シャマルは腕と太ももに刺さっているフォークを交互に捻る。
「あぐっ!ああぁあぐっ!!なるっ!、なるからもう止めてぇっっ!!」
「なる?玩具にしてくださいの間違いじゃないのかな?ちゃんとお願いしないとダメだよ?」
そういって更に大きく捻る。フォークの湾曲が肉をエグり血が傷口からあふれ出る。
「!!!!!!っっゅああああっっぅっ!!!!お、玩具にしてくださいぃぃっ!!!」
「なんでも言う事きく?どんな事でもする?」
「ききますっ!!!なんでもしますからぁぁぁっ!!!!」
「そこまで言うなら仕方ないわね。シグナムとヴィータちゃん、二人はどうかな?」
「えっ!あ、うん・・・いいぜ・・・」
「あ、ああ・・・私もかまわないが・・・」
突然自分に振られ驚きふためくが何とか答える。
「ふふ、よかったわねフェイトちゃん。ちゃんと私達の命令、どんなことでも聞かなきゃダメよ?ほら、ありがとうございますは?」
フォークを今度は逆に捻る。
「あぐぅっっっ!!あ、ありがとうございっま、すっ!!!」
シャマルはそれを聞いて満足するとフォークを捻るのを止める。
「じゃあ、今度から反抗的な態度とったり言う事きかなかったりしたらもっとキツイおしおきね?返事は?」
「・・・は、はい・・・・・・」
今度はフォークを捻られる前に答えるが
「声が小さいわよ?」
そういってフォークを捻る。
「あがくぅぅっっ!!!!はっ!はい!!!」
「そうそう、ちゃんと大きな返事でね。」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・っ・・」
意識が朦朧とする中、身動きできない体を必死に動かして呼吸をする。汗を大量に吸収した為に服が肌に張り付いている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜捕らわれのフェイト、第七話〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜