ネコミミモード!

(6)
「ほ、他になんか書いたのかよ!」
オレはなんだかドキドキしてきた・・・。
「うん、書いたよ?」
塔矢が目を細めてオレを見つめてる。
オレ今顔真っ赤だ。
いや、多分顔だけじゃない…。
「ボクが進藤の部屋に入って10分で、キミの体が火照ってくるとか」
やばい、今その状態なんですけど・・・。
「ボクが進藤の部屋に入って12分で、キミが服を脱ぎ始めるとか」
「えっ!?わっ!!」
体が勝手に動き始めたー!!な、なんで勝手に動くんだよぅ〜〜。
佐為が取り憑いてても勝手に動いた事ないのに!
こえー!こえーよ!!
あっという間にオレは素っ裸になってしまった。
頭のタオルも当然取ってしまった。
その間も身体は火照ってるし…。もうヤダ・・・。

その時塔矢が舌打ちをした。
「ちっ、靴下だけ身につけているって書くの忘れた…」
「何言ってんだオマエ!氏ねよバカ!!」
「まぁいっか。次の行動がまってるよ♪進藤♪」

(7)
「次ってなんだよ!もーやめろよ!」
「ここに萌えノートは持ってきてないからそれはムリだよ」
「じゃ、オマエが書いた変態妄想通りに、
オレの意志とは関係なく体が動くのかよ!?」
「うん、そう。楽しみだね」
なに清々しく笑ってんだエロガッパ!!
つーか、マジ何書いたんだコイツ・・・!
とか思ってると腕が動いた。勿論俺の意思じゃない。
「わっわっ!また勝手に!」
オレの手は迷う事無くホカルヘ向かった。
そのまま指でしごき始める。
「うぁ…っ!オマエ、まさか・・・ぁっ!」
「うん。服脱いだらボクにオナニー見せてくれるんだ♪」
ああもうコイツどうにかしてくれ。
そう思っても言葉にならない。だんだん何も考えられなくなってくる。
「あぁ・・・ん…っあ・・・」
オレの股間からはさっきからくちゅくちゅと音がしてる。
それを塔矢は、さっきからじっと見つめてる。
「進藤、すごくかわいいよ」
塔矢が溜息混じりに呟いた。
おれはどうとでもなれ、とやけっぱちな気持ちになった。

(8)
手の動きがだんだん早くなる。
でも俺の意志じゃない。
自分で触ってるのに、ちっとも自分の思い通りにならない。
それがもどかしいやら気持ち良いやら、オレは訳が分からなくなっていた。
「あっ!あっ!…やぁっ…もぅ・・・!!」
「出していいよ、進藤!」
「あぁーーー!」
オレはそのまま、思いっきり出してしまった。
息がなかなか整わない。
「はぁ、はぁ」
「進藤、すっごく可愛かったよ」
満足げに微笑む塔矢が俺の頭を撫でた。
そりゃ自分の妄想が目の前で妄想通りに展開すれば嬉しいだろうよ。
そう思ったら腹が立ってきた。

「塔矢、お前オレの事…なんだと思ってるんだよ」
「え?」
「オマエの思い通りにオレを支配できて満足かよ?」
「・・・・・・・」
塔矢が黙った。ざまあみろ。
イッた後で、涙目になってるのを利用して睨んでやった。
塔矢のヤツ、俺の涙には弱いからな。
何とかノートに書いたこと消させに帰らせようと思った。
でも、塔矢は怯む事無くいった。

「うん、満足v」

(9)
開き直りやがったコイツー!!
オレは怒りのスーパーモードになりかけたが、またしても体が勝手に動いた。
「わあっ!今度はな・・・っ!!」

俺の体はイキナリ塔矢に抱きつき、塔矢のほっぺたに
ちゅっちゅっとキスをし始めた。
なにやってんだオレー!…じゃなくて何妄想してやがんだ塔矢ー!!
そんな俺の心とは裏腹に口から出る言葉は、
「塔矢、好き、大好き、えっちしよ?」
わー!!わー!!
何言ってんだ俺ってゆーかなにやらせてんだ塔矢!!ギャー!
「ヒカルのココ触って?気持ちよくして?」
俺の体は勝手に塔矢の手を取って前と後ろを弄ってくれとねだる。
俺の意志じゃないのにー!!
助けて佐為ー!!

「あぁ、進藤。良いのかい?キミの花を散らせても…」

ぶっ!!
なんだそのセリフ!!寒いぞ!!
一瞬俺は笑いかけたが、またしても口をついて出るのは、
「して、塔矢。オレ、塔矢のものになりたい」

ああもう、ホントに何書いたんだよ…。

俺はいちいち腹を立てるのにも疲れてきていた。

(10)
「ああ・・・ボクのヒカル・・・」
そう言って塔矢は俺の体を撫で回し始めた。
塔矢の指や、手のひらが触れていく場所が気持ちいい。

オレはもう素直に諦めて、なすがままになっている事に決めた。
いちいち食って掛かってたんじゃ疲れるだけだし。
全身くまなく触られて、キスされて、そうしているうちに
塔矢の手と唇が、俺の胸へ集中し始めた。
「ん・・・ぁあ・・・」
声が出てしまってから、オレは急に恥ずかしくなってしまった。
慌てて口を抑えようとすると、塔矢が俺の手を取っていった。
「心配しないで声だして。大丈夫だから」
「だ・・・って。下、お母さんいる…っ」
「大丈夫、出かけてるよ」
「ぅ・・・ノートに・・・書いた・・・?あぅっ!」
その通りと言わんばかりに、塔矢に乳首を噛み散らされた。
「はぁ、はぁ、やだ・・・とぅ・・・あぁっ!」
背筋がビリビリする。
これ全部塔矢が萌えノートに書いた所為だ。

塔矢はバカだ。

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