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「・・・・・・と、言うことがあって、、、、、」
エイミィは昨夜の出来事を包み隠さず、全てを話した
クロノへの自分の気持ち、怖かったこと、、、、
さすがのリンディも少し驚いていたが、エイミィが話し終わると
「、、、そう、、、クロノが、、、、、、、、、、、、エイミィ、怖かったでしょう。ごめんなさい。」
リンディはエイミィを抱きしめながら優しく、エイミィの髪をさすっていた
「う、、うぅぅぅ、、、、、グス、、、、」
もう枯れてしまったと思っていた涙がまた溢れだした
しかしそれは悲しみの涙ではなく、安堵の涙
1人で悩んでいたことから、リンディという包容力ある女性に包まれることの安心感から生まれた涙
「わたし、、私、怖かった、、、クロノ君がいつものクロノ君じゃなかったことが、、」
「うん、、、、。うん、、、、。」
リンディはただ相槌を打つだけだったが、きちんと包む温かみのある声がエイミィには心地良かった
「、、、ごめんなさい、エイミィ、、。うちのクロノがあなたに酷いことを、、、、、、あなたの心を傷付けてしまったわね。」
「、、、いえ、、、私、、どうしていいのかわからなくて、、、、クロノ君が私のこと、そう言う風に見てるこは嫌じゃないんです、、、。
でも、、どうしたらいいか、、、いつもどおりにクロノ君と話す勇気無くて,,」
「いいのよ、、エイミィ、、、突然のことだったんだもの、、、、無理してクロノに逢うことはないの、、、、」
「少し距離をおいて、ゆっくりと考えることも大事よ、、、」
「艦長、、、、、」
「エイミィ、今日はゆっくり休みなさい、、、、、、、、大丈夫、、、これは艦長の特別処置よ」
「は、、、はい、、、。有難う御座います」
「それじゃ、私は行くわね。」
「き、今日はありがとう御座いました。艦長。」
にっこりと微笑むと、リンディはそのまま部屋を出て行った
「ふぅ〜、、、まさかクロノがねぇ、、、、、、
こういうときやっぱり男親が居ないと駄目なのかしら、、、」
クロノの部屋へと向かうリンディにも、やはり不安は隠せなかった
二人の間に何かあったのだろうと、リンディは予想していた
しかし、クロノの暴走までは想像しておらずさすがに驚いていた
「とにかく、まずは母親として叱らなくちゃね」
決意も新たにクロノの部屋へと向かって行く後ろ姿は、どこかオーラのようなものを纏っていた