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[66](9/18)549 ◆51nyTkmf/g 2006/01/01(日) 01:06:18 ID:v72I/I8f
[67](10/18)549 ◆51nyTkmf/g 2006/01/01(日) 01:07:26 ID:v72I/I8f
[68](11/18)549 ◆51nyTkmf/g 2006/01/01(日) 01:08:17 ID:v72I/I8f
[69](12/18)549 ◆51nyTkmf/g 2006/01/01(日) 01:08:54 ID:v72I/I8f

Call my name! (26)お兄ちゃんの

「ふぇ、ごめん、ひっく、なさい……」
「よしよし、いいのよ。頑張ったね、・・・」
 しゃくりあげる少女を抱き締め、なだめすかす美由希。恭也は余計なことは言
わず、二人にシャワーを浴びせている。
(またしちゃったよ。わたし、ゆるいのかなぁ)
 幼い子供は風呂で温まると弛緩することが多い。誰にでもある生理現象で少女
が特別ゆるいのではないが、それを知っていても女の子にとって恥ずかしいこと
には変わりなく慰めにはならない。
「まだ洗っている途中なのよね。残りは私がするから、先に温まっちゃいなよ」
「……ぅ、ううん、最後までする」
 洗うはずなのに汚してしまった。それも少女のことを心配してくれた兄の指を。
だから中途半端にせず、最後までやり通す。
「そう。じゃあ、こっちの足はお姉ちゃんが洗うから、・・・は恭ちゃんのオチ
ンチン洗ってね」
「うん、オチン……えぇぇっ!」
 男性器の俗称。女性が滅多に口にすることはない言葉。それが姉の口からでる
とは夢にも思わず、さらにそれを洗うということは。
(洗うってことは、さわっちゃうんだよね)
 姉の顔を見て、兄のものを見て、兄の顔を見て、また姉の顔を見て。
「ん?」
 ボディソープを手に取った美由希は、少女が何に驚いているのか分からず不思
議そうに首をかしげる。恭也はというと、さすがにそこまでしてもらうのは気が
引けるらしかった。
「そのぐらいは自分で洗うから、・・・は風邪を引かないよう先に温まった方が
いい」
「大丈夫。うん、これくらい平気だよ」
 安心させるように笑顔で「平気」と少女は繰り返す。その瞳に兄のものを写し
て。

「えと……こうかな……」
 剛毛に包まれた根元の方を人差し指でこする。まだうなだれているものの、心
なしか風呂場に入った時より大きくなっているように見えた。
「・・・、それじゃ洗い終わるころには明日になっちゃうよ」
 少女の代わりに兄の足を洗う準備をしている美由希が、おろおろしている少女
をからかう。
「うん、そうだけど……」
 自分自身のことさえ分からないことが多いのに、自分には無いものをどう扱っ
たらいいか分からない。それにいくら決意したといえ、異性のものを触ることへ
の気恥ずかしさはどうにもならない。
「怖いことないって、自分のを洗うのと一緒だよ」
 美由希は少女の手に自分の手を重ね、兄の股間に導く。
「ぁっ」
 少女の小さな両手には少し納まり切らない兄のものは、思っていたよりも柔ら
かくて温かかった。たいした重さではないはずなのに、下にした右の手のひらに
ずっしりと重さを感じる。上にかぶせた左手からは亀の頭に似た先端がひょっこ
り飛び出て、どことなくユーモラスで頼りないそれが、少女の知る強い兄とイメ
ージが違い過ぎておかしかった。
「ほら、・・・」
 姉の手が離れ、そこには少女の手と、その中に納まるものだけ。自信無く見上
げると、少女を優しく見守る兄の顔。兄は何も言わず、静かにうなずく。
「……うん」
 ゆっくりと手を動かす。力を込めずそっと優しく、表面をなでるように。最初
はぎこちなかったが、小動物をかわいがるのをイメージすると、まるで手が覚え
ていたかのようにすんなりと動く。
(わたし、ペットなんて飼ったことないのに。なんでなつかしい感じがするの?)
 不思議に思いつつも続けていると、少女の手の中のものがピクリと動く。それ
をなでる手の動きに合わせて、寝癖の悪い子供が布団をはねのけるように少女の
指を押し上げる。
「ぁっ……」
 手の中に捕まえた蝶をのぞくように少し指を開くと、その隙間を押し広げて兄
のものが顔を出す。少女の手を甲羅とするなら、肉食の亀が頭をもたげたようだっ
た。しわしわに縮んでいたはずのものは、体積を増して固さを取り戻していく。
「大きくなってきたならリレーのバトンみたいに握って、そっと上下に動かして
みて」
 どうしたらいいか困って姉を見上げる。母と同じように生い茂った繁みで器用
に兄の足を洗っていた美由希は、空中で何かをつかむように輪っかを作って上下
に動かしてみた。
「……こう……かな?」
 幹の真ん中辺りを握り、姉をまねして上下に動かす。余っている皮が少女の指
に引っ張られ、亀頭の首元があらわになったり隠れたりするが、それも次第に動
きが小さくなる。
「……すごい……大きく…なって…る……」
 いつか学校の授業で見た発芽のビデオ。種を割って頭を出した芽がどんどん大
きくなって双葉をひろげるシーン。それと同じように少女の手には余るほど太く
なり、双葉のように雁首をひろげて少女の顔を追うように大きくなる兄のもの。
(こんなに大きく……)
 少女の手の中にあるものは火傷しそうなほど熱く、中にゴムでも入っているか
のように固く、少女のこぶし数個分でも足りないくらい長く。
(本当にこんなのがお母さんや忍さんの中に?)
 父のものは薄暗い部屋の中のシルエットだけ、すずかの部屋で見た兄のものも
大きなテレビに写されたもので感じた大きさは相対的なもの。自分の手で感じる
大きさに、少女はただ圧倒される。
(こんなの、体が裂けちゃうよぉ)
 少女の中に入っている数珠の珠よりも、アリサとすずかの珠よりも太い。さら
に珠を入れた後ろのすぼまりよりも、少女の一番大事なところは小指さえ入らな
いほど小さく狭い。それを受け入れたらどうなってしまうのか、少女の小さな身
体は未知の行為におののく。
「……、・・・ってば」
 背中に二つの柔らかな感触。
「……ぁ、お姉ちゃん?」
「お姉ちゃんじゃなくて、そんなに恭ちゃんのにびっくりした?」
 姉に後ろから抱き締められて、やっと我に返る少女。姉の声が聞こえなくなる
ほど兄のものに集中していたのが恥ずかしく、照れた笑いでごまかす。
(うん、そんなことないよね。忍さんとは違って、わたしなんかまだまだ子供だ
し)

 先に洗い終えた美由希は少女の後ろに座った。
「・・・が恭ちゃんを洗う間に、お姉ちゃんが・・・を洗ってあげるよ」
「いいよぉ、自分で洗えるから」
 背中を流してもらうくらいならいいが、きっと昨夜の母と同じようにすべてを
洗われてしまうだろう。そうなれば、自分が恥ずかしい状態になっているのが分
かってしまう。少女の大事な部分はもう指で触らなくても、こんこんと湧きいで
る泉のように濡れそぼっているのが分かっていたから。
「えー、いいでしょ。お姉ちゃんにお姉ちゃんらしいことさせてよ」
「でも……えーと……うん」
 後ろからほおずりされてそう言われると、少女も断り切れない。嫌なことは嫌
と言える少女がそれを受け入れてしまうのは、潜在的なスキンシップへの渇望以
外にも知ってしまった欲望に少なからず少女が引き付けられているためだ。その
ことに薄々気が付いてはいても、その二つを区別して解消するような器用なこと
は、幼い少女にはまだまだ難しすぎた。
「ほらほら、手がお留守になってるよ」
 姉に背中を洗われながら、再び兄のものに手を伸ばす。片手では扱え切れない
大きさになったそれを少女は両手で握り締め、時折り兄の顔色をうかがいながら
人参や大根を洗うようにしごいた。
「お兄ちゃん、痛くない?」
「いや、もう少し強くしても大丈夫」
 まるで背中を洗うことのように答える恭也。それが少女の中の強い兄のイメー
ジに結び付いて頼もしく感じる。
「・・・、そこだけじゃなくて上の方も洗わなきゃ」
「上の方……」
 少女の指に握られた太い幹、その上に生える先端の割れた赤黒い塊。握り締め
た拳を突き上げているようにも見え、少女がぶら下がっても大丈夫そうな気さえ
する。先端の割れ目から根元を結ぶ筋にそって指をはわせると、ピクッと震えた。
「きのこの傘のところに汚れがたまりやすいから、そこをよく洗ってあげてね」
「……うん」
 昨日、母に指摘された恥ずかしい洗い残しを思い出す。妹としては兄にも清潔
にしてもらいたいもの。汚れが残っていれば兄の恥で、洗った少女の恥でもある。
 少女はボディソープを追加して泡立たせ、細い指を傘の溝へはわせる。そこに
何が詰まっているのか分からないが、少女がこする度に固さを増しているようだっ
た。
(あんまり、汚れていないみたい)
 少女の時のように、指先にはっきりと分かる証拠は付着しない。普段からきれ
いにしているのか、誰かにしてもらっているのか。
(あれも洗っていることになるのかな……って、わたし、何考えてるんだろう)
 昼間見た兄と忍の情事を連想してしまって赤面する少女。ごまかそうと指先に
力を込めてしまう。
「……んっ」
「ごめんなさいっ、お兄ちゃん。痛かった?」
 泰然と少女のする様を見守っていた兄の、よく注意していなければ聞き逃して
しまうような小さなうめき声。兄の握り締めた拳がたまたま目に入らなければ、
少女も気が付かなかっただろう。
「いや、痛くはない」
「気持ち良かったからだよ。こんなふうにね」
 泡にまみれた姉の手が、後ろから少女の胸をなでた。
「え、ひゃんっ」
 姉の指がそのまま少女の頂を捕らえる。少女の幼い乳首は触るまでもなく、既
にしこっていた。
「ゃっ、お、お姉ちゃ、んんっ」
 胸を中心にはいまわる姉の手。こらえることができない痺れるような快感。
「初めてなのに恭ちゃんに声出させるなんてすごいね」
「あぁ、・・・は才能があるんじゃないかな」
 感嘆のこもった兄と姉の声。ほめるように大きな兄の手が少女の頭をなでる。
「そ、そう?」
 何の才能だろうと思いつつも、二人が喜んでほめてくれるのを嬉しがる少女。
それがほめられることなのか、そんな疑問は少女の不安と蕩けた体の中に埋没す
る。
「そうかなぁ、えへへ」
 壁の鏡に少女の体が映る。しかし、少女の笑顔は湯気の曇りに隠れていた。


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