「おまたせ。」
そう言ってフェイトの方へと向かい顔を覗きこむ。
「フェイトちゃん。もう一度聞くわ、どう?」
「何度聞かれても答えは同じです。」
「そう。わかったわ。」
そういってシャマルはフェイトにキッチンから持ってきた物を押し付けた。
「?!?!あああっぐぅぅっ!!!」
フェイトは突然、腕に痛みを感じ驚きと苦痛の為に叫んでしまった。
「どう?真っ赤になるまで熱したフォークは?」
さっきまでの笑みは消え無表情のままシャマルはフェイトの拘束されてる腕にフォークを押し続ける。
「うぅぅっっ!!!」
歯を食いしばって絶え続けるフェイト。
「あらあら、やっぱりこんなものじゃダメかしら、ちょっとまってね」
再びキッチンへと向かい、しばらくして戻ってくる。
「さ、フェイトちゃん。一応、最後にもう一度聞いてあげる。返事は?」
「くぅ・・どんな事をされても・・・聞く事はできません・・・」
「・・・・じゃあ、自分から許してって言わせたげるね。」
シャマルは再び熱したフォークを構える。
また押し付けられるのかと覚悟を決め目を閉じて身構える。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜捕らわれのフェイト、第四話〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜