【名人による進藤ヒカル研究会】

(6)
「ああ、そうだ。芹澤先生に挿れてもらうほうがいいな。何しろ、芹澤先生はやさしいからな。」
「え――。」
こんなおぞましい状態で年端もいかない少年を犯せというのか。芹澤は唇を噛みしめたが、煙る
ような怒りとは裏腹に、スーツの下の肉棒は爆発寸前だった。
緒方が藍染の敷布の上にコンドームを放り投げて「どうぞ」と嗤った。
芹澤は仕方ないといった風に首を振ると、ヒカルの耳元で囁いた。
「ごめんよ、進藤君。すぐ終わらせるからね。」
ヒカルは一瞬、怯えたように見えたが、素直に頷いた。
そう――これは仕方がないのだ。成り行き上、抗うこともできないし、緒方に任せたらこの華奢な
身体が壊れてしまうかもしれない。だから、緒方に代わってできるかぎり苦痛を抑えてやるために
自分がやるのだ、そう自分に言い聞かせる。
芹澤は黒いスーツの上着を脱ぐと、緒方に代わってヒカルの脚の間に座し、丁寧にベルトを解い
てジッパーを下ろした。そうしておいて、緒方が投げたゴムの袋を破り、丁寧に装着する。
その様子を行洋と緒方に凝視されているのは何とも耐え難いが、一方で乳白色の魅惑的な身体
を前に震えるほどの興奮を覚えている自分がいた。
「芹澤先生の一物もなかなか立派だな。オレより長くて雁首も張っている。よかったな、進藤。」
緒方が茶化すようにうそぶいたが、芹澤にとってはもうどうでもよかった。
「ああ――そうだ芹澤先生。コイツのソコは十分慣らしてありますからご遠慮なく。」
慣らす?どうやって慣らすというのだろう。いっとき、ぐるぐると疑問符がまわりはじめたが、それを
無視して芹澤は乳首を責め具で留められて唇を噛みしめている少年の表情を眺めた。
およそサディスティック極まりない状況だというのに、透明な液体を流れさせているやわらかそうな
秘蕾が興奮をじわじわと高めている。
尖った一物の先をそこにあてがうと、ヒカルの身体がビクッと震えた。
「芹澤せんせえ…」
「すぐ終わるからね…すぐ…」
切ない声に促されるようにして、芹澤は怒張した亀頭を押し込んだ。
「ああああン!」

(7)
切り裂くような悲鳴に芹澤は申し訳ない気持ちでいっぱいになったが、興奮を押しとどめることは
できず、せめて苦しくないようにと、小刻みに揺れながら入っていく。
雁首が強く弱く締め付けられる。さざ波のように迫る感触が徐々に快楽の海に変化していくさまに
思わず我を忘れて呻いた。
眉根を寄せているヒカルがあまりに辛そうで胸がちくりと痛む。だが、その下にある茶色い瞳はあ
やしげに潤んでいて、眼をパチパチさせながら芹澤を見つめていた。
「痛くないかい?」
「ん…んんぅ」
小さいピンク色の唇から舌先がのぞいて誘うように上唇をなぞり、ヒカルが首を振る。
そのコケティッシュな表情に背筋がぞくっとした。
いつしか、芹澤は呟くように謝りながら我を忘れて小刻みな律動を繰り返していた。
「ごめん…ごめんよ進藤くん…」
今まで抱いたどんな女よりもよかった。
入り口はきつく吸い付くように締め付けてくるし、中は熱くて身体を引くたびに絶妙なうねりをもって
絡み付いてくる。それだけではない。甘い匂いのするすべすべの肌といい、幼さの残る体毛の少な
い身体もそそる。だが、それとは対照的に眉根を寄せながら漏らす声は色香を凝縮しているかのよ
うになまめかしい。
クールで無表情な畑中が狂ったようにヒカルを犯していた理由がわかった。
――男殺しの身体とはこんな感じなのだろう。それとも、自分が今まで知らなかっただけで、実は女
より男のほうがいいものなのだろうか。

(8)
「ひぁ…!」
突如、ヒカルが大きく声をあげて身をよじった。興奮しきって我を忘れかけた芹澤が、ヒカルの細い
腰を持ち上げて最奥まで繋がろうとしたときだった。
「ごめん…い、痛かったかい?」
だが、ヒカルはさっきよりも熱を帯びた眼で芹澤を見上げ、激しくかぶりをふった。
やわらかい感触が芹澤の雁首をかすり、ついでヒクヒクと呼吸するかのようにそこを締め付けてきた。
閃くような快感に膝が震えた。
「――ここがいいのかい?」
そこに雁首を当ててゆっくりと擦りあげると、ふたたびヒカルの身体が跳ねた。ふと、下に視線を落
とすと、弓なりに反ったペニスの先から雫がボタボタと腹に落ちている。
「ああっ…やはああん…」
両手を広げて固定され、喘ぎ声を漏らす姿に芹澤は嗜虐的な喜びを感じて激しく秘蕾を突き上げた。
突き上げるたびに乳首を挟んでいる責め具が上下に振られる。
思わず、その片一方に手を伸ばして責め具を外してやると、赤く染まってピンと張り詰めた木苺が姿
を現した。
「あぁ…こんなになってかわいそうに…」
身をかがめて舌先で赤くなった乳首を舐め上げた。
「やぁああん!ダメダメダメ――!」
舌先のやわらかいところを使って乳首のまわりで円を描くようにすると、芹澤の腹にヒカルの屹立しき
ったペニスが当たった。おそらく着ているシャツはヒカルの先走りで濡れてしまっているだろう。
「こっちもだね?」
左の乳首を挟んでいる責め具も外して、軽く唇の間にはさんでやる。
「んあああッ…や…ダメ…!」
両肩に持ち上げられた脚が芹澤を放すまいと締め付け、言葉とは裏腹にヒカルは自ら求めるように
腰を揺すっていた。

(9)
「ほおぅ…やっとやる気になったか。」
緒方の低い声が響いた。
芹澤ははっとして声のする方向に振り向き、ついで反対側に座している行洋を目で追った。
二人がいることなどまったく忘れていた。
緒方は片方の足を立て膝にして寛いだ姿勢でこの異常な光景をニヤニヤ眺め回していた。
行洋はといえば、何か退屈なものでも見るような冷めた目つきをしている。
「せん…せえ…もうダメ…」
ヒカルの潤んだ眼が行洋の方向に向けられた。
行洋が一瞬、唇のはじを上げて微笑んだ――ような気がしたがよくわからない。
なぜか芹澤はヒカルの艶めいた目が行洋に向けられているのに苛立ち、ヒカルの顎を掴んで
ぐいと正面を向かせた。
「もうすぐ…だから…」
締めのきつい秘蕾に耐えられるのもあとわずかだと悟った。

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