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[58](1/18)549 ◆51nyTkmf/g 2006/01/01(日) 01:00:15 ID:v72I/I8f
[59](2/18)549 ◆51nyTkmf/g 2006/01/01(日) 01:01:04 ID:v72I/I8f
[60](3/18)549 ◆51nyTkmf/g 2006/01/01(日) 01:01:47 ID:v72I/I8f

Call my name! (24)とれないっ

 下腹部をなでる風が少女の目を覚ませた。
「…ん……?」
 ゆったりとしたテンポで揺れる体。がっしりした固い感触。汗の混じった家族
の匂い。目を開けると、いつもと違う視界。塀の上で寝そべる猫と目が合う。近
所の茶虎は興味なさげに大きなあくびをしてまた寝そべった。
「……あれ?」
 もう、すぐそこの角を曲がれば家の玄関だった。バスの中で寝てしまった少女
を、兄の恭也は起こさないようにバス停からそっと背負って来たらしい。
「お、お兄ちゃん。もう家だからいいよ」
「起きたのか。どうせすぐそこだ」
 おんぶされるのは嫌いではない。それどころか好きな方だ。父の怪我で幼いこ
ろから一人で過ごすことが多かった少女には、ちょっとしたスキンシップですら
嬉しいことだったから。
「でも……」
「もうおんぶされるのは恥ずかしいか」
 確かに恥ずかしい。だが、それは恭也の言うような恥ずかしさではなかった。
(見られちゃった?)
 バス停から自宅までそれなりの距離がある。恭也に背負われた少女の姿は誰か
に見られていてもおかしくない。
 少女は片手で恭也の首にしがみつき、もう片方の手をスカートの中に伸ばす。
「んっ」
 指先に感じる滑らかな毛並み。なるべく尻尾に触らないように指を進めると、
本来隠されているはずの濡れた肌に触れる。幼いスリットを守るべき下着は、ク
ロッチがパックリと開いて用をなしていない。背負われて足を開いている上にす
ぼまりから生えた尻尾が、オープンクロッチが閉じるのを邪魔しているためだ。
(濡れてる……。お兄ちゃんの服、汚しちゃったかな)
 寝ていた時は全く気が付かなかったが、尻尾の自重ですぼまりから珠が抜けそ
うになっていた。実際には力まないと抜けないだろうが、抜けそうで抜けない微
妙な感覚が心地よく少女を刺激する。
 尻尾のある後ろはともかく、せめて前の方だけでもとクロッチを中央へ引き寄
せるが、月村家で洗ってもらったばかりの下着は既にしっとりと濡れそぼってい
た。
(恥ずかしい……)

「美由希かな。もう先に帰っているようだ」
 点灯している玄関の明かりを確認し、恭也は腰を下ろす。少女はなるべく兄の
背中を汚さないよう、そっと恭也から離れた。
「・・・、足元に気を付けて」
「うん、大丈夫……あっ」
 下腹部に違和感を感じてよろける少女を、とっさに伸びた恭也の腕が支える。
「大丈夫か?」
「……う、うん。ごめんなさい、もう大丈夫」
 兄の腕にしがみつき、足を踏ん張って立ち上がる少女。その足は何か挟み込ん
でいるように開き気味だった。
(あれ、大きくなってる?)
 少女の中に潜り込んでいる珠は、入れた時よりも明らかに大きくなっていた。
出せないほどの大きさではないが、足を閉じるとそれなりの圧迫感を少女に与え
る。まだアリサやすずかのよりは小さいが、そのうち同じぐらいの大きさになる
かも知れない。二人がしているのだから大丈夫だろうが、やはり不安になる。
「お帰りなさい、恭ちゃん、・・・」
 ドタバタしている二人に気が付いたのか、玄関の扉が開いて少女の姉、美由希
が顔を出す。
「あ、お姉ちゃん、ただいま」
 少女は不安を隠して元気よく返事をした。
「すずかちゃんちに行ってきたんでしょ。楽しかった?」
「うん、また友達になれたの」
 ある意味友達以上の関係になったとも言えるが、少女は純粋に嬉しかったこと
を姉に告げた。
「そうなんだ、よかったね……ん?」
 少女のスカートから出ているものに気が付き、首をかしげる美由希。
「えと……すずかちゃんに貰ったの。仲良しの記念だって」
「へぇ、とても似合ってて可愛いよ」
 美由希は少女の頭をやさしく撫でて少女に微笑む。まさか尻尾が少女の体に直
接付いているとは思ってもいないのだろう。
「美由希、風呂か?」
 美由希の手にはバスタオルが握られている。
「ちょうど沸いたとこ。恭ちゃんと・・・も一緒に入る?」
「そうだな、今日は先に入っておくか」
「え? え? え?」
 今まで美由希が恭也を風呂に誘うことも、恭也が少女達と一緒に入ることもな
かったため、驚いて兄と姉を見比べる少女。しかし二人とも平然と風呂場に向かっ
てしまう。
「一緒に入るの?」
「ん、・・・は一緒に入るの嫌か?」
「そんなことなけど。うん、わたしも一緒に入る!」
 まだ父と一緒に風呂へ入る幼い少女にとって、兄と一緒に入るのに抵抗はない。
滅多にないことに少女は不安を忘れ、二人を追いかけて腕にすがった。

 脱衣所でてきぱきと服を脱ぐ二人に比べ、少女の手は滞りがちだった。
(どうしよ、しっぽが外れないよぉ)
 尻尾を付けたままでは風呂に入れない。その時のためにすずかから尻尾を数珠
から取り外す方法は聞いていたが、実際にやって見るとどうもうまく外すことが
できなかった。数珠ごと体から抜いてしまうこともできたが、慣れるために本当
に困った時以外は外さないと、少女はアリサと約束してしまっていたのだ。
(困っているんだけど、でも……)
 数珠を抜いたらどうなるか。幼い体で十分に理解しているだけに、兄や姉に恥
ずかしいところは見せられなかった。
「・・・、脱がないの?」
「あ、えと……」
 どうしようかと顔を上げた少女は、タイミング悪く美由希と目が合ってしまう。
思わず尻尾を後ろに隠すが、それはかえって少女が何に困っているのかばらして
しまう行為だった。
「後ろだから取りにくいんだ。お姉ちゃんが取ってあげるね」
「えっ、い、いいよ……ぅぅ」
 逃げようにも運動の苦手な少女が剣士である姉にかなう訳もなく、あっと言う
間もなく少女は美由希に捕まってしまう。
(こっそりはずそうと思ったのに、ばれちゃうっ)
 とんでもないところへ尻尾を付けていることに何を言われるかと身を強ばらせ
る少女だったが、姉の反応は全く予想外のものだった。
「へぇ、直接体に付けるタイプなんだ。ちょうどショーツがオープンクロッチで
よかったね」
「……え?」
 驚かない姉に拍子抜けした少女だったが、力が抜けたところへ甘美な振動に襲
われて腰が砕ける。
「ゃん!」
 美由希の指が尻尾の根元を探るたび、数珠が幼い体を震わせる。美由希にもそ
れが分かっているはずだが、特に何とも思っていないようだ。
「・・・、この根元のボタンを押せばいいのかなぁ」
「んっ……そ、そのはず、んんっ」
 ただ少女の尻尾を外そうとしてくれているだけの姉に悪いと思い、歯を食いし
ばって快感に耐える。しかし、それがかえって体を強ばらせて数珠の珠をくわえ
込み、もっと振動を受け止めて幼いスリットを濡らす。
(気持ち良くなっちゃだめなのに、そんなのじゃないのに)
 そんな少女の気持ちに関係なく、美由希は少女の股間をのぞき込みながら尻尾
と数珠の接続部と悪戦苦闘していた。少女が頑張れば外しにくくなり、そうなれ
ば美由希がもっと尻尾をいじり、少女を高まらせる。
「…ん……んっ…っ!」
 危うく声を漏らしそうなところで美由希の指が止まる。
「これ、ちょっと引っ張らないとだめかも。恭ちゃん、・・・を支えてあげて」
「それは構わないが、そんなに難儀なのか?」
 先に脱ぎ終わって浴室に入ろうとした恭也だったが、戻ってきて中腰に座って
少女に肩を貸す。
「と言うほどでもないけど、・・・も慣れていないだろうから。だから恭ちゃん
に掴まっててね」
 少女も言われるまま兄にしがみつく。恭也が少女をしっかり抱きかかえたのを
確認して、美由希は少女のすぼまりを指で拡げて数珠を引っ張った。
「ゃっ、ん…ぁ…あぁっ」
 少女の身体が震え、カチャリという音と共に尻尾が外れる。
「外れたよ、・・・」
「……ぁ、ありがと、お姉ちゃん」
 力が抜けて床に座り込む少女。
(わたし、お姉ちゃんとお兄ちゃんがいるのに、イッちゃったよぉ)
 軽く達した少女をあざ笑うように、少女の体内で珠が震えた。


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