暗黒騎士団が嫌だから、離反したんじゃなかったんです…」
他の騎士達も後に続く。
「俺達もヴァインから、真実を全て聞きました…。ハウゼン様がだましていたとは気付かなかった…」
「じゃあ…また、戻って来てくれるのか…」
はい、と返事する暗黒騎士達に、ラークが微笑む。
それをきちんと見た後、シャーレンはフィルシスの手を引っ張った。
「私達も早く帰りましょうね」
「うん…」
差し出された手を、フィルシスはきゅっと握って、歩き始めた。
「良かったな」
静かに出口に向かった二人の背を見て、ヴァインは一人呟いた。
神殿の外は、すっかり夜が明けていた。
二人きりの、爽やかな朝の空気の中、フィルシスは一気に張り詰めていた緊張が解けて、座り込んでしまった。
元々、監禁され、凌辱され、ろくな食事も与えられず体力が著しく低下して、ほとんど気力だけで立っていたような状態だった。
「仕方ないですね」
「あ…っ」
微笑してかがんだシャーレンに、そっと抱き上げられる。
「シャーレン…」
家に着くまで待ちきれなくてフィルシスは、甘えるように胸にもたれた。
気持ち良くてこのまま眠ってしまいそうだ。
やっと帰ってこれた家。
玄関で、そっと降ろされる。
「あなたは先に、浴場に行ってなさい」
「シャーレンは…?」
「地下倉庫にこれを置きに行くだけですよ」
そう言って、シャーレンはローブの袖に隠し持っていた鞭と、水晶玉を取り出した。
「それって…」
その水晶玉に似たようなものを、以前に見たことがある。
先程いたばかりのあの神殿で…
「ああ、これが本物のゲートですよ」
「どうして持ってるの…」
何でもない事のように答えるシャーレンに、フィルシスが不安そうに呟いた。
「道がよくわからなくて、うろうろしていたら、偶然発見したんですよ」
偶然、は少し違うけれど。
「今の私の力はまだ暗黒神官には及びませんが、何年か後には使いこなせるかもしれませんね」
今頃あの神殿の地下で、イグデュールが必死にこれを探しているのかと思うと、シャーレンはとても愉快な気分になった。
「シャーレンは…いつか向こうの世界に行こうと思ってるの…?」
「あなたが私から逃げたりすれば、腹いせにあの世界に何かしたくなるかもしれませんね」
「………」
悪戯っぽい笑みを見せて、また意地悪な事を言う。
服従せざるを得なくして、逃げ出したくなる程ひどい事をしたあの日と同じ。
「あなたは、行きたいと思いますか?」
耳をしゅんとさせたフィルシスを、シャーレンは嬉しそうに抱き締めた。
「わからないよ…」
もう輝くことのない聖剣。
それに、自分は死ぬまでずっと子供で、その上人間ではない姿のまま…
大人になっていくローナ達に、それを知らせて、わざわざ絶望させる事はしたくなかった。
「ほら、早くお風呂に行きなさい。私もすぐ行きますから」
しばらく黙っていると、優しく促される。
「うん…」
もう一度この屋敷に帰ってこれた事が嬉しくて、フィルシスは浴場に行くまでに、思わず見回しながら歩いてしまった。
「……」
浴室について、まず腰に帯びていた聖剣をはずす。
様々な思いが胸を駆け巡った。
「まだ、脱いでないんですか」
物思いに耽っていた所に、いきなり話し掛けられて、フィルシスは耳をびくっとさせた。
「寂しいですか?聖剣が輝かなくなって」
「……」
確かに大切な事だった。胸を深くえぐる傷跡になるだろう。
でも、もう良いと思う事ができた。
あの輝きを失う事がなければ、遠い将来この世界で自分が死んだ時に、暗黒神は蘇ってしまうのだから…。
それに、失った代わりに、もう誰にも襲われる事なく、ずっとシャーレンといられるから…。
「……別に…」
そっと寄り添ってそう答えると、耳を優しくなでられる。
「早く入りましょう」
一通りなでられた後、シャーレンが服を脱ぎ始める。
その隣でフィルシスは、少し照れながら聖騎士の制服を脱ぎ終えた時、シャーレンがくすっと笑った。
「ここ、はずされちゃったんですね」
何もない性器をじっと見られる。
「あ…!」
しまったと思ったが、素早く抱き寄せられる。
「はい、新しいのつけましょうね」
地下から持ってきたらしい拘束具を嵌められて、再びはずせないように魔法をかけられる。
「やだ…っ」
「きれいに洗ってあげましょうね」
顔を真っ赤にしても、気にも留めないシャーレンに、浴場へ引っ張られる。
魔法ですぐに、空の浴槽に湯が満たされた。
湯槽の縁に座ったシャーレンに膝の上に抱かれて、タオルで優しく体を洗われる。
泡を立てて、狼の尻尾や足、耳を丁寧に洗われる。
汚れて灰色になっていた毛が、白に、肉球が、淡い桃色に戻る。
絹のような白銀の髪にも艶が戻った。
「シャーレン…」
湯船の中で、恋しさに耐えられなくなって抱きついた。
抱き返してくれて、耳も優しくなでてくれる。
堪えきれずに溢れ出した涙が、湯面にぽたぽた落ちて、混ざっていった。
風呂から上がると、今度は居間に連れて行かれる。
「尻尾、きれいにしましょうね」
ソファに座ったシャーレンに、膝の上に乗せられる。
「シャーレン…」
先程まで汚れていた事を気にしていたフィルシスは、またすぐに抱きついた。
胸にもたれてシャーレンの服を握る。
「まだ抱っこして欲しいんですか?」
そっと頷くと、そのままぎゅうっと抱き締められる。
「可愛いね…でもそんなに尻尾を振られては、きれいにできません」
優しく微笑するシャーレンに、ぴんと立って、ゆらゆらしてしまっていた尻尾をなでられた。
「だって……」
犬のように尻尾を振っていた事が恥ずかしくなって、シャーレンの胸に顔を埋める。
ぱたぱたしてしまった尾を止めた。
「可愛い…っ」
にっこり微笑むシャーレンに再び抱きしめられる。
腕に抱かれたまま、純白に戻った尾をブラシで梳かれる。
時々耳をなでられながら、尻尾を梳かれ、足の裏の肉球を揉まれると気持ち良くなって、フィルシスはシャーレンにもたれたまま眠ってしまった。
「………」
きれいで、可愛らしい寝顔のフィルシスの頬を、シャーレンがそっとなでると、白い耳がぴくっと動いた。
尻尾と、狼の足と耳が銀色の艶を帯び、ふわふわに戻った事を確認するとシャーレンは、フィルシスをそっとソファに寝かせて毛布をかけた。
繋がっている台所で、食事を作る。
「ご飯、できましたよ」
元通りに膝の上にフィルシスを抱き寄せて、耳をなでて起こす。
「シャーレン…」
膝の上に抱かれたまま、出来たての料理を食べた。
何年も食べていなかった気さえするシャーレンの料理に、思わず涙が出そうになった。
「美味しいよ…」
そう言うと、また優しくなでてくれる。
食事を終えると、途端に眠気が襲ってきた。
そのままシャーレンの膝の上でうとうとしていると、そっと抱き上げられる。
「昼寝でも、しますか?」
「うん…」
一緒に歯を磨くのも、ふかふかのベッドも、久しぶり過ぎて、しばらくその感触を噛み締めるように、指でシーツをなぞった。
「やっと、あなたと一緒に眠れます」
そう言って、腕の中に抱き寄せられる。
「うん…」
シャーレンの胸に顔を埋めて、ぎゅっと服を握った。
ずっと優しくなでてくれる手。
すぐ隣にいるシャーレンの体のぬくもりが気持ち良くて、まだ寝るには惜しいとさえ思う。
しかし疲れ切っていた体をようやく休める事ができて、撫でてくれる手を感じながら、フィルシスはすぐに眠りに落ちた。
目が覚めても、シャーレンが側にいることが、抱き締めてくれることが、嬉しくて仕方なかった。
だが、日が経つと、体力を取り戻した体が、物寂しくむずむずするのを感じた。
捕われる前も、捕われている間も、毎日のように快感を与えられた体…
浴場で、シャーレンの肌が触れる度に、体の奥が熱くなる。
トイレで性器の拘束具をはずされる時、シャーレンの指が触れる度に、陰茎を握る度に、そこが疼いた。
しかし、自分から抱いて欲しいと誘うには、フィルシスの心はまだまだ初心すぎた。
最中に言わされた事はあっても、今まで、自分から行為そのものをしたいと、言った事なんて一度もない。
それにまず、抱かれる前に、絶対怖くなるような事をされる。
それで感じてしまうのも、自分の体だけど…。
いっその事、いつものように無理矢理犯して欲しいとまで思うのに、あの日から3日経った今でも、シャーレンが何かする気配はない。
自分の体調を気遣ってくれているのか、それとも、自分からねだるのを待っているのか…。
…待ってるに決まってる。
そこまでわかっても、やはり言えない。
しかし4日目の夜、失態してしまった。
夕食の後、シャーレンが洗い物をしている間、ソファでうとうとしている時に、夢精してしまっていた。
「………!」
フィルシスは青ざめた。
拘束具のせいで、射精はしてないが、ただ勃起してしまったのは分かる。
体の奥がむずむずと疼き始めるのがわかる。
「怖い夢でも見たんですか?うなされていましたよ、呻き声なんかあげて」
台所からシャーレンが来た。
「何でもないよ…」
目を合わせづらくて、視線をそらしたまま返事した。
「それなら、良いですけど」
後ろから、シャーレンに抱き寄せられる。
「ん…っ!」
それだけで、思わずびくっとしてしまった。
「もしかして、欲求不満だったりします?」
もぞもぞしているフィルシスの股間に素早く手を当てて、シャーレンが楽しそうに笑った。
「やだ、やだ、違う…」
絶対最初からわかってて、こっちに来たんだ。
恥ずかしくてたまらず、顔を背けた。
「そんなに体が寂しかったんですね」
嬉しそうなシャーレンに、向かい合うように体勢を変えさせられて、抱き締められる。
「ぁ……」
シャーレンの体に、膨らんでしまった股間が当たる。
「して欲しいの?」
「………」
耳元で囁かれても、フィルシスは顔を赤く染めたまま、黙っていた。
「どうして黙るんですか?嫌なら嫌と言えば良いでしょう?」
「………」
なんて意地の悪い聞き方をするんだろう。
「して欲しいのでしょう?」
「別に……」
とても楽しそうなシャーレンに、ぼそっと返事した。
「ふぅん、そうですか」
興味がなくなったように、シャーレンが抱きしめる腕をほどいた。
「……シャーレン…」
消えてしまいそうな声で、フィルシスは仕方なく呟いた。
「…抱いて…」
胸に顔を埋めて、観念してそっと呟いた。
恥ずかしさでシャーレンの顔を直視できなかった。
「そんなにたくさん抱っこしてほしいのですね」
わざとらしく抱きしめられる。
「…そういう意味じゃなくて…」
腕の中で、耳をしゅんとさせた。ちゃんと自分から言葉で頼んだのに。
「では、どういう意味なんですか?」
シャーレンが優しく微笑む。
じっと眺めて誘惑するような美しい笑みに、自分の中の何かが、あの輝きと同じように消えていくのがわかる。
それが悲しくて、恐くて、フィルシスは目に涙をにじませた。
「泣いてもだめです」
ぎゅっと抱きしめられて、優しく耳をなでられる。
「出したい…」
「それだけで、良いんですか?」
耳をなでていた手が、尻に触れる。
「あ…ッ」
疼いているのは、股間だけではない事も見透かされているように、なでられる。
「……お尻にも…シャーレンのが…欲しい…」
段々小さくなっていく声でそう言うと、シャーレンがとても機嫌良さそうに微笑んだ。
「では、お尻の中、きれいにしないといけませんね」
そのまま、てきぱきと服を脱がされる。
「あ…っ」
抱き上げられて、部屋を出た。
あの地下室に連れて行かれるのかと思うと、快感と不安の織り混ざった複雑な気持ちになる。
しかし、そうなりながらも、与えられる快楽の時間への期待に、体の甘い疼きが強まった。
![]()
![]()
![]()