「ねぇ?聞いてる?」
フォークを捻るのをいったん止めシャマルがフェイトにたずねる
「ぐぅぅっぅぁぅ・・・。わ・・・わたし・・は・・・そ・・それでも・・・」
フェイトが全てを言う前にもう一本の熱したフォークを今度は太ももに突き刺す
「がぁあがぁぅぅっあっが、っあっぁぅぅうっ!!!!!!!!」
再び声にならない悲鳴を上げるフェイト。
さらに肉と血の焼ける匂いが強く流れる。
「わたしは?なに?」
太ももに刺さったフォークをさらに強く押し込む。
「がっ!がっあぅんっっ!!!ッ!!!!!!」
「それともまだフォーク足りないかな?」
突き刺さった両方のフォークを捻りながらシャマルはフェイトの顔を満面の笑みで覗きこむ。
「ぐぁぁぅぅっ!!!あぁぁあぁっ・・いやぁぁっ!・・・もう・・いやぁぁぁぁっ!!!」
ずっと耐えていたフェイトもついに
「ふふ。あのね、さっきまでは大人しくしてるだけも許してあげたんだけどフェイトちゃん聞き分け悪くて気が変わっちゃったわ・・・ねぇ・・。」
「うぅっ、ごめんなさいっごめんなさいっ!ごめんなさいっっっ!!ごめんなさぃっっ!!!!!」
必死に泣きじゃくりながら謝るフェイト。
「それでね私考えたんだけど、フェイトちゃんが私達の玩具になるなら許してあげなくもないかな?フェイトちゃんはどう?」
「えっ・・・そ・・・それは・・・わ・・わたしは・・・ぐあうぅぁぁっっ!!!」
「わたしは?どうしたの?ほら、ちゃんと言わないとわからないよ?玩具になりたいの?なりたくないの?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜捕らわれのフェイト、第六話〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜