淫靡礼賛

(21)
何度か痙攣したあと、柔らかい体がぐったりと力尽き、細かい喘ぎだけが響いた。
「なんだ、もうイッちまったか。」
「あ……ご、ゴメンナサイ…」
こんな状況でもしおらしく謝る様子がかわいらしくて、座間は耳元で囁きながら頬摺りした。
「いいんだよ。うまかったぞ。」
彼は真っ赤になってきゅっと目をきつく閉じた。やんちゃな見かけとは裏腹にコイツは意外と素直で
ウブくさい。わざわざ抵抗を封じるほどでもなかった。
手首を拘束している組紐をほどくと、座間はうすく跡の残った手首をさすってやったがヒカルは身を
硬くしてなすがままになっていた。
「さあ、洗ってやるから風呂場へ行こうな。」
腕をひっぱると、彼はあっさりとそれに従った。
広い風呂場の浴槽に湯を張りながら、シャワーの下、石鹸を泡立てて丁寧に洗ってやる。
途中、下を向いて陰毛がきれいさっぱり剃り落とされているのに気づいた少年はうろたえて前を手で
覆った。
「本当にキミ、かわいいなあ。――パイパンだとなおさらだ。」
泡まみれの体を撫でさすった。さっき出したばかりなのにまた勃ちあがっている。さすがに若い。
五、六回は軽いだろうと踏んだ。

(22)
低い浴槽のふちに手をつかせると、かわいいアヌスが丸見えになった。
恥ずかしさのあまり涙声をあげながら、ヒカルは座間の太い指から繰り出されるテクニックに身悶え
していた。やや色の濃くなっている蕾に触れると腰が逃げた。それを掴んで襞のまわりを指で揉みほ
ぐしてやる。
「や、やだ先生…ダメ…そんなとこ…」
「こら、じっとしてろよ。すぐに気持ちよくしてやるから。」
「ヤダっ…!お願いやめてッ!」
「聞き分けのない子だなあ、キミは。恥ずかしい写真をばらまいちまってもいいのか、え?」
朱に染まった体がぴくりと震えて止まった。
「すげえ格好で撮ったんだがなあ。なあ、あんなのをお堅い塔矢が見たら何て言うかねえ」
「や、やだ…」
「おとなしく言うことを聞いてれば悪いようにはしねえよ。」
指先で執拗に剥き出しのアヌスをさぐる。泡だらけの指がクプッと襞の蕾に侵入し、ヒカルは違和感を
感じて体を揺すった。
太い指を抜き差ししながらシャワーを当てると、ククッと息を詰める声がした。
「痛いか?」
そう聞いた座間にヒカルは首を振った。
「いい子だ。息を吐いて力を抜きなさい。」
あらかた中もきれいにした。初めて異物を受け入れるそこは硬く緊張していて、今回は座間を受け入
れるのは無理かもしれない。
だが、焦る必要はない。じっくり時間をかけて調教してやればいいだけの話だ。

(23)
大きな浴槽にぬるい湯がたまった。座間はそこへはいり、いささか中年太りの進んだ巨体に華奢な
体をすっぽり抱きかかえた。
小さいつやつやした唇にキスをすると、ヒカルはわずかに顔を背けながら体を引いた。
「おや、キスも初めてかね?」
そういうと、小僧は真っ赤になってうつむき、ふるふると頭を振った。
「へえ、どんな子としたんだい?」
イマドキのガキなら、十五、六でキスやセックスの経験があっても不思議ではない。ましてやコイツは
なりは小さいものの、目鼻立ちのはっきりした顔立ちで女性ファンも多いから、案外、そうしたタニマチ
の一人に誘われているやもしれないと座間は想像をめぐらした。
「春木ちゃんか?それとも、桜野のババァあたりか?」
ヒカルは俯いたまま、再びふるふると頭を振り、小さな声でつぶやいた。
「…と…うや…」
座間は一瞬、わが耳を疑った。
自分のすぐ後ろで犬っころのようにじゃれあっていた二人の姿が浮かんだ。――なるほど。天野が二人
は生涯のライバルかもしれんと言っていたが、どうやらライバルだけではなかったようだ。

(24)
――だが、何だって俺にあっさり関係をバラすのか――口が軽いのか、俺に怯えすぎているのか、
と座間はしばし考えた。
「へえ、塔矢と。――キスしてそれから?」
「何もしてね…してません」
ははあ。所詮、子供だ。キスしてみたものの、それ以上は進めないってことか。座間はヒカルを抱き
かかえたままあやすように肩を撫でて、やさしく尋問した。
「何回キスしたんだい?」
「…二回。」
「へえ、どこで?」
「塔矢んちと、オレんちで…寝てるときに…」
読めてきた。このガキは横で塔矢がぐっすり寝ている間にコッソリ唇を奪ったってわけか。それじゃあ
それ以上進めないはずだ。まあ、せいぜい寝姿をオカズに手コキしたぐらいか。
ヒカルは不意に顔をあげて、濡れた目で座間をじっと見た。
「…センセ…秘密にして…!塔矢に言わないで!」
「ハッハ、言いやしねえよ。そうか、キミ、塔矢が好きなんだ?」
小僧は耳まで赤くなってこくんと頷いた。
その初々しさに座間は目が眩むほどの興奮を覚えた。
「それで何かってえとベタベタくっついて、あわよくばヤッちまおうってわけだな?」
「そ、そんなんじゃね…ないです」
なんだ、チビでかわいいコイツも人並みの男みたいなこと考えてるのか。まあ、対象がアレだが…だが、
塔矢ときたら並の女よりも上玉の美形、男でも惚れ惚れするほどだ。趣味は悪くない。
座間にあっさりキスを白状したのも、座間にテクニックを仕込んでもらってそれを塔矢との実践に生かす
つもりなのか。
しかし…このウブなチビがそこまで賢しいとも思えず、それよりも、誰にも言えなかった密かな情をやっと
吐き出せたというほうが正確だろう。
座間は細い顎を持ち上げた。
「じゃあ、次は大人のキスだな。」
唇をこじ開けるようにして舌を入れると、小僧はビックリしたように体を引いたが、すかさず肩をしっかり抱
きしめてひらひらと逃げる舌を捕らえた。
舌の付け根、上顎と口腔の隅々まで愛おしむように舌先を這いずらせ、ビチャビチャと卑猥な音もあから
さまに舌を吸い上げた。
そうしながら、再び乳首を摘みあげると、熱に浮かされてフゥンという呻きが漏れた。
下半身をさぐると、ピンと反り返ったものをやんわりと手で包む。湯の中ですら、その先がヌルヌルしてい
るのがわかった。
「じゃ、そろそろベッドへ戻ろうか。」

(25)
異様な形のベッドがある部屋に戻るやいなや、座間は待ち構えていたようにまだ水気の乾ききらな
い体をベッドに押し倒した。
両足首を掴んで宙に浮かせ、左右に大きく割る。
いきなり無防備な姿にされたヒカルは目をきつく閉じて首を振ったが、抵抗はせず、両手でギュッと
シーツを掴んでいるだけだった。
「おお、いい眺めだねえ。さて、どこからしてあげようか。」
恐怖からなのか、興奮なのか、掴んだ両脚が小刻みに震えていた。座間は体の割にはやや大きい
足先に目を向けると、くるりと丸まった足指を口に含んだ。
「やっ・・・!」
足先の親指と小指をのぞいた三本をまず、口に含んでその起伏を楽しむように舌先でなぞり、音を立
てて吸うと、電流に打たれたようにヒカルの体がビクッと跳ねて、泣きそうな声が聞こえた。
「はぁん…やぁ…!」
舌先を一本、一本足指の間に入れ、付け根を舐めまわす。
シーツを握る手に力が入り、ヒカルは喘ぎながら座間の興奮を煽る甘い声をつぎつぎに漏らした。
「足が感じるのか――ここも欲しいだろう?」
チューチューと音を立てて足指に吸い付きながら、左手ですでに淫汁をにじませているモノを包み込んだ。
「はああああああん!いやぁッ!ああダメ!出ちゃうぅッ!」
扱き上げると、金切り声をあげた。
「いいよいいよ、何度でもイキなさい。・・・たくさん可愛がってあげるからね。」
「は…ん・・・!あ・・・あ・・・!」
細い腰が大きくしなって浮き、生暖かい精液が座間の手の中に放たれた。

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