私たちはコンビニでクロノくんとばったり逢ったので、一緒に買い物を済ましてフェイトちゃんの家に向かい今はフェイトちゃんたちが住んでいるマンションの前にいます。
「突然フェイトちゃんのお兄さんと会うなんてびっくりしました」
「本当よね。まさかコンビニでフェイトのお兄さんのクロノさんと会うとは思ってなかったしね」
アリサちゃんとすずかちゃんはそれぞれビックリしていました。
「あぁ本当にビックリだよ。大学が午前中で終わっていてコンビニで買い物をしてるとは思ってなかったよ」
クロノくんも驚いているようでした。
エレベーターに乗って少したって待っていたら、いつの間にかフェイトちゃん達が住んでいる階に来ていました。
現在の時間は夜6時59分だったので自分の携帯で自分家に電話をして「今日はフェイトちゃん家に泊まるから夕飯はいらないよ。ゴメンねお母さん」
母に今日は泊まることと夕飯を一緒に食べられないことを言ったら「それならしかたないわよね。電話してくれてありがとうね。作り過ぎなくて良かったから、気を付けてね。なのは」
それだけを言うと電話が切れてしまった。左右を見るとアリサちゃん、すずかちゃん、はやてちゃんがそれぞれの家に電話をしていた。
現在の時刻は夜7時30分まずはお腹が減ったので夕飯を食べることにしました。
食卓にいるのはなのは、アリサ、すずか、フェイト、はやて、エイミィ、リンディ、クロノの8人です。
夕飯を食べ終えた後は皆でトランプの大貧民と7並べ、ババ抜きをして遊びました。
そろそろ酒を飲みたいと思っていた私は「そろそろお酒を飲まない?」と、話しかけたら、エイミィさんが「なのはちゃんの意見に賛成!」
そう言ったら他の人たちも「「「「「賛成!」」」」」と一斉に言いました。
飲んだのが夜10時のことを記憶していました。
飲み始めた時は皆それぞれの飲み方をしていたのだけれど、一時間後にはエイミィさんが初めに缶ビールを一気飲みしたのを皮切りにアースラスタッフのフェイトちゃん以外の皆が一気飲みを始めました。
「はぁ…また兄さんの悪い癖が始まるよ…」
フェイトちゃんは悲しく項垂れていました。
私とすずかちゃん、アリサちゃん、はやてちゃんは頭の上に?を乗せたまましばらくフェイトちゃんの言った意味を理解することが出来ませんでした。