
■ プロトコル
従来の電子メールとは対照的に、現在よく使われているプロトコルのほとんどは標準化されていない。例えば、BlackBerry は RIM が独自開発したプロトコルを使っている。よりオープンなソリューションを開発する試みとして、Push-IMAP 規格と SyncML 規格(の一部)がある。
IETFがIMAPとSMTPを携帯機器での電子メールシステムにより適した形にした Lemonade Profile というプロファイルがある。これは、IDLEコマンド(RFC 2177)によるクライアント機器への電子メール通知の存在に依存している。IDLEは厳密にはプッシュ型電子メールではないが、ユーザーからの見た目は同じである。
■ 製品
- Mozilla Thunderbird[4] オープンソースでクロスプラットフォームの電子メールクライアント
- SeaMonkey[5] オープンソースでクロスプラットフォームのブラウザ/電子メールクライアント
- BlackBerry
- mopera U Pushメール対応のISP
- M1000 HT1100 F1100 HTC-Z HT-01A HT-02A(mopera U対応機種)
- iPhone
- Microsoft Exchange Server 2003 SP2 以降
- ソニー・エリクソン
- Windows Mobile 6 以降
- Windows Mobile 5.0 と MSFPアップデート(AKU2)以降
- ダートマス大学 BlitzMail
- Funambol オープンソースのプッシュ型電子メールソリューション
- Z-push ActiveSync のオープンソース実装
- Sybase iAnywhere OneBridge
- Sun Java System Messaging Server version 6.3 以降