無制限版DataDumpではYahoo!ファイナンスやInfoSeekマネーから信用残を含む株価データを取得することができます。
この機能を使用するにはメニューより「オメガチャート→日々のデータ更新」を選択します。
日々のデータ更新ではザラ場データの取得と現在わかっている信用残を当日データに反映させることができます。
ただし、信用残はそれぞれの取得元が発表を行うまで反映しませんのでデータが1日遅れてしまう可能性があります。そのため後述の信用残補填機能で定期的に更新を行うことをお勧めします。
プログラムはオプションを選択して更新ボタンを押すことで実行されます。また、回線の混雑などの理由でダウンロードを失敗することがあります。ダウンロードを失敗した場合は再度更新ボタンを押すことで続きから更新することができますが、再度更新ボタンを押しても更新されない場合はフォーマット変更の可能性があります。
オプションについて
○データの取得元
ダウンロード速度はYahoo!ファイナンスの方が確実に早いです。しかしフォーマットの変更によりデータが取得できなくなる可能性がありますので、Yahoo!ファイナンスとInfoSeekマネー両方から取得できるようになっています。Yahoo!ファイナンスがフォーマット変更によりデータ取得不能な場合はお知らせいただければプログラムの修正を行います。その間はInfoSeekマネーからデータ取得を行ってください。双方が同時にフォーマット変更となった場合は申し訳ありませんがプログラムを修正するまでお待ちください。
○信用残の取得
Yahoo!ファイナンスからデータを取得する場合は株価ページと信用残ページが異なるため信用残を取得するかしないかによってダウンロード速度が2倍程度変化します。
日々のデータ更新は主にザラ場データのデータを取得するためのものですので速度を重視して信用残を取得しないほうがよいかもしれません。当日データで信用残を利用したスクリーニングや検証を行わない場合は信用残の取得は信用残補填機能を使うほうがよいでしょう。
○index.txtに登録されているもののみ取得
このオプションにチェックがない場合0000から9999のすべてのコードに対してサイトにデータがあるかどうかチェックを行います。データが存在すればindex.txtに登録されていなくともデータをダウンロードしを行うためダウンロード量が多くなり速度が低下します。速度を重視する人はこのオプションにチェックを入れてダウンロードを行ってください。
○日経平均の取得(出来高取得不可)
業種別指数などは現在取得できませんが、このオプションにより日経平均の値のみ取得することができます。システムに日経平均の変化を利用している人などはこのオプションにチェックを入れてダウンロードを行ってください。速度はほとんど変化しません
無制限版ではYahoo!ファイナンスの過去の株価データを利用して信用残を含む初期データ(非圧縮)を作成し、オメガチャートの株価データフォルダにコピーしたり、それを元に補完を行うことができます。
オメガチャートの過去データを持っている人はそちらを利用して補完を行ったほうがよいと思いますが、過去データが取得できなかった場合はこの機能を利用して過去のデータを収集することができます。
なおこの機能では業種別データを含む各種指標データを取得することはできません。日経平均とTOPIXについては値のみ取得することができます。
この機能を使用するにはメニューより「オメガチャート→株価データ初期化」を選択します。
基本的な使用方法は日々のデータ更新と同じでオプションを選択して作成開始ボタンを押すことでデータを作成し始めます。ただし、初期化データの作成は膨大な時間が必要となりますので直接オメガチャートの株価データを編集するのではなくDataDumpフォルダ上に「init」フォルダを作成してその上にデータを保存します。
データ作成が完了したら転送ボタンにより新しい初期化データでオメガチャートの株価データを上書きすることができます。このときもとの株価データはなくなってしまいますのでご注意ください。
もとの株価データを残したまま初期化データを追加したい場合は転送を行わずダイアログを閉じて補完機能により初期化データを指定してください。
初期化データはダイアログ左下のデータ削除ボタンにより削除することができます。
オプションについて
○データ取得元
データの取得元の設定(速度の関係上現在はYahoo!ファイナンスのみ)
○信用残の取得
初期化データに信用残を保存するかどうか指定します。
○日経平均の取得(出来高取得不可)
日経平均のデータを取得します。出来高は取得できません。
○TOPIXの取得(出来高取得不可)
TOPIXのデータを取得します。出来高は取得できません。
無制限版では過去6ヶ月にわたって遡って信用残を取得し現在の株価データを補完、修正することができます。また、この機能を利用すると現在の株価データで信用残が抜けている部分を以前の直前の信用残データで穴を埋めることができます。
この機能を利用するには、メニューから「オメガチャート→信用残補填」を選択します。
オメガチャートを利用する上で株価データを完全な状態に保つことは一つの課題となりますが、DataDumpの株価データ補完機能を利用し、オメガチャート提供の初期データを利用することで最新の状態にデータを保つことができますが、この信用残補填機能と日々のデータ更新を利用することでさらにリアルタイムに完全なデータを保つことができるようになります。
□完全データを保つために
ザラ場データはDataDumpの日々のデータ更新により取得することが可能です(20分遅れのデータ)。このとき業種別データや日経平均の出来高を含む各種指標が取得できません。
これはオメガチャートのダウンロード機能によってのみ可能ですのでデータを完全に保つためには7時以降にオメガチャートでダウンロードを行うことが必要になります。
ザラ場中に信用残データを取得した場合はそのデータがオメガチャートに残っていますので前日発表されているデータでよければこの状態で信用残を取得済みのデータとなっています。
ザラ場に信用残を取得していない人は、信用残の補填機能により信用残のみを取得して株価データに反映させてください。
信用残データはオメガチャートと取得元が違いますので多少の違いがある可能性があります。また、オメガチャートではデータが抜けてしまっていても気づかない可能性がありますので、定期的にオメガチャートの初期データを使ってデータを補完してやることをお勧めします。
オプションについて
○データ取得元
現在は速度の問題上Yahoo!ファイナンスからのみ取得かのうです。
○index.txtに登録されているデータのみ取得
index.txtに登録されている銘柄のみをチェックすることでダウンロード時間を短縮することができます。