メロとニア(とマット) その3 「ニア、用意できたかっ?」 △ 「えっ、オレも日本に行くの、Lっ?! やたっ!!」 ちょっとすっ飛ばしてます(^^;) |
誰も死なない場合の設定 その4 「そこに書いてあることは事実で、キラはそのノートを使っているというなら、ノートは何冊あるんだ」 「キラも同じノートを持っているのか?」 |
誰も死なない場合の設定 その3 「え…?!」 名前を書けば死ぬ。 突然思いだした言葉が脳裏を駆け抜け、鞄から数日前に拾ったノートを乱暴に取りだした。表紙裏を見る。 「顔を思い浮かべ、その名前を書けば相手は死ぬ」 「これは…まさか…いや、一連の現象のこじつけだ」 『…キラ、お前は直接手を下さずに殺せるのか? 今、お前が殺した男は今日この時間に死刑が執行される筈だった犯罪者だ。何処の国の報道にも出ていない、警察が極秘に逮捕した』 「試したのか?!…むちゃくちゃだっ」 |
粧裕ちゃん奮戦記(仮) 「ええ、あん中つっきれってんですか?! 嫌ですよ、あんた警察ならアレをどうにしかしてくださいよ」 「仕事をさせる前にわたしに面会させなさい」。 あくまでも「わたし」、全員が一人称で主張した。「わたしたちに」ではけっしてない。 病室の主が相当の重傷者で大勢と一度に会話をすることはできないということで、一日一人だけならという条件がついていたのだ。現在、その条件を付けた主は痛み止めと睡眠剤のために眠っている。 「こんな重傷なのにどうして仕事なのよ」「どうしてお見舞いに人数制限するのよ」「警察だからってなんでもかんでも禁止にできると思ってんの?!」「お花くらいいいじゃない!」「わたしに会わせて!」「ちょっと待ってよ、一人しかダメなのよ」「だからあたしが会うわ!」「夜神さんのなんなんのよ、あんた!」「ちょっと押さないで!」「きゃあ、何するのよ、おまわりさん、この女、どっかにやって!!」「うるさいわよっ、病院なのよ?!」「あんたの声がでかいんじゃないっ」 狭い廊下に若い女性十数人が入り乱れての騒ぎに、病院から警察へ厳重抗議が入った。 「……要するにモテ男とかそういうのですか。看護婦さんだって大変だ」 その騒ぎが最高潮に達したとき、その群れに足早に向かう女性がいた。他の女性達と同年代で、スーツの男はまた増えたかと一瞬戦いた。女性達も新たに現れた敵を一斉ににらみつける。 |
とある会話。 「……英語とフランス語の資料しかないんですか」 とある通信のやり取りである。各々PCに外国語の報告書や動画を、辞書片手に訳しながら分析している。 「……そろそろ花見だよなー」 その書き込みと同時に、それぞれのPCの画面半分に大量のテキスト群が流れていった。軽口を叩いていた者たちも、その資料に目を通し、新たに自分の見解を入力していく。 「先ほど警察庁の資料の話が出ましたが、そろそろその資料と、これまで作り上げた資料の突き合わせに入ろうと思います」 その文言に、PCの前で全員が真顔になった。 リハビリです……。 |