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[329]YUKI 二人の距離6 2006/02/15(水) 00:07:01 ID:n7lpGAIO

二人の距離6

    第2話 その一言が・・・・@

翌朝
アースラのブリッジは不思議な空気で満ちていた
いつも居るはずの人間が居ない しかも二人

「艦長・・・・エイミィとクロノ執務官がまだ・・・・」
エイミィと交代予定のオペレータが不安気に相談している

「確かに、、、ちょっと遅すぎるわねぇ。」
アースラ艦長リンディ・ハラオウン クロノの母であり、この船の乗組員にとっても母親的存在

普段絶対に遅刻はしない二人が遅刻している
しかも何の連絡も無い

普段はおっとりなリンディもこの事態に少し困惑していた
「うん、、、。わかりました。私が直接二人を呼びに行きます。」
「か、艦長がですか?」
「ええ。少し気になることもあるし、、、、
  みんなはいつも通り業務を遂行してください」
「は、はい!了解。」
リンディの心の中にも少し不安が生まれていた

そのままブリッジを出てリンディはエイミィの部屋へと向かった





「、、、、んん、、、、うん、、、、、、、、、、、、あ、、、さ、、、、?」
昨夜、エイミィは部屋へと戻ってきてから泣きつづけ、
そのまま泣きつかれ眠ってしまっていた

勿論、目覚ましなんかもセットしているわけも無く


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