フィルシスは、武器庫を飛び出したものの、犯されて体は疼いたままで、歩くのもままならなかった。
廊下をとぼとぼ歩いていると、前方の階段の上付近から声が聞こえてきた。
暗黒騎士と鉢合わせしないように、慌てて上り階段の裏に隠れた。
騎士達は階段を下りずにまっすぐ行ったようだが、幻獣の耳は彼らの話していることを聞き取れた。
「おい、聞いたか?さっきヴァイン達が、例の聖騎士に三人がかりで不意打ちしたけど、ボコボコにされたらしいぜ」
「本当か?あの華奢なやつがそんなに強いのか?俺も不意打ちなら殺れると思ってたんだがなぁ」
それを聞いて後悔で胸が苦しくなる。
ここに来るまでは、たとえ相手に恨みがあっても憎まないようにしようと、心に決めていた。
いつまでも憎しみあっていては終わらないから。
だが、現実はそんなに甘くなかった。
相手の憎悪は深すぎて、自分もあんなに逆上して、あんなに怪我をさせてしまったのだ…。
フィルシスは動く気力を失くして、その場に座り込んだ。
「団長も魔術師様もいつまで待ってるつもりなんだろうなあ…、早く殺せばいいのに」
そんな会話も聞こえてくる。
団長がこのまま自分をかばえば、暗黒騎士団が内部で分裂してしまうかもしれない。
そんなこと、聖騎士の彼が気にすることではなかったが、何故かラークに悪いと思う。
フィルシスはどのくらいたったかわからないぐらい、階段の裏に座っていた。
暗黒騎士に見つかりたくなかったし、体の疼きもとまらない。
静かなところで一人でいると、今まで押さえていた色々な感情が溢れてくる。
魔物にされたこと、犯されたこと、故郷にもう戻れないこと、仲間達にもう二度と会えないこと…
恋人にもう二度と会えないこと…
いつも自分一人で立ち上がれない時でも、自分を慕ってくれた大勢の中の誰かがそばにいた。
でも今は誰もいない。憎しみだけを向けられて。
「こんな所にいたんですか」
いきなり頭上から声がした。
物思いに沈んでいて、足音に気づかなかった。
「シャーレン…!何で…」
嬉しさは一瞬だった。座り込んだまま言葉に詰まる。
暗黒騎士に怪我をさせたとか、まして犯されたことなど、とてもそんなことは言えなかった。知られたくなかった。
それでも、そのまま体の疼きを隠せるわけがなかった。
目敏いシャーレンはすぐに気づいて、フィルシスが避ける間もなくその股間に触れた。
「う…!」
すでに熱の溜まった体は、触れられただけで感じた。
「やっぱり犯されたんだ」
フィルシスの顔が紅くなった。
瞳にこれからされるかもしれないことへの不安と怯えを映して。
「ついて来なさい」
「どこに…」
「お風呂ですよ。臭いが残っていますよ」
空はもう、暗黒世界独特の夕暮れ時の、灰色がかった橙色だったが、脱衣場にも浴場にもまだ誰もいなかった。
シャーレンはすぐに立っているのがやっとの状態のフィルシスの服を脱がせた。
後孔から太ももまで、陵辱の証の白い液体がこびりついている。
「……見ないで…」
じっと凝視すると、フィルシスは恥ずかしそうに目を伏せた。
「本当にあなたは…ちょっと目を離すとすぐに誰かに奪われるんだから」
すこし苛ついた調子でそう言って、服を脱ぐ。しなやかな痩躯が現れる。
フィルシスは今まで犯される時も、その後に体を洗われる時も、いつも自分だけが裸にされていたため、
シャーレンの裸体を見たり、素肌で触れられたりするのは少し気恥ずかしかった。
子供の頃は、一緒に湯船に入ったこともあったが、あくまで子供の頃だ。
浴槽は湯張りされていて、湯気が立っていた。
それはこの時間帯が、騎士達の入浴時間であることを意味している。
「嫌だ、こんな所で…」
窓の外の空は、さっきより一段と濃い茜色に変わっていた。
暗黒騎士たちが入ってこないとは限らなかった。
「嫌?では、こんなに誰にでも発情するなら、去勢でもしてしまおうか」
微笑みが浮かび、嗜虐的な調子でそう言われて、フィルシスがびくりとして黙る。
そういう怯える反応が可愛くて、いつもついやりすぎてしまう。
シャーレンは湯船の縁に座って、膝の上にフィルシスを抱いた。
黙ったままの彼のすでに勃ち上がっている股間を揉んでやると、たまらず喘いだ。
「やぁ…う…ッ!」
浴場に声が響く。窓は開いている。
「声、出したら聞かれますよ?それとも、他の人に見られるのが好きですか?」
「ぅ…」
しかし手で口を押さえようにも、シャーレンが密着して、体でしっかりフィルシスの腕を後ろで押さえていた。
「や…」
シャーレンの体の滑らかな肌触りと、服越しではない体温が、恥ずかしくて仕方なかった。
その状態のまま内股をまさぐられる。
優しくなでてさすられ、時に肉をつままれる。優しさと痛みのくり返し。
肛門ぎりぎりの所に指を当てられて、その周辺を柔らかくさすられた。
気持ちのよさに、体が震えた。
「待っ…やだ…!口…押さえ…」
「嫌ですよ。あなたはいつも、私の言うこと聞かないんですから。
さぁ、いつもあんなに鳴いているけれど、今日はどこまで我慢できるのかな?」
耳元で意地悪くささやかれた。熱のある息が耳に吹きかかる。
そのまま耳をゆるく噛まれた。
柔らかな舌の感触と、ぬるりとした唾液の感触が敏感な耳を責めたてる。
「やだ…やだぁ!」
今は服を着ていない、直にシャーレンの肌のぬくもりを感じられる。
触れられただけで体の芯が熱くなった。
整った指が隠す茂みのない局部をなでていく。
生肌に触れられるには敏感すぎる部分。
「…ふ…ァ……っ!」
ゆっくりと緩急をつけて撫で上げて、尖った胸の先をまさぐり始めた。
固くなった先端をつまんで引っ張り、強く弄っていく。
「や…はぁ…ッ!」
呼吸が荒くなる。深く吐き出される息も熱い。
尻には何も挿入はされなかったが、抱きかかえられていたので、ちょうど尻のあたりにシャーレンの股間のものを感じた。
それだけで体が疼く。
何度も挿入されて、仕込まれて、快感を与えるものを淫らな体が覚えている。
先程犯されたばかりの後孔が、まだその余韻が残っていたせいもあってひくついた。
「気持ちいいですか?ほんの少し触っただけで、こんなに熱くなって、淫乱な体ですね」
頬に息がかかる程すぐ近くで囁かれる。
「あ…っ」
それにさえ、ぴくんと耳が動いた。
シャーレンがその耳をそっと舐めて、ゆるく噛み、性感帯にしていく。
「あぅ…う…ッく、ふ…ぁ……ッ」
両方の乳首を、根元からきゅっとつままれて、しごかれる。
ぐりぐりと弄くられて、尖った先端をつつかれた。
「あなたのここ、硬くなっていますよ。本当に恥ずかしい体ですね」
乳首を玩びながら、囁かれる。
洩れる喘ぎが抑えられない。
自分の声だけが室内に響いて恥ずかしい。
暗黒騎士達に犯された時はあんなに鋭かった真紅の瞳も、今はとろけそうに熱っぽい。
「そんなに声出して、大丈夫なんですか?それとも、本当に誰かに見られたいんですか?」
「はぁ…あぅ…!」
他の誰かに犯される時には感じない自分の熱が感じられる。
「ん…ぁ……っく…ふ…ッ」
浴場の外で、何度か騎士達が通り過ぎる足音が聞こえる。
乳首と耳を虐めたまま、シャーレンはわざと足音がすぐそばを通った時に、フィルシスの後孔に指を入れた。
「ゃあうっ…!」
いきなり大きな快感を与えられて、腕の中の体が仰け反って叫ぶ。
湯につかっていた足が水面を蹴って、飛沫が飛ぶ。
暗黒騎士の歩く音が止んだ。変わりに話し声が聞こえる。
「今、声がしなかったか?それも喘ぎ声みたいなの」
「お前も聞こえたのか。誰か自慰でもしてるのか?まだ俺達の番じゃないが、見てやろうぜ!」
騎士達の近づいてくる音が聞こえる。
「ふふ、暗黒騎士が来てしまいますよ?聖騎士様」
意地悪く笑って、シャーレンがささやく。
「嫌だ!放して…!」
すでに口から涎を垂らして、中心からも蜜を垂らしている淫らな姿を、暗黒騎士達に見られるわけにはいかなかった。
フィルシスは逃げようとして必死に暴れたが、後ろから強く抑える腕が体を放さない。
その時心臓が止まりそうになった。
暗黒騎士が扉を開いたのだ。
フィルシスは絶句した。頭が真っ白になった。
だが、彼らはすぐに、戻り出した。
「何だ、気のせいか」
暗黒騎士達は明らかにこちらを見ていたのに、何もなかったかのように去って行った。
「今のだけですよ。次からは見つかっても、何もしませんよ?」
シャーレンは魔法を使って、こちらを見えなくしていた。
驚きと恐怖で少し涙目になったフィルシスの耳をなでながら言う。
「うぅ…」
それでも拘束ははずしてやらなかった。
待っていた。
いつまでたっても反抗的な飼い犬が自分からねだるまで。
「まだ我慢しているのですか?
そろそろ暗黒騎士達が来るかもしれないのに。まさか見られたいのですか?」
「違っ…!やだぁ…も…」
性器の先端をひっかくと仰け反って叫ぶ。
フィルシスの白い喉はひくひくと震えていた。
「いかせてほしい時は私の名前を呼んで、ねだりなさいと言いましたよね?」
狼の耳に息が吹きかかって、ぴくりと反応するほど近くで言う。
「いやらしいね、上からも下からも、こんなにたくさん涎を垂らして。お尻の孔もずっとひくひくしていますよ」
優美な指で、紅く染まった体中をゆっくり弄くりながら、シャーレンは意地悪く促した。
「あぅ…!…シャーレン…お願…い…はずして…」
散々焦らされた体はもう限界だった。
股間のものが耐え切れないように蜜を溜めている。涙を溜めているのと同じように。
甘い声でねだる。飼い主だけが聞ける声。
「三人もの男に挿れてもらって、さぞ気持ちよかったんでしょうね?」
皮肉を言いいながら、前をすく。
あふれる液を全体にすりつけるように。
「ふ…ぅ……はぁ…っ」
気持ちよさに息を洩らす可愛らしい顔のあごをつかみ上を向かせた。
涎を垂らす半開きのその口に、自分の唇を重ねて塞いでやった。
「んぅ…」
舌を絡めただけでフィルシスの体がびくりと反応した。
それが可愛くて仕方ない。
「ん…んぅ…ッ!」
わざとゆっくりと拘束具をはずす。
鈴口を通る棒をゆっくりと引きぬいて行く。
尿道の内側をすられる感触に、フィルシスは内股をびくびくと小刻みに痙攣させた。
「ん…んんぅーっ!!」
シャーレンの手の中に吐精した。
「うっ…」
やっと放精を許されて、腕の中で崩れたフィルシスの目の前に、シャーレンは精液にまみれた手を差し出した。
「あなたが汚したのですから、あなたがきれいにしなさい」
さっきあんなことを言われたばかりなのに、フィルシスは嫌がるように顔を背けた。
「また同じこと、しますよ?今度はこの中にも入れてあげましょうか」
尻に指をあてられる。それだけで、びくりと孔が収縮するのがわかる。
「や…」
挿入されなくても喘ぎは抑えられなかったのに、どうなるかわからない。
「はぁ…はぁ…」
シャーレンの手についた自分の精液をぴちゃぴちゃと舐め始める。
飼い主にじゃれつく子犬のように。
全て舐め終えると、ひどく冷酷な声が聞こえた。
「きれいに舐めたご褒美をあげましょうね。淫乱なあなたに一番悦んでもらえるものをね」
シャーレンが素早くフィルシスの後孔に熱い自身をあてた。
腰がびくりとする。
嫌悪と期待を同時に感じて。
「そんな…!いや…!」
「欲しいくせに。さっきからずっとひくついていましたよ?」
必死で逃げようと暴れるフィルシスの口に指を突っ込んで、犬歯で咬ませる。
血を舐めさせると、おとなしくなった。
「んぅ…」
調教された体は、すぐに自分の本当の主人を受け入れた。
心は嫌がっていても、前立腺を突く度にしっかり悦ぶ体が愛しくて強く抱く。
ひくついていた後孔が主人のものを強く咥えて放さない。返事をするように。
初めて感じる服越しでない体の感触に白い尾がぱたつく。
淫乱な体が自分から腰を振り出す。
「んっ…んぅーッ…!」
貫きながら、乳首を執拗にこねあげてやると、塞がれた口の中でくぐもった喘ぎをあげて、フィルシスはもう一度射精した。
今度はシャーレンは性器には触れていなかった。水面に白い液が浮かぶ。
「ふふ…湯を汚してはだめでしょう?悪い子だ」
「んんぅ…ッ!」
腕の中で身をよじる体をまだ抱いていたかった。
自分の知らない所で、あの三人に奪われたと思うと腹立たしい。
深紅の目に涙をためて悶える顔を、突く度に震える淫らで美しい姿を、自分が知らない所で誰かに見せたくはなかった。
「…んっ…んっ……!」
体内に吐き出されるのを感じると、フィルシスの体はびくんと震えた。
気が済んだシャーレンは、疲れてされるがままになっているフィルシスの体を洗い始めた。
華奢な体も、癖のない細い銀の髪も、柔らかな白い耳と尾も、薄紅色の肉球も。
「…も…やぁだ……」
恥辱に苛みながらも気持ちのよさに反抗できないフィルシスは複雑な甘い声を上げる。
快楽を与えられた後のその体は敏感になっていて、指を滑らすとびくびくと身を奮わせた。
再び股間のものが頭をもたげ始めている。
「ふ、洗っている最中なのに、また勃たせて」
冷たく笑うとシャーレンは、つるつるの局部をそっと握った。
「…んくッ!」
先端がむき出しになっている所へ、爪を立てられる。
最も敏感な部分への執拗な責め立てが始まった。
「あァ……ッぁ…!く…ぅあ……っっ!!」
暗黒騎士達が通りかかったり、途中で入ってくるかもしれないことも忘れて、フィルシスは獣のように喘ぎながら三度目の放精をした。
洗い終えると、シャーレンは軽い体を抱き上げて広い浴槽に二人だけでつかる。
少し熱い湯に身を縮めて、反射的に胸にもたれかかってきた小さな体を、放したくなかった。
「ん……っ」
ぐったりとしたまま、フィルシスはおとなしく抱かれた。
また酷い事をされて、それでもシャーレンにすがってしまう自分を悔しく思いながらも、優しく耳に触れられるのが気持ちよかった。
髪を梳くように撫でられると、じゃれる子犬のように身を寄せる。
のぼせそうになるまで、好きなだけ甘えさせてくれる。
「今日はもう陽も暮れるので泊めてくれるそうですよ」
少しは悔しさを抑えきれず、不貞腐れているつもりなのかフィルシスは無言で曖昧に頷く。
本当はこの入浴時間も、ラークが二人の客人用に決めた時間だった。
だから暗黒騎士が入ってくるはずはなかったが、内緒にした方が面白いのでシャーレンはフィルシスに黙っていただけだった。
今ばらしたら、さすがに怒りも露わに逃れようとするだろうか。
ただ、拗ねながらも甘えたがるフィルシスの様子があまりに可愛らしかったので、とてもこれ以上苛める気にはならなかった。
浴場を出て少し歩くと、すぐに宿舎の中庭に出る。
食事まではまだ少し時間があったので、シャーレンは中庭をぶらつくことにした。
暗黒騎士団の中庭は、聖騎士団の宿舎内の中庭とは違った退廃的な美しさがあったので、気に入っていた。
フィルシスも物珍しそうに、その景色を眺めた。
黒と灰のレンガ造りの宿舎の景観は、よく見ると壮麗だった。
花壇には、美しいが長く見ていると不気味になってくる花が咲いている。
遥か昔から中庭の中央に置かれている初代暗黒騎士団長の黒大理石でできた彫刻を、
灰色がかった夕暮れの光が、不気味だが力強く照らしていた。
シャーレンは、石畳の通路の端のベンチにフィルシスを座らせて、自分もその隣に座る。
「あの三人なら、さっきラークが救護室に行ったので多分大丈夫ですよ」
「……!見てたの!?全部…」
フィルシスは驚いて顔を上げた。
「全部じゃないですよ。あなたがあの三人に罵られて、蹴りとばしたあたりからね」
「…」
小さなため息が聞こえた。
「何か悩んでるなら言ってごらん」
「……シャーレン」
フィルシスはそっと顔を上げた。
また、昔と変わらない優しいシャーレン…
今まで、悩む姿を他人に見せないようにしてきた。
聖騎士団長という立場上、悩んでいる所を見られて部下の士気が下がったり、
ただでさえ戦争で不安だった人々が、さらに不安になることを避けるために。
だから、自分からは決して誰かに相談したり愚痴を言ったり、頼みごとをしたりははしなかった。
ただ、親代わりだったシャーレンか、恋人のローナに聞かれない限り。
「…死んだ仲間のこと、悪く言われて…カッとなって…
殴ろうなんて思ってなかったのに…そんなことしたいんじゃなかったのに…
それに…暗黒騎士の団長なのに…あいつが私に何もしないから…
さっき暗黒騎士があいつの文句を言ってるの、聞いたんだ…」
「…あなたがそんなにラークのこと、気にかけてるなんて知らなかった。
本人に言ったらすごく喜ぶだろうな、きっと」
「違うよ…!あいつなんか…別に…!」
慌てて否定したが、全くどうでもいいと言えば嘘になる。
凌辱を受けたのに、何故か憎みきれない…。
「それはさておき、殺された仲間を侮辱されて怒るのは当然でしょう。
それに聖騎士団と暗黒騎士団が何百年戦ってきたか思い出してみなさい。
そんな深い溝をたった一日で、しかも一人で解決するなんて、できるわけないでしょう。
そんなことできたら、とっくの昔に戦争は終わってます」
「…わかってるけど…でも…」
「そんな一気に全部、最初から何でも上手くできませんよ」
「…うん」
問答無用で、酷い仕打ちを受けてばかりだったのに。
いっそずっとそうして欲しかった。
やっと故郷の思い出にすがるのを諦められそうだったのに。
ちゃんと話を聞いて、真剣に答えてくれたら、シャーレンの優しさにまた期待してしまう…
やっぱり自分のことを本当に好きでいてくれてるんじゃないかと。
たったこれだけのことなのに。
![]()
![]()
![]()