幻惑されて〜Dazed & Confused

(6)
「うん――気持ち悪い。」
意外にも塔矢先生はそう言ってパタンとうつぶせに倒れ、腰の横で結んだ帯を動かした。
「あ・・・ぼくがやりますから。」
ぼくは半分パニックしていた。タオルはたぶん、風呂場の近くにあるんじゃないか――それを少し水で濡らして電子レンジで温めればいいけど、その前に塔矢先生を丸裸にしなければならない。
あわてて風呂場のほうへ行き、棚にきれいに積まれたタオルを何枚か抜きとった。そして、台所で水で濡らして絞り、電子レンジに放り込む。
それからベッドの下の大きな引き出しを開けて、パジャマの下にあった木綿の浴衣を引きずり出した。
電子レンジがピーッと鳴って、ぼくは再び台所に戻る。熱いタオルを手の上で少し冷まして、それからそうっとガーゼ浴衣の襟に手をかけた。
「ごめんね。」
塔矢先生は呟くように言って、うつ伏せのまま、脱がせやすいように肩から襟を抜いた。真っ白な肩が剥き出しになり、ぼくはその色っぽさにめまいを起こしそうになりながら――寝巻を腰のあたりまで下ろすと、ぼくは丁寧に温かいタオルで染み一つない背中を拭き始めた。
心臓の音が塔矢先生に聞こえそうなぐらい、バクバクしてる。へんに呼吸なんかしちゃったらハーハーしちゃいそうで、ぼくは必死で息を殺した。
「脱がせますよー。」
そうっと帯を抜いて、寝巻を持ちあげた。白地に藍の模様がついている寝巻がするっと抜け、先生の背中からその下に履いている股上の浅いブリーフまでが露わになった。
ちょっとエッチっぽい下着を履いてるのを見て、ぼくは指先までカアッとなりそうだった。いわゆるビキニブリーフっていうやつ。そこで急に、もし、これ脱がしたら先生のお尻が丸見えになるんだろうなあとか、すごく不謹慎なことを考えてた。
「これも脱いじゃおうかな…」
塔矢先生がぼそっと呟いて、ぼくはひっくり返りそうになった。先生は掛け布団を後ろ手にたぐりよせて腰の上までひきあげると、その下でしばらくゴソゴソ動いていた。たぶん、下着も汗を吸って気持ち悪かったんだと思う。でも――布団をはいだら先生は全裸なわけで――ぼくは落ちつけ、落ちつけと呪文のように頭の中で繰り返した。
「先生、薬飲んでくださいね。」
「はい。」
「新しい浴衣着せますよー。」
裸の肩に紺色の浴衣をかけ、腕を通してあげた。先生の腕はどこまでも白くてすべすべだ。両腕を通し終わったら帯を通して、寝がえりをうってもらう。白くて薄い胸とその下、布団との境界にちらっと黒い茂みが見えてどきどきした。
胸のところもタオルで拭いてあげたら、先生が突然、くすくす笑った。
「――キミ、進藤みたい。」
「えっ…!?」
ぼくは何がなんだかさっぱりわからなくて、でもそれきり先生はまたぐったりしたように顔をちょっと横に向けてたから、ぼくはさっさと浴衣の前をあわせ、空になったコップを持ってキッチンにひきかえし、飲み物を足した。薬も飲ませなきゃいけないから、薬の箱を開けて銀色のシートからプチプチって2錠、錠剤を出した。
「どうぞ。」
手のひらに薬をのせて差し出すと、先生は細い指先でそれをつまみあげ、なぜか中指と薬指でぼくの手のひらをツーッと撫でた。ぼくはびっくりしたけど、金縛りにあったように手をひっこめることもできなくて、なすがままになってた。
――コレって一体なんだろう?…もしかして、心細くて手を握ってほしいのかなとかいろいろ考えたけど、とにかくまず薬だなって思った。
「ちょっと…起こしますよー。」
ぼくは介護士さんになったような気分に集中して、先生の背中に左腕を回して持ち上げた。そしたら、先生の身体がさっきよりもずっとぼくに寄り添うようにして、もうしなだれかかるって感じで、ぼくはまたもや落ち着け落ち着け落ち着けって頭の中でくりかえしながら、コップを差し出した。
先生はそれで薬を飲み下したけど、コップを離さないから、ぼくは飲み終わるまでその体勢で待つしかなかった。ふと、進藤さんが2時間ぐらい待てって言ったことを思い出して、先生に告げた。

(7)
「あとちょっとしたら…進藤さん、来ますから。」
先生がふーと溜息をついた。
「岡くん、ボクは誰にも言わないでって言ったよね?――ましてや、進藤なんかに。」
口調はそんなに怒っているようには聞こえなかったけど、ぼくはビクッとして謝った。
「すみません。――でも、このままじゃ先生、ひどくなっちゃうし。進藤さんも心配してたし。」
ぼくはその時、たぶん、何か言わなきゃって思ってて、だから、ついうっかり口を滑らせてしまった。
「――進藤さんと別れちゃったから、やっぱり会うの嫌なんですか?」
言っちゃってからしまったって思った。二人の関係を知ってるのって一体どこまでなんだろう?伊角さんと和谷さんのほかに。塔矢先生は無言のまま、コップから飲み物を飲みほすと、黙ってコップをぼくに手渡し、ゴロンと横になった。ぼくは肩まで布団をかけてあげて、コップを台所に戻そうと後ろを向いた。
「進藤が来たら起こして。」
振り向いたけど、先生はもう目を閉じてふたたび寝息を立てていた。
ぼくはまたソファに戻って、週刊誌をめくったけどまるで内容なんてわかってなかった。それならって新聞を広げてみたら、なぜか下のほうにエッチなDVDの通販広告が載っていて、まあ一般紙だから乳首のとこに★とかしてあってそんなに露骨じゃないんだけど、「人妻」とか「禁断」とかいう文字にズキンときた。
あわてて紙面をめくって、今日の詰め碁っていうコラムをありえないぐらい熟読した。それは簡単な死活の問題で、出題者は一柳先生だった。今はかつてのような勢いはなくて塔矢先生たち若手に押されまくってる一柳先生
だけど、でも、先生のお話はいつもとても面白くて(ちょっと長いからたまにくたびれるけど)、ぼくらぐらい若いのも分け隔てなく接してくれる。ぼくはそんな一柳先生の顔を無理に思い出しながら、目の前にいる塔矢先生から意識を遠ざけようとがんばった。
ふと、バサバサと羽布団が揺れる音がして、顔をあげた。
塔矢先生は熱を持った身体が熱すぎてか、上掛けを半分はねのけていた。ぼくはゆっくりと立ち上がって布団を掛け直そうとしたけど、ベッドの前でどうしていいかわからなくなった。
先生は少し顔を横に向けていて、布団の上半分がめくれ、さらに藍色の寝巻も大きくはだけて胸元が見えていた。
桃の花みたいな色をしたちっちゃい乳首が見えた。さっき着替えたとき、きちんと帯を結んでなかったから、寝巻はうねりながら乱れてる。
ぼくはきちんと結び直したほうがいいのかな、と上掛けをちょっとめくったら右前もくしゃくしゃしてて、先生の細い脚がはみ出してた。
ぼくはパニックしてた。なんか、強姦されたあとみたいだと思った。――そして、ぼくは股間がものすごく熱く疼いてて、なんで男を前にこんなになっちゃってるんだろうって自分を叱咤しまくった。
「先生、ひも直しますよー。」
小さい声で呼びかけたけど、やっぱり反応なんてなくて、ぼくはすごく迷って、誰もいるはずないのになぜか後ろとか見回したりしてから、寝巻の左前と右前をきゅっと握って持ち上げた。
藍色の木綿地の間に挟まれて先生の白い肌が見えた。
気がついたら、ぼくは藍色の左前と右前を開いて、上掛けをさらにめくってて、肩ぐらいしか隠れていない塔矢先生の真珠色したハダカを食い入るように見てた。
腰のあたりに藍と白の縞模様をした細い帯が絡まってて、そのすぐ下にぽやぽやと薄く毛が生えてて、足の間にちょっとピンクがかったものが見えてた。
(うわー、塔矢先生ってやっぱり男なんだ・・・)
ぼくは当たり前のことを思いながら、動悸が早くなっているのを感じてた。もしかして…進藤さんってこういう塔矢先生の姿を毎日のように見てたんだろうか。――もしかしたら、塔矢先生のナニをエッチに触ったりフェラとかしてたかもしれないし――ていうか、塔矢先生も射精とかするんだよなあ。ガキじゃあるまいし、ぼくより剥けてるぐらいだから、オナニーもするはずだし、それとも進藤さんがしてあげてたかもしれないし。
ぼくはどんどんおかしくなってて――なぜか進藤さんが来ちゃったらまともに進藤さんが見れないかもしれないとか思って――それで、いま一瞬でもいいから進藤さんになりたいとか思った。
でも、別れちゃったなら今更エッチなことされても燃えないか…。

(8)
ちら、と塔矢先生の顔を見たら、ぼくが物凄くフラチなことをいっぱい考えているのもつゆ知らず、軽い寝息を立ててた。
ぼくはおそるおそる、先生の妙に色っぽい形をした太腿にそーっと手を当てた。
――熱持ってて熱い。
熱出してるんだから当たり前なんだけど、でも、ぼくはそれがなんだか別のことのせいに思えて、さっき、先生がぼくの手のひらの上で指を往復させてたことを思い出し、もしかしてあれはああいうふうに触ってほしいっていうサインだったのかとか勝手な妄想をはじめてた。
ぼくは唾液をごくりと飲み込んで、中指と薬指の先をそおっと塔矢先生の内腿に這わせていった。
――肌はピンと張っていて、それでやっぱり生温かかった。そして、すべすべしている。
息を詰めて膝頭からずうっと上へ、上へゆっくりいって、それからまた膝のほうにおろして。途中で膝がぴくん、と震えたから、目を覚ましたのかって思ってビクビクしながら顔を見たけど全然気づいてないみたいで、だからぼくはそこで更に大胆になっていった。
股間が爆発しそうなぐらい熱かった。左手でズボンの前をおさえると、もうガチガチになっていた。
ぼくはすべすべの内腿を指でなぞりながら、膝頭に唇を近づけた。
目の前が雪のように白くなっていって、産毛みたいな毛が少し見えた。ここで塔矢先生が起きちゃったら…って考えたけど、そしたら強引に押し倒しちゃえばいいやとか、普段は気の弱いぼくがやたら大胆で楽観的にそんなことを考えてた。

突如、玄関のチャイムが甲高く鳴って、ぼくは心臓が止まるんじゃないかってぐらい驚いた。
――進藤さんだ。
ぼくはあわてて寝巻の前をどうにか合わせて羽根布団をバサバサと上に掛けた。それから、あわててスーツの上着のボタンをきっちり下までとめて股間の形を隠し、急いで玄関へ行った。
「よう。岡。ごめんな、待たせて。」
玄関を開けると、進藤さんが大きな銀色の手提げ袋みたいなのを両手に持って立っていた。
「あ、どうも…。」
進藤さんは腰履き気味のジーンズの上に腕を捲くった白いシャツ…たぶん、さっきまで着ていたスーツの中のシャツを着てるだけで、よほど急いで来たのか、ときどきうすら寒くなる季節だというのに裸足のままスエードのローファーを履いてた。白いボタンダウンのシャツはところどころ赤い点が飛び散ってて、何かこぼしたんだろうかと思った。
進藤さんは玄関で靴を脱ぐと、裸足のままペタペタと廊下をつたってリビングまで行った。
そしてテーブルの上に銀色の袋を置くと、しばらくベッドの上の塔矢先生をじいっと見つめていた。
「あの――風邪薬はもう飲みましたよ。」
「そっか、風邪なんだ?」
「たぶん――すごい熱あるから…。」
「体温計どっかにあるかな…。」
進藤さんはあたりをキョロキョロ見回した。ぼくは薬局で薬を買うついでに体温計も買えばよかったと後悔した。
そうしておいてベッドまで近寄ると、塔矢先生の頬とか額に手のひらを当てた。
「で、薬飲む前に何か食ったの?」
「イエ…。ポカリぐらいで。」
進藤さんはウーンと唸りながらリビングに戻って、銀色の袋から大きめのジップロックコンテナーを次々と取り出した。銀色の袋は保温袋だったんだ――触ってみるとまだ、温かい。
「とりあえず、急いでミネストローネ作ってきた。あ、岡は何か夕飯食った?」
「いえ…。」
白いシャツに点々とついている赤いのは、それを作った時のトマトが跳ねたものだろう。意外と進藤さんて器用なのかもしれない。
「ウーン、あとはレトルトのお粥と生湯葉と温野菜ぐらいしかないんだよなあ…なんか取るか…。」
「あっ…イエ、ぼくもう帰りますから…。」
進藤さんが来たのなら、ぼくの出番なんてない。それでも進藤さんは引きとめにかかっていた。
「いや、飯ぐらいおごってやるから食ってけよ。だって、岡がいなかったらコイツ、どうなってたか…。」
進藤さんは本棚の下の方にある電話帳をめざとく見つけてきて、ペラペラめくり、携帯を取り出した。
「テキトーに頼んじゃうけど、いい?」
「はい…。」

(9)
近くにあったイエローページを手繰り寄せて電話で何かを注文したあと、進藤さんはふたたびベッド脇に行った。
羽根布団から寝巻の帯の端が垂れ下がっていて、進藤さんはそっと布団をはぐった。
胃を締めつけられたようになった。――やばい。ものすごく、やばい。あわてて前をあわせて羽根布団をかけただけだから、寝巻の裾なんてぐしゃぐしゃだ。
進藤さんの動きがピタッと止まった。
ぼくは生きた心地がしなくて、ぼくがおかしなことをやっていたのに気付かれたらどうやって弁解しようか、頭の中でうろうろ考え出した。
「なんだよアキラ、パンツも脱いで――」
進藤さんは裾をひっぱりあげると、丁寧に畳むように前を合わせた。それから――すごく小さい声だったけど、ぼくには聞こえてしまった。
「…誘ってんのかよ。」
ぼくはいたたまれなくなって、下を向くと鞄の中にぬるくなった烏龍茶をごそごそ入れた。
「あの…やっぱりぼく、帰ります…。」
進藤さんが振り向いて、じいっとぼくの顔を見ていた。
「もう頼んじゃったし、すぐ来ると思うから食ってけよ。」
「いえ…なんかお邪魔そうだし…!失礼します!」
ぼくは立ち上がって帰ろうとした。
「ちょ、ちょっと待てって。」
「お二人で話さなきゃならないこと、いっぱいありそうだし――。ぼくなんかいたらイチャつくこともできないでしょ!」
…また、ロクでもないことを言ってしまった。
おそるおそる進藤さんを見ると、彼はきまり悪そうにちょっと視線を外して、それから困ったような顔をしてぼくを見た。
「――知ってたんだ?」
「あ…はい…たまたま…。」
ぼくは言葉を濁した。伊角さんと和谷さんの会話を盗み聞きしたとか、渋谷のカフェでの光景を盗み見したとは言えなかった。進藤さんは視線を逸らしたまま、ぼそっと呟くように聞いてきた。
「ヘンだろ?」
「いいえ。そんなふうに思ったこと、一度もありませんから――。進藤さんカッコイイし、塔矢先生はすごくキレイだし…なんか似合ってるなって。」
「マジで?――あのさ、俺もアキラも男なんだけど?」
「わかってますよ。――でも、進藤さん、先生が好きなんでしょ?」
進藤さんは言葉に詰まって目を泳がせた。
「えっ…うーん…そ、そうかな…?」
ぼくはなんとなくいらいらしてきた。進藤さんを睨みつけてた。
「好きなんでしょッ!?」
「あ…は、ハイッ!」
進藤さんは反射的に気をつけの姿勢になって答えた。

(10)
「じゃ、ぼく帰りますから…!さよならっ!」
ぼくは廊下を早足ですすみ、靴をひっかけてガーンとドアを開けた。恥ずかしくて涙が出そうになりながら、ぼくはひたすら走った。地下鉄新宿線の入り口が見えて、もう次から次へと後悔することばかりで、心の中で塔矢先生に謝った。
地下鉄に乗って家に戻った。鞄を乱暴に放り投げ、スーツを脱ぎ棄てた。風呂を沸かしながら、水圧がイマイチゆるくなったシャワーを頭から浴びた。ボディソープを手に取ってそのまま身体中を洗った。
ユニットバスにガスで沸かしたお湯がドブドブ音を立てながら溜まって行き、ぼくはその滝壺みたいな音に隠れるようにして喘ぎながら――やってた。
塔矢先生の頬にはりつく黒髪と、すうっとした薄い胸と、ちっちゃくきゅっと締まった臍と――思いだすと、塔矢先生の身体ってちょっとロリっぽかった。男っていうよりも、発達してない女の子みたいな感じ。でも、足の間にあった「アレ」とのギャップがすごくて――右手の中指と薬指に残った感触だけがやけになまなましくて、ぼくはそれを自分の亀頭に擦りつけた。こんなので明日からどうやって塔矢先生と顔合わせよう、と思った。きっと会うたびにあの肌の感触を思い出すと思う。
今、先生と進藤さんてどうしてるんだろう――。
いくらなんでも、あんな高熱出してる先生を襲ったりしないと思うけど…。でも、ぼくの頭の中は二人がいろいろエロいことやってる妄想で一杯で、いつの間にかぼくは進藤さんになりきって先生を犯してた。
先生が熱っぽい目でこっちを見てて、それでぼくはものすごいエロいキスし続けて――それから少しの隙間をあけた太腿の間に指入れたら、ピクンと膝頭が震えて、指を挟んできて――。
男相手にどうやって犯るかなんて、なんとなくしかわかってないのに、ぼくの頭の中では正常位で犯されてアンアン声をあげてる先生がいた。ぼくは手の握り具合をいろいろ変えながら、めちゃくちゃ勝手に先生の中を妄想しまくった。女の子の経験もろくにないのに、ぼくは先生ってなんか名器のような気がしてた。そうでなければ、いかにも女の子にモテそうな進藤さんがハマるはずがないと思った。
「ふぁぁ…!」
ぼくはイキそうになってちょっと声をあげてしまった。
『アキラ、中に出してもイイ?』
頭の中でそんな台詞を吐いたら、すごく興奮した。先生が潤んだ目をして、こくん、と頷いて、ぼくの意識がふっとんだ。
「イッ――!」
手の中にどろどろと精液が吐き出され、ぼくはしばらくぼう然と立ちつくしていた。喉がカラカラで、息はまだおさまってない。
――ものすごい、虚しい。
虚しいというか、フラチで、バカで、情けなかった。よりによって、自分とはあまりに格が違いすぎる塔矢先生をオカズに抜いてしまうなんて…先生がこんなこと知ったら、きっと軽蔑するんだろう。
バスタブのお湯がすっかりフチまで溜まっていて、溢れそうだった。ぼくが飛び込むと、お湯が一気にあふれた。そのまま頭まで熱い湯に潜った。
そして、ぼくは息苦しくなるまで、じっとそのままでいた。

(CHAPTER Dazed 1 End)

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