お江戸幻想異聞録・金剛日記

(98)
「あはぁぁんッ…!」
「おや――こんなに漏らして…。」
その声にはわずかに喜色が込められておりました。手は休みなく動きまわり、
暗闇の中、光の濡れた唇からは苦悶とも歓喜ともつかぬ声がとめどなくはき続
けられるのでございました。
芹澤さまは這いつくばるかのごとく、前かがみになりますと、紅色にたちあ
がった魔羅の下、ふっくらとしたふぐりをゆるりゆるりと筆がなでます。
「や…やぁ…許して、先生…」
光の体が粟立ち、ぴんと立ち上がった雄蕊からは蜜がとろけ落ちておりました。
「あ…あぁ…!」
「どうです?お気に召されましたか、光。」
「ひぃんっ…!」
前をはだけた体がずるりと畳の上に崩れおち、光は長い両脚を持ち上げられた
ままで仰向けにされておりました。
「ん…んんっ…。」
村上が頭の上におおいかぶさって光の唇を吸い上げておりました。

その濡れ音に高まったのか、左にいた飯島が胸のつぼみに吸い付き、ついで右
にいた辻岡が息を荒くしながら、もう片方のつぼみをつまみ上げました。
「あふ…んんん…」

(99)
抱え込まれた膝が高くかかげられ、丸みを帯びた尻までむき出しになると、
芹澤さまは荒々しく筆筒の中の筆をまるごとつかみ出しました。手いっぱいに
持った筆の中からふさふさとした唐刷毛をとりますと、青白い腿のうらを撫で
上げます。
「ん…ん…んうぅ…っ…!」
色を刷くように唐刷毛がたどるにつれ、ちいさな尻がぶるぶると震え、魔羅の
先からいく筋も雫が伝っております。
光は村上に抱かれ、その肩に腕を絡みつけて爪をきつく立てておりました。唇
が離れると、愛おしげに光の髪を撫でながら額に口付け、唇のはしをあげて芹
澤さまに振り向きました。
「先生…。そろそろ…。」
「うむ、村上。どうだ、お前も気に入ったか?」
「はい――。またとない上玉、淫らに啼かせましょうぞ。」
村上はそう答えると、光の体をくるりと裏がえし、膝をつかせたまま柳の腰を
四つん這いにすくいあげました。

(100)
高く持ち上げられた小さな尻と腿が二人の弟子に撫でられて波うっております。
「んッ…んっんっ…」
畳にかた頬をつけた光は声を漏らすまいと薬指を噛んでおりました。
しかし、それも両側の弟子に太腿を持たれて足を大きく開かれ、ふぐりから菊
までがまるまる晒されますと、光は恥ずかしさのあまり声を上げてうち震えま
した。
「あぁ…いっ…!だめ…もうだめ…」
村上が光の頭を撫でながら、耳元でささやきます。
「ふふ…こういうのは初めてですかな。」

芹澤さまは先の鋭い白筆をおとりになると、筆先でつましくすぼんだ菊の蕾を
ついっとつつきました。
「あぁぁあっ…!」
畳に両方のひじをついたまま、光の白い背が折れんばかりに反りあがります。
脇に座した飯島と辻岡がくん、と頷いて、やわらかな双丘を押し開き、筆先は
菊の花びらをくるくるとなぞりあげました。

(101)
「あぁ…あ…あ…!あぅん…ああー!」
「ここはどうですかな。」
尖った筆先が菊からふぐりに伸びる細い溝をかすめました。
「ひぁ…!」
光の脚がひくんと震え、うす灯りの中、影になった魔羅からポタポタとしずく
が垂れているのがわかりました。
「んああ!あぁ!あァッ、熱い…!」
門渡りを早く遅く往復していく筆先に、光の肌が粟立っております。芹澤さま
はつぎつぎに筆を変え、ふわりとした穂先で菊を撫でたり、細筆で門渡りをつ
ついてそのたびに上がるなまめかしい声を楽しんでいらっしゃるようでござい
ました。
「おぉ、菊の花が私の筆を求めて開いておりますぞ。うむ。」
「い…いやっ…!もう許して!入れてえッ!」
「ほう。ここに男の魔羅を入れてほしいのですか。」
芹澤さまはなおも菊と門渡りを責めつづけ、光は苦しげに畳をかきむしってお
ります。
「ひぁあんっ!…はん…はっ…やく…」
ジャラリと音を立てて筆が束ねられ、芹澤さまはすっくと立ち上がり、もとの位置
に座してかたわらの半紙をとりあげました。

村上がうす笑いを浮かべ、飯島を見やりながら、手元にある印籠を手渡します。

「おい――。まずはお前からだ。腰を使いすぎて壊すなよ。」
年若の弟子は荒く息をつきながら、ふのりを舌の上に乗せておりました。

(102)
あの夜のことはそののちもわすれることはございません――それは何度も繰り
返し繰り返し手前の夢枕にもあらわれ、目を覚ましますと手前の下帯を濡らす
ことも一度や二度ではございません。

光は三人の弟子たちにかわるがわる嬲られておりました。
いちばん年若の飯島はひどく急いた様子で光の菊門に魔羅をあてがい、一気に
突き通しました。
「ううっ…っ…。」
二人の呻く声が同時に響き、飯島は恍惚とした面持ちにて腰を揺すりはじめま
した。
そこで手前の耳に聞こえたのは光の歓びの声、いささか多く菊座に入れられた
ふのりが立てるびちゃびちゃという水音と共に、光は嬌声をあげたのでござい
ます。
「ほう。飯島のものでもよがるとはな。」
村上がクッと嘲笑して、下帯をずらすと長く反り返った一物を光の唇に押し当
てました。光の唇がうす開きになり、桃色の舌が雁首や竿をちろちろと這いま
わるのが見えます。

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル