「はぁ……んんっ」
最初は力を抜き切れず頑なに閉じていた少女のすぼまりも、
すずかの舌に少しずつ解きほぐされていく。快楽と共に侵入
する舌先は、少女の締め付けを楽しみつつ、もっと少女を味
わおうと少女の中を動き回る。
「…ゃっ…ゃぁぁ……」
ホットドックのように少女のスリットに挟まれた数珠を、
アリサが舌で押さえながら前後に動かす。十分に濡らされた
小珠たちは、幼い花弁に守られた大事なところや一番敏感な
ところを順番に刺激し続ける。
「……ゃぁ、んっ…ぁ…っ」
十にならない少女とは思えない喘ぎ声が広い部屋に響く。
十二分に責められてあふれ出た淫水は内股や下腹部を濡らし、
逆さまにされているせいで少女の顔にまで垂れる。広げられ
た太ももがピクピクと震え、少女の限界をあらわしていた。
「一度いっちゃおうね」
少女を穿つすずかの舌が、さらに激しくすぼまりを出入り
する。排泄時のにも似た心地よさと、それと違って切れるこ
とがないもどかしさ、そしてそれがすずかの舌であることの
背徳感が、少女の脳裏を焼き焦がす。
「やぁん、また、へ、へんに、あぁっ」
アリサは数珠の一つを舌で捕らえると、米粒のような少女
の敏感なところに押し付け、数珠に連なる尻尾の先端をそっ
とつまんだ。
「あぁぁっ……ぁっ……っっ」
聞こえるか聞こえないかの小さな音を立てて、少女に押し
付けられた数珠が小さく震える。とても弱い振動は少女の幼
芽を通じて何倍にも膨れ上がり、下腹部を嵐のように荒れ狂
う。そして津波となって背筋から頭頂へと駆け登り、少女の
意識を薙ぎ払った。
「ぁっ…ぁっ…ぁ…っ……」
二人を弾き飛ばすような勢いで少女の腰が跳ねる。空に突
き出された足が突っ張って震え、力つきてクッションに沈ん
だ。
「はっはぁ…はぁ…」
逆さまのままぐったりと二人にもたれ掛かる少女。うつろ
な瞳に映るのは、はしたなく開いた自分の股間と、いとおし
く少女を見下ろすアリサとすずかの顔。
(わたし、どんどんエッチになってる……)
次々と少女の身体から紡ぎ出される快感は際限が無く、混
濁した心は驚嘆すらしてしまう。そんなことでいいのかと思
いつつも、文字どおり今まで以上に二人と深い仲になったこ
とが少女の心の穴を少し埋めてくれた気がして、穏やかな気
分にさせてくれた。
「・・・ちゃん、これ、つけてあげるね」
すずかがキツネの尻尾を少女の腰の上にあてがう。尻尾の
付け根には、少女のもので濡れそぼった十数個の数珠がぶら
下がっていた。
「……うん」
すでに最後まで受け入れることを決めている少女は、静か
にうなづいた。恐れはもちろんあるが。しかし、たとえそう
なってもそれは既に少女の中ではささいな事だった。
「あ、そうだ。・・・、私達にもね」
アリサが自分とすずかの尻尾の先端を少女に差し出す。少
女が軽く握ると尻尾が小さく震え、二人は甘い声を漏らした。
「んんっ、気持ちいい」
子猫と子犬のような二人の仕草が可愛くて、少女は顔をほ
ころばせる。
「そうだよ、猫も犬も大好きな人にしかさわらせないの」
「だから私のに触れるのはすずかと・・・だけよ」
自慢げに胸を反らすアリサ。逆にすずかは身を縮こませる。
「わたしのはお姉ちゃんやファリン、ノエルも触るけど……
あ、恭也さんは触っていないけど、嫌いってわけじゃないか
ら」
気を使うすずかを少女は笑って止める。
「家族は別だと思し、ノエルさんやファリンさんは家族同然
でしょ。それにお兄ちゃんは忍さんの恋人さんだし」
家族は別。少女の兄はさらりと流しそうだが、姉や両親は
きっと可愛いとほめてくれるだろう。できれば両親に撫でて
もらいたいと、少女は夢想する。
「それじゃ、・・・ちゃん」
すずかが数珠の先端を少女のすぼまりにあてがう。一瞬す
ぼまりが拒むように収縮するが、ゆっくりと力が抜けていく。
もう少女にあがらうだけの力は残っていない。元々体力があ
る方ではないし、幼い体で何度も受け止めた絶頂で使い果た
していた。
「うぅぅ……」
アリサの指が少女のすぼまりを押し広げ、すずかが一粒ず
つ小豆ほどの数珠を少女の中に埋め込んでいく。本来排泄器
官であるすぼまりはすずかの舌で十二分にほぐされ、二人の
巧みな指遣いに導かれて濡れた数珠をゆっくりと飲み込み続
ける。
「は、入って…くる……」
舌とは違う硬い感触が、少女の体内を舌よりも奥深くまで
犯す。体内で感じる初めての感覚に戸惑いつつも、少女の狭
いすぼまりは数珠が通り抜けるたびに押し広げられ、確かな
快感を受け止めていた。
「…ん…んん……ぁ…っ……」
十数個の数珠すべてが飲み込まれ、尻尾と数珠をつなぐ一
回り大きい結合部だけがすぼまりの外に飛び出す。少し押せ
ば入りそうだったが、少女を気遣ってか二人は無理に入れよ
うとはしなかった。
「・・・ちゃん。ほら、全部入ったよ。どう?」
少女からは見えないが、自分の体内に異物が入っているの
が感じられる。数珠が小さいせいか、それともすぼまりの入
り口、あるいは出口の刺激の方が強いせいか、思っていたよ
りも違和感は強くなかった。
「……思ってたより、きつくないかな。それよりも……」
「それよりも?」
少女は言っていいものか躊躇したが、意を決して不安を口
にした。
「どんどん気持ちよくなるのが怖い。わたしって、やっぱり
エッチなの?」
少女の中に入った数珠はまだ動いていないが、ただ入って
いるだけで快感を得ていた。それがどうゆうことなのか、ど
う受け止めればいいか、幼い少女には分からないことだらけ
で不安が募る。
「・・・ちゃんは初めてだから仕方がないかな。馴れたらもっ
と気持ちよくなれるよ」
「エッチな・・・はとても可愛いよ。三人でもっとエッチに
なろう」
経験者の余裕を見せる二人。今まで女の子がエッチなのは
変だという意識はあったが、あまりに堂々としている二人を
見ていると自分が無知なだけなのだろうかと思ってしまう。
「だから、もっとエッチで可愛いなのはちゃんが見たいな」
そう言って、すずかは少女のすぼまりに飲み込まれた数珠
を軽く引っ張った。
「ゃぁっ、でちゃう!」
少女のすぼまりが広がり、一番根元の数珠が顔を出す。数
珠だと分かっていても外へ出ようとする動きは排泄物そのも
ので、すぼまりを閉じようと臀部に力を込める。
「んんっ」
すずかの微妙な力加減は少女の力と拮抗し、すぼまりが数
珠の一番太いところをくわえ込む位置で止まる。しかし濡れ
た数珠は内壁を滑り、つるりと外に躍り出てしまった。
「ゃ、ゃぁぁ、んっ、んんっ」
一つの数珠が外に出ると、すぐに次の数珠がすぼまりを内
側から押し広げる。数珠を引きずり出す力よりも締め付けて
押し止どめる力の方が強い。しかし、その押し合いが生み出
す刺激が少女を焦がし、数珠を引っ張るすずかの指遣いに負
けてしまう。
「…ぁ…んっ…ゃ…ん…ん!」
ウミガメの産卵のように、連なった数珠が少女から産み出
される。産みの苦しみではなく快楽により苦悶の表情を浮か
べる少女。
「……んん…っ……は、はぁぁ」
最後の一粒を残して数珠がすべて引きずり出さる。少女が
ほっと一息ついて体の力を抜くと、両方の手にある尻尾の振
動が止まり、強く握り締めていたことに気が付く。ほうけた
目を開けると、アリサとすずかが紅潮した顔で微笑んでいた。
「もう一度、ね」
再びすずかが数珠を操り始める。二度目ということもあり、
すんなりと少女のすぼまりは数珠を飲み込んでいく。まだ楽
しむとまではいかないものの、ただ流されるだけでなく受け
止められるだけの余裕ができていた。
「は…んっ……ぁ…ん…」
汗で張り付いた少女の髪をくしけずるアリサの指。そのま
ま頬を伝って荒い息をはく唇をなでる。少女が舌を伸ばして
なめると、ほんのりと甘酸っぱい味がした。
「もう大丈夫かな。これからが本番だからね」
すずかのもつ数珠が伸びるキツネの尻尾を、アリサがふわ
りと胸元に抱き締める。
「きゃぁっ!」
突然少女の中で動き始める数珠。まだ弱い振動だったが、
体内で異物がうごめく感触とすぼまりで感じる快感にびっく
りし、両手の中の尻尾を思いっきり握り締めた。
「ひゃん!」
「や、つよいっ」
少女のよりも強い振動がアリサとすずかを襲う。激しい快
感に腰砕けになった二人は、悶える少女の上に折り重なって
倒れた。
「大丈夫?」
「ぅぅ、なんとか……これ…すごい……」
上に乗られているよりも、体内でうごめく数珠の方が強烈
で腰に力が入らない。アリサとすずかも同じようで、三人で
顔を見合わせて笑った。
「私達も脱いじゃおう」
「うん」
二人は汗やら何やらで濡れた下着を脱ぐ。少女よりほんの
少し発育のよいすずかの胸、白く透き通るようなアリサの胸。
どちらも汗で長い髪が絡み付き、ほんのりと紅潮した上半身。
何度も見たことはあっても初めて見る乱れた姿を、少女は純
粋にきれいだと感じた。
「三人一緒だよ」
両側から少女を挟むように肌を合わせ、少女にほおずりを
する二人。肌は熱く、匂いは香しく、幼く柔らかな体はとろ
けて一つになる。
「はぁぁ……」
互いに尻尾を握り合い、足をからませ、胸をこすりあわせ。
「んんっ、きもち、いぃよぉ」
小さいながらも元気よく立った少女の乳首を、ふくらみ始
めたばかりのすずかの乳房がつつむ。お互いに小さすぎて、
合わせようとしてもずれてしまう。それでも汗で濡れた柔ら
かい肌にこすられると、じんじんと痺れるように感じる。
「ゃっ、ぁぁ、すごっ、んんっ」
アリサの指が少女の幼い花弁をひらき、こんこんと湧き出
る泉の入り口をくすぐる。指の動きに合わせて少女の体を電
気が走り、さらなる淫水を泉からあふれさせる。
「ぁっ、ぁっ、んっ、ゃぁぁ」
やはり二人に責められる形になる少女は、それでも二人に
お返しをしようと懸命に尻尾を握り、撫でさする。見ること
はできなくても、手のひらに伝わる振動が二人を刺激し、耳
元に響く甘いあえぎ声でアリサもすずかも感じているのが分
かる。
「あん、やぁ、あっあっ、んくっ」
少女の中でうごめく数珠が勢いを増す。すぼまりから体の
奥深くに響く振動のもたらす快感に、少女の下半身はとろけ
て震えることしかできない。
「ひゃっ、あぁっ、やん、あ、あぁぁん」
三人絡み合った狭い空間で、二人は巧みに数珠を少女のす
ぼまりに出入りさせる。押し込まれれば背をそらし、引き出
されれば足を突っ張り、嵐のような快感にただただ翻弄され、
絶頂へと導かれる。
「もっ、やっ、だぁ、あんっ、だめぇ」
息もたえだえな少女を、二人はギュッと抱き締めた。
「・・・、好きだよ」
「わたしも。一緒に気持ちよくなろ」
二人の言葉を聞き、下腹部の奥がキュッとなった少女は、
上ずった声で二人の求めに答える。
「うん……好き、大好き!」
三人は熱いキスを交わし、ラストスパートをかけた。
「はぁ、あぁぁ、ああぁんっ!」
「んぁっ、あん、やぁああぁぁ!」
「やっ、あっ、あんっ、ああぁぁっ!」
真っ白になる意識の中、少女たちは一つとなった。