私は寝ぼけた頭をサッパリさせたくてシャワールームに向かうことにした
「シャワールームがクロノ君の部屋に近いって問題なのよねぇ・・・」
誰に聞かれるわけでもないのでついつい愚痴が出ちゃう
なんか私おばさんくさいかも・・・・
そうすると、前のほうから数人の人影が………….ってクロノ君!!
「クロノ君どうしたの!?」
「・・・・・やぁ、エイミィ・・・・・少しミスしただけだ・・」
「っって、少しのミスで何で担架で運ばれてるのよ!?」
「ご、ごめんなさいっ!」
突然聞こえた謝罪の言葉はフェイトちゃんだった
私は傷だらけのクロノ君に気が動転していて、そばに居たフェイトちゃんの存在に気付いてなかった
「わた、私のせいで、クロノが・・・」
涙目になりながらフェイトちゃんが震えながら謝っている
「違う・・・フェイトのせいじゃない・・・・僕のミスだ」
私には何が起こったのか解らない
けど・・・
「とにかく早くメディカルルームへ!」
そばにいた救護班の隊員が叫んだ
「は、はい・・・・」
フェイトちゃんはそのままクロノ君と共にメディカルルームの中へ入っていった