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[497]37564 2006/04/08(土) 01:59:26 ID:Lke3JB+R
[498]37564 2006/04/08(土) 02:00:13 ID:Lke3JB+R

魔法少女リリカルなのは、〜伝説の傭兵〜 第5話「力の差」

「遊び?そいつはそう言ったのか?」
「ああ、確かにね。それから戦闘が始まったんだけど…」

『うわああああ!!!』
『アルフ!!』
情け無い事にあたしは奴の蹴り一発で吹っ飛んじまってね、
「何!?お前ほどの使い魔を一撃で!」
「本当だよ、その後私にも来たし」
ああ、あたしの次にフェイトが奴の回し蹴りを喰らったんだ。
「フェイトちゃんが!?」
「うん、あの人は一瞬で私達の懐まで来ていたの」
あのスピードは認めたか無いけどフェイトを上回っていたよ。
「テスタロッサのスピードを上回るか、確かに強者のようだな」
しかも、スピードだけじゃなく一撃一撃がやたら重かったんだ。
「うん、バリアジャケットを着ていても、結構ダメージがあったし」
それから、戦闘が始まって10分もしない内にこっちのスタミナ尽きてきてね。
「私が一気にプラズマランサーで勝負をつけようとしたんだけど…」
「避けられちゃったの?」
いや、全弾命中したさ、でも…直撃した筈の奴が何時の間にかフェイトの背後に回り込んでいたんだ。
「…私はそこで気を失っちゃって」
「…つまり、相手はその一撃でテスタロッサを気絶させたのか」
「でも、よくその相手から逃げれたわね。そんな凄い使い手なのに」
…逃げれたとは少し違うよ。あたしが気を失って落下していくフェイトを抱きかかえた時の話しだけど…

『フェイト!しっかり、フェイト!』
『う…うう…』
あたしはフェイトが生きてる事を確認できたんだ。
そしたら、
『ふん、つまらん』
そいつはそう言って戦いを見ていた仲間の方に向かったんだ。
『待ちな!あんた達!!』
あたさはそう言って奴等を呼び止めたんだ。
『…これ以上何かようか?』
そう言ってそいつは振り返ったんだ。
『…如何してあたし達に止めを刺さないんだい?あんたの実力じゃ簡単だろ』
『…下らん質問だな、理由は簡単だ。お前等を殺したとこで俺達に何の得がある?』
そいつはそう言って仲間が張った転移魔法でどっかにいっちまってったんだよ。
その後であたしはフェイトと倒れた数人の局員を抱えてアースラに戻って今に至るってところだね。

「…つまり、かなりの実力者って事か?」
「何か身体的特徴は無いの?」
リンディはアルフにそう聞いた。
「特徴って言われてもね。あいつ等やけにヨレヨレのフードを被っていたからね、
特徴どころか、顔すら分からなかったしね」
アルフは眉間に皺を寄せながらそう言った。
「これと言った情報は無しか」
「まぁ、今言えるのはもう遅いからなのはちゃん達はもう帰りなさい」
リンディはそう言って時計に指を指した。
時計は既に8時を回っていた。
「あ、本当だ、ユーノ君送ってくれる?」
「うん、良いよ」
ユーノはそう言って転移用の魔方陣を張った。
「ついでやからうち等も入れてくれん?今日は皆で夕食を食べるし」
「そう、じゃ送ってくよ」
ユーノがそう言い終えるとはやて達5人が魔方陣に入った。
「リンディさん、さよなら。フェイトちゃん明日もお見舞いに来るから」
「うん、なのはまたね」
「途中で襲うなよ、タクシーもどき」
「…クロノ、いい加減僕も怒るよ」
すると、魔方陣の中にいた7人が転移した。

そして、三日程して、フェイトは退院し学校にも行けるようになった。


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